| T's通信 ２００３年 １１月号 | ||||||||
| やはり天高く馬肥ゆる秋、皆様ホンマええ季節になってきましたね！食欲の秋、スポーツの秋楽しんでいますか？それにしてもすごかったですね。今年のプロ野球日本シリーズは！セパ両リーグを代表するチームが３勝３敗と言う白熱の展開を繰り広げ１０年ぶりに第７戦までもつれ込みました。 そして、本拠地チームが全て勝つと言う史上初めての結果で幕を閉じました。 ダイエーホークスの皆様！本当におめでとうございました！！２００３年10月27日、ついに闘将星野仙一監督率いる阪神タイガースは矢つき刀折れ福岡の地で散ってしまいましたが、本当に今年一年楽しませてくれてありがとう！と心の底から言いたいですね。ただ仙ちゃんファンの私としてはもう一度体調を整えて日本一と言う忘れ物を取りに帰って来てほしいなぁ！ ２年間ご苦労様でした！そして我々に本当に感動と勇気と希望をありがとう！！ のっけからプロ野球の話で申し訳ありませんでしたがプロ野球は今年も終わり我々ファンはその点は少し寂しいのですが、でもこれからは、そして何よりダイビングの秋から冬の一年中で一番よい季節になってまいります。そう考えるといつもながら今からウキウキワクワクしてきます。 我々ダイバーにとって何が嬉しいのかと言うと、何度も言いますが海の中のコンディションがこれから最高になっていくことですね。水温も太平洋側は年中で一番高くなるし、透明度も沖縄顔負けにスコーンと抜けてくるのもこの時期からです。生物も黒潮に乗ってはるばるフィリピンや沖縄などの南方の方から色とりどりのお客様がいっぱいやってきます。 もちろん地元の生物達も元気一杯ですから、この時期の生物の種類は沖縄以上です。では我々のホームゲレンデで具体的にどういう物が見れるのか近況報告と行きましょう。 ただ今太平洋側では水温２４〜２６℃と暖かく透明度は平均15〜20ｍ、良い時では30ｍを超えるときもあります。これからダイバーの特権無重力の遊覧飛行がとっても気持ち良い時期ですね。 生物もメチャ多いです。この前の四国の柏島の「後浜」では只今砂地はハゼ天国でヤシャハゼ、キツネメネジリンボウ、ヒレナガネジリンボウ、ネジリンボウ、ヤノダテハゼなどがあちこちに。いつもの鉄枠の近くには３ｃｍくらいの可愛い盛りのクマドリイザリウオ、口の中が黄色いのが特徴のアデウツボ、いつものオドリカラマツにはクダゴンベ、いつものウチワにピグミーシーホース、浅瀬のサンゴ礁では相変わらずソラスズメダイが乱舞していてその美しさたるや本当にうっとりです。 「竜の浜」ではガンガゼの上に黒白のセンネンダイの幼魚がいるではありませんか！私は以前からこの子に会いたかったので感激でした。 その後みんなで囲んでカメラでバシバシ撮ったのは言うまでもありません。そうしていると毛むくじゃらの黒いかたまりが砂地をごそごそあるいていました。 よーく見るとイザリウオの原種。もともと彼らは毛むくじゃらだったそうです。 四国の牟岐の「内湾」「ビシャゴ」では名物のクリスマスツリーのような大きなフカアナハマサンゴを筆頭に見事なサンゴ達は元気一杯だしテングチョウチョウウオやニシキフウライウオなどのレア物をはじめ色んなカラフルなチョウチョウウオやスズメダイの仲間が僕たちを迎えてくれます。南紀串本では冬季限定のレア物天国「アンドの鼻」が今年もオープン！さあ今年は何が出てくるかな？ 白浜や南部ではこれから冬にかけてはメチャ可愛いイザリウオの仲間やピカチュウことウデフリツノザヤウミウシなどレア物から普通種まで色んなウミウシが見れるようになります。 どうです皆さん？ウキウキワクワクしてきたでしょう？器材を片付けている暇はないですよ。年中無休にしてくれる偉大な黒潮に感謝しながらさぁベストの海に繰り出しましょう！ |
||||||||
今月の愉快な仲間たち
ささやかなプレゼントを送らせていただきます )^o^( |