「今年も残すところあと何日」と聞こえてくる12月を迎えますが、月日が経つのは本当に早いものですね!皆様いかがお過ごしですか?
それにしても今年の夏はメッチャ暑かったですねぇ〜!つい最近まで25度以上の夏日の日があったりやはり地球温暖化が進んできたのでしょうか?
海の中も同じで、水温は年々上がっているように思います。最近新聞でそのようなニュースが掲載されていたので少し紹介させていただきます。タイトルは「山形の海にサンゴ 北限80q上がる」
山形県鶴岡市加茂の海底で、サンゴの一種「キクメイシモドキ」が見つかりました。これまで国内で造礁サンゴが生息できる北限は新潟県の佐渡島と考えられていましたが今回の発見で北限が約80キロが北上したことになります。
元々キクメイシモドキは10℃までの低水温でも生きられるサンゴだそうです。そして同海域の冬場の最低水温は今までは約8℃くらいだったのですが最近の温暖化のせいで最低水温が10℃近くに上がってきていることが原因だろうと言われています。
初めてサンゴの存在に気付いた地元のダイビングショップのスタッフがその写真をSNSにUPしたところ、それを見て知った東京大学大学院理学系研究科の山野博哉教授が現地で海底調査をした結果、全部で9か所に分布しているのを確認したそうです。
これは世界的に凄い発見と同時に地球の温暖化も進んでいるということですよね。
今回発見されたキクメイシモドキ
我々のホームゲレンデの南紀や四国の海もつい20年くらい前までサンゴはクシハダミドリイシ(テーブルサンゴ)が殆どだったのが、今では沖縄みたいにスギノキミドリなどのエダサンゴの仲間も結構生息していて、まるで沖縄に潜っているような水中景観になってきています。
そして水温も高くなってきていますし、サンゴや熱帯魚達も越冬して今では沖縄など南方の海でしか見れなかった種も結構見れるようになってきたので、我々ダイバーにとってはメッチャ快適で嬉しくて楽しいのですが、地球温暖化の面から考えると果たしてこれで良いのかな?と思ってしまいます。
これからも皆さんとダイビングを楽しみながらこのような水中環境の変化に敏感に感じ観察し続けて、皆さんと環境問題について話し合ったり、ノンダイバーの方々に伝えていけたらなぁと思えたニュースでした(^^)
(左)串本のクシハダミドリイシの群生
(右)クシハダミドリイシとスギノキミドリイシの群生
それでは今年の沖縄ツアーとして締めくくりに行ってきた石垣島ツアー報告に参りましょうか(^^)
さすが石垣島!この時期でも水温は25〜26℃もあり、5mmのウエットスーツで快適に潜れました。当然サンゴや熱帯魚達も元気いっぱいで、そんな彼らを見ているうちにこちらもすっかり元気&癒されてしまいました。それに今回はマンタ&ウミガメ三昧でメッチャ興奮してしまいましたv(^^)v
どのように癒されたか?興奮したか?百聞は一見に如かず!写真をこの下に貼り付けましたのでぜひ観て下さい
やっぱり海って良いですね!いつも知らない間に癒されてしまいます(−−)☆彡
それでは皆様、今年も本当にありがとうございました!!
来年もこのような色んなワクワクする癒しの海に繰り出すツアーを企画しますのでぜひご一緒させて下さいね〜!!
m(^−^)m
2025年も皆様にとって健やかで素晴らしい年になりますように!!v(^−^)/