T's 通信  7月号

最近梅雨らしいジメジメした鬱陶しい日が多い今日この頃皆様いかがお過ごしですか?
今年ももう梅雨の季節を迎えますが月日の経つのは本当に早いですね。

気象庁は6/10、近畿地方の梅雨入りを発表しましたね。これは昨年より16~17日も早いそうです。
そして梅雨明け予想は例年通りの7/21頃(昨年は7/24)だそうです。(今年は長いですね~)

今年の傾向としては、前半は比較的雨は少なめですが、7月に入る後半は大雨が降る予想らしいです。
それと全体的に蒸し暑い日が多いので、それと新型コロナ感染予防のためのマスク着用等で、
くれぐれも熱中症に気を付けましょうね!


そこでその熱中症対策の一つ(^^)我々がこよなく愛するダイビングのネタで心身ともに
少しクールダウンしていただきましょう。

今回はサンゴの産卵のお話です。
沖縄の石垣島では5/11の夜、奄美大島では6/10にミドリイシの仲間のサンゴの産卵が確認されました。
沖縄や奄美は暖かいので6月をピークに9月頃まで色んなサンゴが産卵するそうです。


我々のホームゲレンデの和歌山県の田辺~串本でもご存知のように見事なサンゴの群生が存在し、
同じように産卵行動を確認できるんですよ(^^)

それで串本の産卵はどんな感じか?去年の産卵の様子を写真で見ていただきましょう。


左の写真は昼間の見事なスギノキミドリイシの群生。次の写真は卵が飛び出しそうになっている写真
次と最後の写真は夜にいっせいに卵が生み出された写真。神秘的で幻想的なシーンですね(^^)

スギノキミドリイシ(枝サンゴ)sango18sanran4.jpg
スギノキミドリイシは元来、より南方の暖かい海のサンゴです。
1992年以降の冬季海水温の上昇により、串本やその他の太平洋側の海でも
その生育が目立つようになりました。
産卵ではバンドル(卵と精子の入ったカプセル)を一斉に放出し、
バンドルはやがて弾け、同類サンゴ類のそれと混ざり合い、受精します。

皆さん今年の夏はぜひこの神秘的なサンゴの産卵を見に行きたいですね!(^-^)


それではここらで自粛休業明けの6/7に行って来た南紀田辺ツアーの写真を見ていただきましょう。

久々に潜ったのですが、海の中は以前と変わらず産後や熱帯魚がいっぱいでメッチャ癒されて帰ってきました。
皆さんやっぱり海って良いですね。いつも知らない間に癒されてしまいます。

ぜひ近々この癒しの海にエエように癒されに繰り出しましょうね~!(^-^)>