みんな幸せな気分になったところで、今度は安房から山の中に入り「ヤクスギランド」に行ってみました


ここには「紀元杉」と言う、推定樹齢3000年、樹高19.5m、胸高周囲8.1mの車で行くことのできる最も大きな屋久杉がありました。


およそ3000年を生き抜いてきたこのは「紀元杉」は、車の車窓からでも眺められる唯一の屋久杉で、 表面の胴周りはゴツゴツしており、 これは杉に害を及ぼすウイルスと戦ってきた証だそうです。
そのゴツゴツ感がまた何とも言えない歴史の重みを感じさせます。


その幹には、ヒカゲツツジやヒノキ、ナナカマド等の20種類近くの植物をやしなっていて、 それだけでまるで小さな森のようでした。



それから島の南東にある「千尋の滝」に行ってみました。


大きくV字に割れた谷間を勢いよく流れる滝の水は本当に迫力がありましたよ(^^)



その後は島の南側の「平内海中温泉」に行ってみました。


岩場の海岸の波打ち際にあるこの温泉は干潮のときにしか入れない温泉で、干潮の入浴出来る時刻が立て看板に書いていありました。


僕らが行った時は残念ながら干潮でなかったので入ることができず、見学だけさせて貰いました。


でもこの岩風呂温泉は囲いもないので入るのは勇気が必要ですね。それに混浴だし、水着禁止だし、男の僕でもちょっと恥ずかしいかも?



この後は再び島を時計回りに走り、南西にある「大川の滝」に行ってみました。


この滝はすぐ近くまで行くことができ、地響きのような水の音と、水しぶきが霧のようにまわりを包み込んでいて、その自然のミストを体全体に浴びることができ本当にリラックス&良い気持ちでした。



この後は世界遺産の「西部林道」をドライブしました


一車線の狭い山道ですがこの辺りの地形は急峻で、標高1323メートルの国割岳まで、見事な植生の 垂直分布が見られます。


日本最大の照葉樹林で世界遺産の根拠となった垂直分布が一望で きる東シナ海に面した無人地帯に広がるこの「西部林道」にはあちこちに野生のヤクシカやヤクザルが横断したり道の脇にいたりして、改めて屋久島のスケールのデカイ自然に接してびっくりするやら癒されるやらでした。



最後は、夕日が屋久島一美しいと言われる「いなか浜」を通り、今回のお宿の「海星」がある宮之浦と言う町に帰ってきてこの日の島内観光ツアーは終了しました。



その後、お宿にチェックインした後、地元で美味しいと評判の「たぬき」と言う居酒屋さんで評判通りの美味しい夕食と地元の「焼酎三岳」を頂いてこれまた幸せな気分になりました。


明日はいよいよ「もののけの森」に繰り出すぞ〜!と盛り上がったのは言うまでもありません(^^)v