T's通信 3月号
1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」と言うくらいで、2013年も明けて早いもので、あっという間にもう4月になってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?(^^)
先日3/18神戸市立須磨海浜水族園で13年ぶりにバンドウイルカ(愛称「アイ」)の妊娠を確認しました。

須磨海浜水族園では、生物の種の保存や調査・研究のために必要な「繁殖」への取り組みを積極的に行っていて、そこで同園では、平成24年10月から、繁殖を目的にバンドウイルカのオス(愛称「カイリ」)と、メスの4頭(愛称「アイ」「ラヴ」「クー」「マミー」)をショープールにて同居させてきました。
当初から、アイとカイリが一緒に遊泳している事が多く、同居を始めて2週間後に交尾行動がみられるようになりました。

妊娠判定には、血液中のホルモン値(プロジェステロン)を使用し、妊娠したバンドウイルカはホルモン値が高値を持続すると言われています。
11月の血液検査で、アイのホルモンの値は急激に上昇し、5.88〜32.4ナノグラム/ミリリットルと高値を持続しており、アイは妊娠している可能性が高いと判断し、エコー検査を実施したところ、胎仔の映像がはっきりと映っており、現在のところ順調に育っているそうです。

全国の水族館で産まれたバンドウイルカは、約10日以内に死亡するケースがとても多く、1年以上の生存率は約30%とまで言われています。
飼育員の方は「今後は「アイ」が安心して出産出来るよう、スタッフ一丸となって万全の準備で出産に臨みたいと思います。」と言っておられるそうです。
ぜひ母子共に無事出産して、早く元気で親子並んで泳ぐ姿を見たいものですね!(^ー^)

最近急に暖かい日が多くなってきました。
お花見シーズン幕開けで、いよいよ春の訪れですね。なんか気持ちまでわくわくしてきます。

海の中も同じくホンダワラやフクロノリなどの海藻が生い茂り、スズメダイやベラやハゼの仲間達の幼魚達もいっぱい生まれていてとっても活気に満ち溢れてきました。

そして昨今の温暖化の影響で、われわれのホームゲレンデ、南紀や四国の海の中も水温はこの時期でも20℃前後もあり、カラフルなサンゴや熱帯魚達もかなりの種類が越冬して海の中がカラフルで賑やかです。(不謹慎ですが我々ダイバーにとっては嬉しいことなんですが・・・。)それにこれからは透明度も良く、とっても気持ちよい浮遊感が味わえ、ダイバーになって良かった〜!と思えるシーズンに突入です。

そして何より海が空いていますので、ダイビングボートなんかも貸切状態で、自分達のペースでゆーっくりノーンビリ楽しめたり、練習したりできるので、そういった色んなメリットで僕も一番好きなホットシーズンです。
ぜひこの活気のあるノーンビリした海に遊びに来て下さいね〜!ホント心身共にリフレッシュ&リラックスですよ(^ー^)

それではこの辺で一足先に夏して来た「T's AREAパラオツアー報告」に参りましょう(^ー^)>