神戸市立須磨海浜水族園で2/11月に前肢を失ったアカウミガメ“悠ちゃん”の人工ヒレプロジェクトのこれまでを振り返り、また悠ちゃんの今後について考えるサイエンスカフェ「ここまですすんだ人工ヒレ開発-悠ちゃんの遊泳速度は回復することができるのか〜!?」を開催するそうです。
同園では、サメに前肢を食いちぎられて発見されたアカウミガメの“悠ちゃん”に人工ヒレを装着させる「悠ちゃん人工ヒレプロジェクト」を、神戸市、NPO法人日本ウミガメ協議会、川村義肢株式会社、東京大学、大阪大学、京都大学などと協力しながら取り組んでいます。
このプロジェクトは今年で4年目を迎え、これまでに失敗を重ねながら26種類のタイプの違う人工ヒレ装着に挑戦し、人工ヒレ開発は完成に(?)近づきつつあります。
この日は第27モデルの新しい人工ヒレを装着した悠ちゃんを見守りながら、遊泳速度などを自動的に記録できるデータロガーという機械を用いて、悠ちゃんの行動や人工ヒレの効果についての分析を担当している東京大学大気海洋研究所の林果林さんや、プロジェクト開始当時から人工ヒレの開発を行っている川村義肢株式会社の神田一憲さんのお話が聴けるそうです。
サメに前肢の約半分を食いちぎられ、遊泳速度が通常より約40パーセントも低下してしまった悠ちゃんは、人工ヒレによって遊泳速度を回復させることが果たしてできるのでしょうか…。
皆様よければ是非、参加してみて下さい(^ー^)
波の大水槽の
「悠ちゃん」
◆開催日◆
平成25年2月11日(月曜/祝日)
詳しくは、神戸市立海浜水族園にお問い合わせ下さい。