前述しましたが新春と言えども日本列島はまだまだ寒い日がありますが、我々ダイバーの元気の源、ホームゲレンデの南紀や四国の海の中は今年もカラフルな熱帯魚の幼魚達がフイリピンや沖縄などから黒潮に乗って流れ着いていて、とっても賑やかですし春の力強さを感じます。

南の海で生まれた熱帯魚の幼魚達が長い長い旅を経て南紀や四国にたどり着き、その海に潜ったわれわれと出会う・・・。ほとんどの場合一期一会ですが本当にロマンチックですよね。

そしていつもながらそういう海に潜って彼らの生き生きした生態を見れて、特にわれわれ関西のダイバーは本当にラッキーですし、彼らを見ているだけで毎度のことですが、いつの間にやらすっかり癒されてこちらまで元気になっているんですよね〜これが!(^ー^)

それではこの辺で、この力強い息吹とロマンの発祥の南の海に繰り出してきた「T's AREAパラオツアー」報告にまいりましょうか!(^ー^)v
T's 通信 2月号
それにしても毎年言ってますが、月日が経つのは早いですね。2013年が明けてもう1ヶ月が経ってしまいました。
今年の冬も、結構キツイ寒波が来ては、また少し暖かくなるというサイクルを繰り返し、体調管理が難しい今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

神戸市立須磨海浜水族園で2/11月に前肢を失ったアカウミガメ“悠ちゃん”の人工ヒレプロジェクトのこれまでを振り返り、また悠ちゃんの今後について考えるサイエンスカフェ「ここまですすんだ人工ヒレ開発-悠ちゃんの遊泳速度は回復することができるのか〜!?」を開催するそうです。

同園では、サメに前肢を食いちぎられて発見されたアカウミガメの“悠ちゃん”に人工ヒレを装着させる「悠ちゃん人工ヒレプロジェクト」を、神戸市、NPO法人日本ウミガメ協議会、川村義肢株式会社、東京大学、大阪大学、京都大学などと協力しながら取り組んでいます。

このプロジェクトは今年で4年目を迎え、これまでに失敗を重ねながら26種類のタイプの違う人工ヒレ装着に挑戦し、人工ヒレ開発は完成に(?)近づきつつあります。

この日は第27モデルの新しい人工ヒレを装着した悠ちゃんを見守りながら、遊泳速度などを自動的に記録できるデータロガーという機械を用いて、悠ちゃんの行動や人工ヒレの効果についての分析を担当している東京大学大気海洋研究所の林果林さんや、プロジェクト開始当時から人工ヒレの開発を行っている川村義肢株式会社の神田一憲さんのお話が聴けるそうです。

サメに前肢の約半分を食いちぎられ、遊泳速度が通常より約40パーセントも低下してしまった悠ちゃんは、人工ヒレによって遊泳速度を回復させることが果たしてできるのでしょうか…。

皆様よければ是非、参加してみて下さい(^ー^)

波の大水槽の
「悠ちゃん」

◆開催日◆

平成25年2月11日(月曜/祝日)

詳しくは、神戸市立海浜水族園にお問い合わせ下さい。