T's通信 6月号
最近朝夕、すっかり秋めいてきて一年中で一番過ごしやすくなった今日この頃、皆様如何お過ごしですか?

今年の夏も本当に暑かったですね! 先日の新聞に、北極海を覆う海氷の面積が今年夏の気温上昇に伴って341万平方キロにまで縮小し、1978年に観測を始めて以来の最小記録を更新したと、米雪氷データセンターや米航空宇宙局(NASA)が19日発表しました。

同センターの観測ではこれまでの最小は2007年の417万平方キロ。ここからさらに日本の総面積の2倍に相当する海氷が失われた計算です。1979〜2000年の夏場の平均面積に比べて半分程度にまで落ち込んみました。
「このままでは北極の氷が消失してしまう。各国は積極的な温暖化対策を取るべきだ」と警告しています。

一方今年の夏、我々のホームゲレンデの和歌山や四国の海では水温が29℃前後と異例の高水温が続いたせいか、サンゴやイソギンチャクが白くなってしまう「白化」現象が今年も広い範囲で発生しています。(健全なものは全体の1/4程度と言われています)

ご存知のようにサンゴは体内に褐虫藻という藻類を共生させ、褐虫藻の光合成からの栄養を得ています。それが高水温などのストレスでサンゴが褐虫藻を放出し白い骨格があらわになる現象を「白化」現象と言います。

水温が戻れば褐虫藻が戻りサンゴの色も復活しますが、高水温が長期に及ぶとサンゴが死滅することもあります。

そして台風も多かったですね。これも昨今の温暖化の影響でしょうか?(今年も海の中の水温が非常に高かったので台風の規模も年々大きくなっているような気がします。)

我々ダイバーの特権の一つとして、一般の方達とは違う角度(海中の世界)でこれら地球環境の変化を見ることが出来ますよね。

これからもダイビングを楽しみながら、海の中の変化を(肌で)感じて、そしてその変化をいろんな人に伝えてそのことについて一緒に話をすることが出来たら良いですね(^−^)

それではここらで、出発の前日に発生した台風16号のお蔭で珍道中になってしまった「T's AREA宮古島ツアー」報告にまいりましょうか(^^)>

宮古島に出発直前にフィリピン近海に発生した台風16号の進路を気にしつつ我々を乗せた関空発、宮古島直行便のJTA098便が定刻通り飛び立ち今年のT’s AREA宮古島ツアーがスタートしました。

と言う訳で宮古空港に着いたのはお昼前の11:35でした

宮古島に着くと本当に台風が近づいてるの?と言うくらい、メッチャええ天気で真夏そのものでした。

そんな夏の沖縄の海を前におとなしく出来るT'sのメンバーではありません。「さぁ行くで〜!」と着いて早速、水着に着替えて宮古島の海に繰り出したのは「マリンレイク」「ドロップNO.1」でした。

さすが沖縄ですね。カーッと照りつけるお天道様と、むーっとしたあの夏の香がわれわれを迎えてくれ、テンションを上げていってくれました(^^)

と言う訳で初日の「マリンレイク」から始まって今回も合計8本とよー潜ってきましたよ〜(^^)v

でも前述したように出発直前に発生した台風15号のおかげでなかなか大変でした。

しかしそこは宮古島の海を知り尽くしているマールプロモーションの川本君です。
彼が出来るだけ台風の影響の少ないところを選んで我々を連れて行ってくれたおかげで、ほぼ予定通り潜れたんです。

本当に大した男です。(夜の彼からは全然想像がつきませんけどね(^^))

それではここらでそろそろ苦労して大事に潜ってきた?宮古島のダイビングリポートにまいりましょうかね〜(^ー^)>