T's通信 6月号
残暑お見舞い申し上げます。
まだまだ夏真っ盛りの暑い日が続いている今日この頃、皆様如何お過ごしですか?

熱いと言えば先日の12日に閉幕したロンドンオリンピックの日本選手団は連日熱い戦いを繰り広げ、そして取りも取ったりで五輪史上最多の38個のメダルを獲得しました。
(その中で僕が最も感動したのは女子バレーボールチームの銅メダル獲得でしょうか?)
最近の我々日本人に欠けている愛国心を大いに思い出させてくれました。

日本選手団の皆さん、感動と勇気をありがとう!本当にお疲れ様でした!m(==)m

夏休みも終わり9月の声を聞くと、もう夏も終わりで寂しい〜!と思ってしまいますが、ところがどっこい!われわれのホームゲレンデ、南紀や四国の海には、これからあの偉大な黒潮がまともに入ってくるので透明度も水温もグーンと上がってきて、太平等側の海の中の真夏はこれからなんですよ!
そして何より魚影が濃くなってきて、一番賑やかになるのもこれからの時期です。

もう夏も終わりやから、器材を片付けようとしているのは、だれです?さぁこれからのベストシーズンの海に一緒に繰り出しましょう!本当身も心もグネグネに癒されるんですよねぇ〜!これが!v(^^)v

それではこの辺で「真夏の海を満喫しに!」と繰り出した「サイパンツアー」リポートに参りましょうかねぇ!

今回はお盆に北マリアナ諸島のサイパンに行ってまいりました(^^)

8/12の夜の21:50に関西空港を飛び立ちサイパン空港に着いたのは現地時間の2:20でした。
着いた日はさすがに夜中だったので、ホテルにチェックイン後明日からのダイビングの打ち合わせを少ししてからさっさとおやすみ〜!でした。

次の日の8/13は朝からチャーターボートでテニアン島に向かいました。

先ずサイパンでのファーストダイブはテニアン島の「テニアングロット」

「さぁ行くで〜!」と着いて早速、器材をセットしてドボーンと飛び込むと、スコーンと抜けた海!まるで水が無いような透明度で、メチャ気持ち良い〜!でした。

先ずリーフ沿いに潜行していくとオーバーハングの砂地に、今回のサイパンツアーのお目当ての一つのヘルフリッチ(シコンハタタテハゼ)がカップルであちこちにホバーリングしていました。
紫紺(シコン)色のボディがとても美しいハゼの仲間でした。

その他には日本ではめったに見られないニセモチノウオ属の一種などを撮影しながら、リーフ沿いに浅場に移動して、テニアングロットの名前の由来の大きなトンネルに入りました。

透明度が良いので、中に入ると3つのブルーの穴が素晴らしく綺麗でした。

トンネルの中では、ニシキヤッコやコガネヤッコの幼魚達がとっても可愛かったです。

2本目と3本目は「フレミング」

ここも透明度が良くそしてドロップオフが長〜く続くところで、暫しみんなでそのドロップオフの中層を気持ち良く遊覧飛行していると、いましたいました!今回のもう一つのお目当て!ニラミハナダイのハーレムが!

名前の通り目つきが悪いハナダイでしたが、ボディは言葉に表せないほどの美しさで、暫し言葉を失いました(ん?それくらい美しいと言うことです)

長い間彼らを見惚れたあと、少し浅いところを流していくと、今度はもう一つのお目当てのダブルバーアンティアスのハーレムに出会いました!

彼らも名前の通り、雄にはボディに2本のラインが入っておりとっても美しいハナダイの仲間でした!(^^)v

と言うことで、サイパンのレア物達が我々のサイパンお初ダイブを歓迎してくれたので、いつの間にやら旅の疲れもどこかにすっ飛んでしまいました。(^−^)