T's通信 3月号
先日の7月1日の朝、一日を一秒間長くする「うるう秒」が世界で一斉に挿入されました。
世界標準時と地球の自転速度に基づく時刻のずれを直すのが目的で、日本標準時子午線が通る兵庫県明石市立天文科学館(同市人丸町)でも午前8時59分59秒の後、大時計が示す時刻に同60秒を加える作業が行われました。

もともと時間は、地球の自転1回を24時間とした「天文時」が使われてきました。ところが地球の自転は遅れが生じることが分かり、そのずれを埋めるため、1972年に設けられたのが「うるう秒」で、過去40年間に挿入されたのは24回、今回は3年半ぶりだそうです。

同館は今回、めったにない挿入作業を市民に経験してもらおうと、あらかじめ希望者を募集。代表2人が、同館3階にある大時計の時刻を管理する制御盤で、専用のボタンを押して一秒の挿入を完成させたそうです。
同館の鈴木康史学芸員は「子午線上の時計を1秒でも狂わせるわけにはいかない。天体と時間のつながりを市民が感じる機会になれば」と話していたそうです。

今年は、金環日食や金星の太陽面通過など何十年や何百年に一回とかの珍しい出来事が重なる年になりましたが、何とロマンチックな年でしょう!もう今年も半年が過ぎましたが、のこりの半年もロマンチックでよい年になりますように(^−^)

それではここらで日本の梅雨のうっとうしさを吹き飛ばそう!とドボーンと飛び込んできた「南紀南部ツアー」情報にまいりましょかねぇ〜! 

と言いながらもお天気はあまり期待していなかったのですが、この日は朝からメチャええ天気になりメッチャええダイビング日和になりました(^^)v
陸上は最高気温27℃と初夏を思わせる気温になり、海の中の水温も23〜24℃と暖かく、透明度の方も15m前後と結構良く、何より海の中の生物達がいっぱいいたのでとっても快適にそしてメチャ楽しく2ダイブして来ましたよ〜!(^ー^)v


「ショウガセ」
では、前述の通りええ天気だったので、飛び込むと「あ〜気持ちええ〜!」でした。 そして皆でロープをつかんで潜行していくと、お約束のトロピカルな仲間達!コガネスズメダイやキホシスズメダイの群れが沖縄のように我々を出迎えてくれました。

彼らを掻き分け、根の壁沿いに深度を落としていくと小さい根が現れその周りにキンギョハナダイとケラマハナダイの幼魚の群れにアサヒハナゴイが2匹紛れていました。

名前の如く背中の朝日柄がとっても美しいハナゴイで暫し見惚れてしまいましたよ(^^)

またまたコガネスズメダイやキンギョハナダイやイサキの群れを掻き分けて移動し、今度はスミレナガハナダイの幼魚に出会いました。黄色のボディがとってもキュートでした。
ふと横を見るとフタイロハナゴイが群れていました。二色のボディがとても美しい奴です。

ここでも彼らの美しい姿に暫し見惚れた後、みんなでゆっくり根のトップに戻り、最後はいつものイソギンチャク畑の周りに群れていたキンギョハナダイやカシワハナダイと一遊びしてご機嫌さんで浮上しました。

気が付けば今回はハナダイの仲間特集でした(^^)>

そして只今イソギンチャクに住み着いているクマノミのカップルが卵をせっせと守っている姿が見れますよ。 いつもながらほほえましい光景でありました(^^)


2本目は「ハナレ」。 先ずハゼ探索しにみんなで砂地へ下って行きました。

砂地を少し沖出しして行くと、いましたいました!
ヒレナガネジリンボウです(^^) 白黒のボーダーラインのボディに黒い長い背ビレが本当にお洒落なハゼですよね。

水温がだんだん上がってきたせいか、あちこちでダテハゼや、オニハゼ、それにハチマキダテハゼ、クビアカハゼなどがテッポウエビと共生していました。

これからが本当に楽しみです(^^)

その後みんなでメインの根のほうに戻っていってゆっくりじっくり生物ウォッチングです。

根のすぐ下の岩盤には、黄色いコケギンポがひょうきんな顔で我々を見つめていたり、黄色いフサフサのコガネミノウミウシや、紫色と黄色が可愛いムラサキウミコチョウやウミトサカにはイソコンペイトウガニなどが綺麗で可愛かったですよ。

根のトップ辺りはお約束のカラフルなソフトコーラルにキンギョハナダイやソラスズメダイ、それに亀裂のところにはツマグロハタンポがいっぱい群れていてとってもうっとりでした。

そうそう沖縄によくいるグルクンの仲間のタカサゴの群れも現れビックリ!ここでも沖縄の雰囲気を味わえ、メッチャ癒されてから、みんなでご機嫌さんで浮上しました(^^)v


このように、只今我々のホームゲレンデの南紀や四国の太平洋側の海の中は、メッチャ熱いです!
さぁ!このメッチャ熱い初夏の海に是非ご一緒させて下さい!身も心もグネグネに癒されるんですよね〜これが(^^)