月日が経つのは早いものですね。もう2012年も半年が過ぎようとしています。

それにしても最近は特に春眠暁を覚えず(もう初夏ですが)で、朝のお布団がとっても気持ちがよく、一年中で一番気持ち良い季節の今日この頃、メンバーの皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日の21日朝、関東では173年ぶり、わが関西では282年ぶり、名古屋では実に932年ぶりに金環日食が観測されました。

太陽と月が一直線上に並んで起こる金環日食は、天体が繰りなす最もドラマチックな現象の一つですよね。
日本国中の大人から子供までがこの不思議な現象に感動で心を弾ませ、しばし昨今の世知辛いご時世を忘れさせてくれました。

中心線に近く絶好の観測場所とされていた本州最南端の串本町や、那智勝浦町や新宮市などでは観測会など多彩なイベントが開かれ、多くの観光客らが詰めかけ、「世紀の天文ショー」に歓声が上がったそうですよ。

海の中でも、我々のホームゲレンデの南紀串本では多くのダイバーが詰め掛けております。
それはアオリイカの産卵がピークを迎えているためです。

水深約20mの海底に沈められた産卵床に多くのアオリイカのカップルが一生懸命産卵しているそうで、地元の水中ガイドさんは「今年は例年になくイカが多く20〜30のペアが産卵床を覆う光景も見ることが出来る」そうで、「神秘的な産卵ショー」に水中で歓声が上がっています。

海の中も神秘と感動に満ちているぜぇ〜!ワイルドだろ〜?(ちょっと古い?)

このように初夏の海の中は、色んな海の中の生物達が産卵し始めていてとっても活気があります。我々のホームゲレンデの南紀や四国は、これから気温も水温もぐんぐん上がってきて一足先にすっかり夏の雰囲気ですよ。

それではここらで、一足先に夏してきたゴールデンウィークの西表島ツアー報告に参りましょうか(^^)
T's通信 6月号
毎年恒例の西表島ツアー。今年もゴールデンウィークに行って参りました!(^^)>

時は5/1火、我々を乗せたJTA83便が関西空港を定刻の8:00に飛び立って今年のティーズエリア西表島ツアーも始まりました。
(この飛行機は石垣直行便だったので、楽チンでした(^^)v)

石垣空港に到着してからタクシーで石垣港に移動して高速艇に乗ったら12:00前には西表島の土を踏んでおりました。

西表島に到着後は、のんびりお昼ご飯を食べ、ダイビングの用意をしてから、午後2:00頃から西表島の海に繰り出しました。

ファストダイブの「ミッドフィールド」を皮切りに今回も合計10本と、よー潜りましたよ〜!(^^)v


と言うことでこの日は「ミッドフィールド」一本勝負です。

どぼん!と飛び込むと船の下は見事なサンゴ礁が広がり、みんなで一年振りの西表の海の感触?を確認するように楽しみましたよ(^^)

見事なサンゴ礁には、やはり色取り取りの熱帯魚がつきものです。ハナゴイやテングカワハギやフウライチョウチョウウオ、セグロチョウチョウウオ、シチセンチョウチョウウオ、ミスジチョウチョウウオやデバスズメダイやアサドスズメダイ、ルリホシスズメダイ、ナミスズメダイ、ネッタイスズメダイやヒフキアイゴ、モンガラカワハギなど書き出したらきりがないほどの色んな熱帯魚達が我々のファーストダイブを歓迎してくれました。

そしてこのポイントには水路やガレ場もあり、こういうところはやはり色んな生物が棲みかとしています。

水路の窪みにはツバメタナバタウオやクレナイニセスズメやシマクダリボウズギスモドキなど。 ガレ場のガレの下にはキンチャクガニやホウズキフシエラガイ(ウミウシ)などが棲み付いていたり潜んでいたりして、ふとダイブコンピューターをみるともう一時間近くたっていました。楽しいことをしていると時間はあっという間ですね(^^)

一粒で何度も美味しいファーストダイブでしたが、今日はこれ位にしといたろ!とみんなでご機嫌さんで浮上しました(^ー^)v