今年も桜は花を散らせて来年の春に備えて新緑へと変身し、ポカポカ陽気が夏の訪れを予感させる今日この頃皆様、いかがお過ごしでしょうか?

先日の22日、環境省は野生繁殖に向け、新潟県佐渡市で放鳥した国の特別天然記念物トキの卵が孵化したと発表しました。

ひな1羽が確認され、親鳥がひなに給餌する様子も見られたそうです。
トキの卵が自然界で孵化するのは、1976年に佐渡島内で確認されて以来、国内では36年ぶりで、放鳥トキでは初めての快挙だそうですよ。

片や我が兵庫県の豊岡市城崎町の戸島湿地の巣塔では、放鳥コウノトリのひな2羽がスクスク育っています。
2羽は4月2日頃に孵化(ふか)したとみられ、一方が大きく、もう一方は小さいが、ともに親鳥に餌をねだり、巣の中をよちよち歩いて元気な様子を見せているそうですよ。
親鳥はせっせと交代でひなを見守り続け、戻ってくると餌を吐き戻して与えているそうです。どこの世界も親ってありがたいものですね(^−^)

海の中も同じで、これからはクマノミ夫婦が卵を守っていたり、クロホシイシモチのお父さんが口の中で卵を育てていたりしてとっても活気が出てきます。春は水陸共に新しい命が芽生えて本当に神秘的でエネルギッシュです。

さあこのエネルギッシュで気持ち良い春の山や海に繰り出そうではありませんか!
山も海もその中にいるだけで身も心もすっかり癒されるのですよね〜!これが!(^−^)

それではここらで気持ち良い春の海を楽しんできた「南紀南部ツアー」報告にまいりましょうかね〜(^^)

T's通信 3月号
このように只今我々のホームゲレンデの南紀や四国は、活気に満ち溢れています。 それに天気が良い日は初夏を思わせる暖かさでとっても気持ちよいですよ。 そして海に飛び込んだ瞬間本当にいやな事も何もかも忘れてしまえます。

皆さん、海ってホンマええですね(^^)
さぁ!活気溢れる初夏の海に一緒に繰り出そうではありませんか! アー気持ちええ〜!ですよ(^ー^)/
この日の南部もお天気が良く、春と言うよりも初夏のような力強いお天道様の日差しを浴びながらのとっても身持ち良いダイビングをしてきましたよ(^^)v

と言う訳で1本目は「ショウガセ」、二本目は「ハナレ」に潜りました(^-^)>

「ショウガセ」 潜行していくと、沖縄でお馴染みのキホシスズメダイやコガネスズメダイの群れが我々を出迎えてくれ、のっけからとてもトロピカルな雰囲気にしてくれました。

その後ドロップオフの中層を遊覧飛行を楽しんでいるととどこからともなくイサキの大群が現れその大きな群れが太陽に光り輝きながら泳ぎ去っていく様はなかなか圧巻でした。

まだまだウミウシの仲間も多く、、ニシキウミウシやキイロウミウシそしてウデフリツノザヤウミウシ(ピカチュウ)等が見られました。

その後は、いつものイソギンチャク畑でクマノミやミツボシクロスズメダイやキンギョハナダイ、カシワハナダイやフタイロハナゴイやミヤケテグリやアカシマシラヒゲエビなどと一緒に遊んでから皆で浮上しました(^^)

「ハナレ」もやはりウミウシが多く、ムラサキウミコチョウ、、コガネミノウミウシ、シロハナガサウミウシ、サラサウミウシ、ヒロウミウシなどが我々のデジカメ撮影会に参加してくれましたよ。

いつものメイン根の水路には、ツマグロハタンポとキンメモドキの大群が溜まり、そして彼らを狙う丸々太ったハナミノカサゴ達が地形の一部になったようでええ感じでした。

イソギンチャクには僕の大好きなイソギンチャクモエビやアカホシカクレエビ、岩盤には黄色いコケギンポやウミシダには白黒のお洒落なコマチコシオリエビが、根の壁には毎度お馴染み色取り取りのソフトコーラルに絡むオレンジが鮮やかなキンギョハナダイやブルーが鮮やかなソラスズメダイがメチャ綺麗でした。

そし根のトップでは、これまた毎度お馴染みのひょうきんなマツバギンポが我々の安全停止に付き合ってくれました。