それにしても毎年言ってますが、月日が経つのは早いですね。、2012年が明けてもう1ヶ月が経ってしまいました。

今年の冬も、結構キツイ寒波が来ては、また少し暖かくなるというサイクルを繰り返し、体調管理が難しい今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
T's 通信 2月号
前述しましたが新春と言えども日本列島はまだまだ寒い日がありますが、我々ダイバーの元気の源、ホームゲレンデの南紀や四国の海の中は今年もカラフルな熱帯魚の幼魚達がフイリピンや沖縄などから黒潮に乗っていっぱい流れ着いていて、とっても賑やかですし春の力強さを感じます。

フィリピンや沖縄で生まれた熱帯魚の幼魚達が長い長い旅を経て南紀や四国にたどり着き、その海に潜ったわれわれと出会う・・・。ほとんどの場合一期一会ですがこれもまた本当にロマンチックですよね。

そしていつもながらそういう海に潜って彼らの生き生きした生態を見れて、特にわれわれ関西のダイバーは本当にラッキーですし、彼らを見ているだけでいつもまにやらこちらまで元気になれるんですよね。これが(^ー^)

ではこの辺で新春早々この春の力強い息吹とロマンを感じてきた四国の柏島ツアー報告にまいりましょうか(^ー^)v

これは蜃気楼の一種の珍しい現象でして、神戸市垂水区海岸通の「アジュール舞子」からは、強風と高波で荒れた海上を船が行き交う中、水平線上にふわりと島の形が浮き上がって見えたそうです。

何とも不思議で神秘的な風景ではありませんか。

この現象が見れるのは冬の寒い時に限られます。海水と大気との温度差が大きいときに光が屈折して島が浮いて見える現象だからです。それも前記の条件が微妙にうまく揃ったときにしか見れないものなので、こういうのが見れると何かとっても得した気分になりますし冬もなかなかええやん!って言う気持ちになりますよね。

四季のある日本って本当にロマンチックで素敵ですよね(^−^)

1/24神戸市垂水沖で見られた「浮島現象」

先日の24日朝、近畿地方は強い冬型の気圧配置の影響でメッチャ冷え込み、兵庫県内各地で気温が氷点下を観測し、但馬北部では大雪警報が発表されました。

神戸海洋気象台によると、同日朝の最低気温は姫路が氷点下0・8度、神戸も平年より1・3度低い1・0度でした。寒かったはずですよね。

そしてこの日、神戸沖では海水と大気の温度差で光が屈折し、島が浮いて見える「浮島現象」が観測されました。

今年も新年の潜り始めは、柏島に行ってまいりました(^^)>

毎年この時期はとっても寒くなるのですが今年は期待を裏切ってお天気は快晴でメッチャ暖かく、風も波も無い絶好のダイビング日和となりました!(^−^)v

「これは春から縁起がええなぁ!」とさっさと船に乗り込み器材をセットしてドボーンと海の中に飛び込むと、暖か〜い!そしてここは沖縄?みたいな透き通ったブルーの世界が広がりました。 今回も透明度が良かったですよ〜v(^^)v

と言う訳で年明けお初に潜ったのは「民家下北北

ここはゴロタと砂地のスロープに大きな鉄枠があちこち沈んでいるところでこういうところはやはり絶好な魚の棲家になりますよね。

期待通りいっぱいの海のアイドル達に会えましたよ(^^)

先ず少し深場では、立派なサロンパスを貼ったスミレナガハナダイの雄(もう立派な雄になっていました)と黄色が鮮やかな雌達、黄色いジョーフィッシュ、オシャレハナダイ、ツキノワイトヒキベラ、シリウスベニハゼ、ナガシメベニハゼなどに会えました。

ここはサンゴも美しく、色取り取りの柔らかいサンゴや硬いサンゴが咲き乱れ、その周りにはフタスジリュウキュウスズメダイやイシガキスズメダイやタカサゴスズメダイやヤリカタギやミスジチョウチョウウオ、フエヤッコなどの色んな熱帯魚が乱舞していていつもながらここは沖縄?って勘違いしてしまうほどでした。

そうそう浅場の鉄枠の上にピカチュウことウデフリツノザヤウミウシがウサギの耳のような腕をフリフリしていてとっても可愛かったですよ(^^)

こういう水中風景はヤバイっす!メッチャ癒されますよね〜(^−^)

最後はブイ下のヤサイサンゴの中にいた小さいパンダダルマハゼと一遊びしてからみんなで浮上しました(^−^)v
2本目は「後浜5番ブイ」

ゴロタのスロープを下って行くと、ここでは大きなオドリカラマツにゴルゴニアンシュリンプが付いていました。相変わらずとっても擬態の名手でオドリカラマツになりきっていました。本当に不思議な形のエビです。