3本目は「ナカノ浜沖」

はての浜は大まかに分けると3つの浜に分かれていて、今回はその真ん中の浜、ナカノ浜の沖を潜りました。

ここは、はての浜の白い砂地がそのまま海に中に続いているので潜行するとまず白い砂地が広がりました。
この砂地を進んでいくと、砂地をキヌハダウミウシの一種やツバメガイの仲間が匍匐前進していました。

ふと上を向くと中層に小さな生き物が。何じゃこら？とよく見るとコブシメの幼体でした。とっても可愛かったですよ。

そうしているうちにサンゴ根が現れ、そこには沖縄ではお約束のスカシテンジクダイやキンメモドキやハナダイの仲間達が大きな群れをつくりそれらをサラサハタやハナミノカサゴなどが狙っている小宇宙の世界が広がりました。

隙間をのぞくと、スザクサラサエビやアカシマシラヒゲエビがウツボをクリーニングしていたり、根の際の砂地にはオドリハゼが自分より大きなテッポウエビと共生していたりと、やはりこういうところは色んな生物がいて楽しいですね。

そういうTHE沖縄の世界を堪能し、そしてメッチャ癒されてみんなで浮上しました
（＾ー＾）

3日目の午前中は「ホエールウォッチング」です。

昨日からの大きな寒波の影響でいよいよ風＆波が上がってきましたが、ここはアクティブなT's　AREAのメンバーです。
「クジラに会いに行くで〜！」とみんなで張り切って繰り出しました。

久米島の東のはての浜〜トンバラ岩近辺〜久米島の南のアーラ岳近辺まで、みんな目を皿のようにしてブロー（潮吹き）やブリーチング（ジャンプ）を探したのですが、残念ながらこの日は、現れてくれませんでした。

「自然相手やから仕方がないね」と皆さん言ってくれたのですが、言いだしっぺの私は、皆さんに申し訳なくて申し訳なくて！皆さん！本当に申し訳ありませんでした！

来年ぜひリベンジさせて下さい！ｍ（＝＝）ｍ！


ラストダイブは「ムーチーグー」

ここは久米島の東側ではての浜の南側にあるところで、白い砂地にムーチー（六つの）、グー（サンゴ根）がある久米島屈指の癒しのポイントであります。

さすが癒し系のポイントです。六つのサンゴ根を順番に回って行ったのですが、それぞれの根は特徴があって、ある根はデバスズメダイやフタスジリュウキュウスズメダイが乱舞していたり、ある根はキンメモドキやスカシテンジクダイが乱舞していたり、ある根はケラマハナダイやフタイロハナゴイやカシワハナダイが乱舞していたり、ある根ではハダカハオコゼユラユラしていたり、隙間にはミナミハコフグの幼魚やアカシマシラヒゲエビがいたり、イソギンチャクにはカクレクマノミやナガレハナサンゴには透明エビのニセアカホシカクレエビがいたり、砂地にはガーデンイールがいたりして、THE沖縄の世界に本当に癒されてしまいました。


このように今回のT's AREA久米島ツアーは、クジラは少し残念でしたが、久米島らしい地形、THE沖縄の世界、素晴らしいサンゴ礁にと、色んなポイントにバランスよく潜れて本当に楽しくそして無事終了しました。

勿論アフターダイブは、お気に入りの居酒屋「はなくめ」で今回お世話になったエスティバンの川本さんや奥さんをはじめスタッフの皆さんと一緒に打ち上げで大いに盛り上がったのは言うまでもありません。　皆様、お疲れ様でした〜！（＾＾）＞

今回も、エスティバンの川本さんはじめスタッフの方々、そして何より参加して下さったT's　AREAのメンバーの方々のおかげで、とっても楽しくそして思い出深いツアーになりました。本当にありがとうございました！ｍ（＝＝）ｍ

皆さん、海って本当にええですね（＾＾）・・・いつも新たな感動と癒しと素晴らしい思い出を与えてくれます。
またぜひ近々、近場遠方を問わず、色んな海にご一緒させて下さいね〜！（＾ー＾）/