周りにはハゼも多く、クサハゼやシマオリハゼがあちこちいたり、すぐ横の小ぢんまりしたサンゴにはミヤコイシモチの群れが、ガレバにはひょうきん顔のジョーフィッシュが、サンゴ根にはお約束のスカシテンジクダイやキンメモドキの大群にサラサハタやハナミノカサゴ、ミカズキコモンエビやオイランヨウジ、キンギョハナダイやケラマハナダイなどが群れるTHE沖縄の世界が広がりました。

そうしているうちに、ふとダイブコンピューターをみるともう一時間近くたっていました。楽しいことをしていると時間はあっという間ですよね(^^)

一粒で何度も美味しいファースト&セカンドダイブでしたが、今日はこれくらいにしといたろ!とみんなでご機嫌さんで浮上しました(^^)v
2日目やはり台風のうねりが南から入ってきましたがさすが西表島。どこかで潜れます。
と言うことでこの日我々は西表島の西側の波の穏やかなポイントに潜りました。

先ずは「外離れ南」です。

ここはサンゴ礁とコンパクトなドロップオフとその下はなだらかな砂地とガレ場が広がるポイントでした。
こう言う色んな水中環境が揃っているところは、やはり生物が多いですね。

サンゴ礁では、ハクテンカタギやシチセンチョウチョウウオ、イッテンチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間、アサドスズメダイやネッタイスズメダイなどのスズメダイの仲間、
ドロップオフではクマザサハナムロやウメイロモドキのグルクンの仲間、その下の砂地ではオドリハゼやハタタテシノビハゼ、ヤマブキハゼなどが沖縄らしくそして可愛らしい姿を見せてくれました。

ここはウミウシも多く、キスジカンテンウミウシやミゾレウミウシ、ダイアナウミウシなどが我々のデジカメの被写体になってくれました(^^)

最後はサンゴ礁に戻って安全停止をしていると、三匹のアカククリが触れそうなくらい近くまで寄って来てくれて、本当に癒されました。

この日も一粒で何度も美味しいお得なダイビングでした(^^)

2本目は「ハナゴイの根」

先ずサンゴ礁の棚を少し下った砂地と小さなサンゴ根が点在するスロープで、スミレナガハナダイの大きなハーレムが見られました。

♂が婚姻色を出しながら、自分の縄張りを誇示したり、♀の気を引いたり♂同士けん制仕合ったりして、とっても賑やかな雰囲気でしたし、その時の♂達はとっても美しかったですよ(^^)

その後、サンゴ礁の棚に戻ると、ポイントの名前通り、いーっぱいのハナゴイやアカネハナゴイがサンゴの上を乱舞すると言う、これまた「THE沖縄」の世界が広がり、彼らを見ているだけで、身も心もすっかり癒されてしまいました(^^)

3本目は「ティーズエリア」

結果的にはここがラストダイブになってしまいましたが、我らが「ティーズエリア」、やっぱりここは面白いですね(^^)

ユビエダハマサンゴの群落は格好の小魚の棲家になっておりまして、今年もネオンテンジクダイ、スカシテンジクダイ、アトヒキテンジクダイ、イトヒキテンジクダイ、マンジュイシモチなどのとっても可愛いテンジクダイの仲間がいっぱいでしたよ。

そして隣のナガレハナサンゴには、心の美しい人にしか見えないニセアカホシカクレエビがいたり、レンゲウミウシや和名のないツバメガイの仲間ケリドヌラワリアンスが砂地を這っていたり、少し浅瀬の砂地には、ギンガハゼがあちこちいたり、もっと浅瀬の海草ウミショウブの林には、珍種のフチドリカワハギがひそんでいたりして、今回も本当に楽しませてくれました。

あまり楽しいので今年も水中ガイドの梅ちゃんと目を合わさない様にしていたのですが、ついに目が合ってしまって無常の浮上のサイン?を出されて、後ろ髪を引かれながらみんなで浮上しましたv(^^)v 皆様、本当にお疲れ様でした〜!!
m(^−^)m