残暑お見舞い申し上げます。
と申しましても、9月に入ってこの暑さはどないです?まだまだ酷暑が続く今日この頃、皆様如何お過ごしですか?

この酷暑の影響は、神戸の須磨海水浴場の人出にも大きな影響を与えたようです。
神戸市によると、阪神大震災以来の少なさだった昨年をさらに下回ったみたいです。昨年は悪天候に泣き、今年はお天気は良かったが暑過ぎた為では?と言う話でした。
それを証拠にクーラーが効いて涼しい映画館「OSシネマズミント神戸」の8月の興行収入は昨年比で30〜40%増加したらしいですよ。

いずれにしても夏休みも終わり9月の声を聞くと、もう夏も終わりで寂しいなぁ〜!と思ってしまいますが、
ところがどっこい!われわれのホームゲレンデ、南紀や四国の海には、これからはあの偉大な黒潮がまともに入ってくるので透明度も水温もグーンと上がってきて、太平等側の海の中の真夏はこれからなんですよ!
そして何より魚影が濃くなってきて、一番賑やかになるのもこれからの時期です。

もう夏も終わりやから、器材を片付けようとしているのは、だれです?さぁこれからのベストシーズンの海に一緒に繰り出しましょう!本当身も心もグネグネに癒されるんですよねぇ〜!これが!v(^^)v

と言う訳でこの辺で「さぁベストシーズン到来や!」と繰り出した「四国牟岐ツアー」リポートに参りましょうかねぇ!
T's通信 6月号
今回は四国徳島県の牟岐にお泊りで行ってまいりました(^^)

土日共、残暑と言うより真夏のメチャええお天気で、海に飛び込んだ時の気持ちの良いこと!

海のコンディションも最高だったし、いーっぱいの海の生物達に囲まれてめちゃ快適に楽しんでまいりましたよ(^^)v


と言うことで土曜日の1本目は「内湾」に飛び込んできました。

牟岐大島の西側南の湾内のポイントで、名前もそのまんまの「内湾」。

ここには大きなフカアナハマサンゴ(高さ約12m、直径も約10mの三角錐型)、通称「千年サンゴ」が有名なところであります。

只今砂地にハゼ達がいっぱい出ているということだったのでまず砂地を探索してみると、いましたいました!
ネジリンボウのカップルがあっちもこっちも、オニハゼ、オニハゼSP?ハチマキダテハゼ、ダテハゼなどがテッポウエビと共生していました。

サンゴ礁に戻ると、トノサマダイ、ヤリカタギなどのチョウチョウウオの仲間、岩盤の隙間にはオキナワベニハゼ、イチモンジハゼ、ミズガメカイメンにはアワセイソハゼやアカホシイソハゼなどのイソハゼの仲間などが、まるで和洋折衷のお弁当のように温帯の生物と熱帯の生物が共に生活しておりました。

この辺が偉大な黒潮の恩恵を受ける日本の太平洋側の海の素晴らしいところですね。世界屈指の生物層を誇るんですよ。

ウミウシや甲殻類の仲間達も多くとっても得した気分のダイビングでした(^^)v


2本目は「アカバ」。ここも大島の西海岸のポイントです。

ここはコンパクトな水路やドロップオフや根がある地形が面白いところで、ここでも色んな生物に出会えました。

水路や壁や根には、カラフルなソフトコーラルが咲き乱れ、その周りに赤やオレンジが鮮やかなサクラダイやキンギョハナダイや、ブルーが鮮やかなソラスズメダイなどが乱舞して本当に美しかったですよ(^^)

ここも甲殻類やウミウシも多く、ソフトコーラルにホシゾラワラエビ、紅いイソギンチャクにカザリイソギンチャクエビや岩盤にカラフルなシライトウミウシなどが我々の目を楽しませてくれました(^^)