さすが2月は「逃げる」と言うくらいで、2008年も明けて早いもので、もう3月になってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日の2/19、今年も北海道の網走地方気象台はオホーツク海の流氷が接岸し、船舶が航行できなくなる「接岸初日」を観測したと発表しました
同気象庁によると、接岸は平年より18日遅く、昭和34年の統計開始以来2番目の遅さだったそうですよ(^^)
これもやはり温暖化の影響でしょうね。

われわれのホームゲレンデ、南紀や四国の海の中も、温暖化の影響が顕著に出てきました。
水温はこの時期でも18℃前後もあり、年々水温が上がってきているように思います。

カラフルなサンゴや熱帯魚達もかなりの種類が越冬して海の中がカラフルで賑やかです。(不謹慎ですが我々ダイバーにとっては嬉しいことなんですが・・・。)それに透明度も良く、とっても気持ちよい浮遊感が味わえ、ダイバーになって良かった〜!と思えるシーズンに突入です。

そして何より海が空いておりますので、ダイビングボートも貸切状態で、自分達のペースでゆーっくりノーンビリ楽しめるので、そういった色んなメリットで僕も一番好きなホットシーズンです。

ぜひこのノーンビリした海に遊びに来てくださいね〜!ホント心身共にリフレッシュ&リラックスですよ(〜〜)

それではここらで、今月も母なる海の近況報告にまいりましょうかね〜(^ー^)
T's通信 3月号
最近お天気の巡り会わせが悪く、なかなか海に繰り出せなかったのですが、
今週は久々南紀南部に行ってまいりました(^^)

やはり冬の海は、いいですねぇ〜!海の中が澄んでます!
と言いたかったのですが、この週は金曜日から土曜日にかけて大雨が降ったせいで
川の流れが入り、透明度も悪く、水温も低くなってしまってコンディションは良くなかったのですが、そんなことにめげる我々ではありません。
「こんなときもあるさ!(^^)」とみんなでさっさとドボーンと飛び込んでいきました。

1本目は「ショウガセ」に潜りました。

中層には相変わらず沖縄によくいるコガネスズメダイやキホシスズメダイの群れが我々を迎えてくれました。

彼らをかき分けて中層を流していくと、いつもの黄色いオドリカラマツに赤白のクダゴンベのカップルがいてくれていました。彼らを水中ライトで照らすと本当に綺麗でしたよ。

根の上のイソギンチャク畑には相変わらずミツボシクロスズメダイやクマノミがいっぱいいたり、カシワハナダイの♂が婚姻色を出して♀に求愛していたり、小さな穴にはフトスジイレズミハゼのカップルのつぶらなグリーンの瞳と目が合ったり、ソフトコーラルにタイガースカラーのトラフケボリダカラガイのカップルが絡んでいたりと、とっても癒されてしまいましたよ(^^)

2本目は「プラム」です。

ここでは黄色に褐色の模様入りのイロカエルアンコウや白っぽいソフトコーラルに隠れていた白っぽいタツノオトシゴがええ感じで我々のデジカメ撮影会に参加してくれました。

ここは相変わらずカラフルなソフトコーラルが多く、水中ライトで照らし出された彼らにはいつもながら本当にウットリさせられます。
その間にはアオウミウシやシロタエイロウミウシ、シロイバラウミウシやタルダカラガイなどが目に入ってきたりで、陸上ではお目にかかれない色彩にすっかり目の保養になりました。

そしてこのダイビングで、丸ちゃんことM本さんが見事300本を達成されました!!本当におめでとうございます!!m(==)m
これからも一緒に感動の瞬間を求めてお茶目なダイビングを続けましょうね〜!v(^^)v
今回は大雨のおかげで川の水が流れ込み、一時的に水温も透明度も落ちて、寒かったのですが、これは一時的なもので、またすぐに偉大な黒潮が暖かくて澄んだ水を運んできてくれて快適に潜れるようになるのでご安心下さい!

と言う事でまたぜひ近々、これからのノ〜ンビリしたベストシーズンの海にご一緒させて下さいね〜!!(^^)v