2日目1本目は「デパバ」というところに潜りました。

メートル島の裏側に位置し、砂地に小ぢんまりした根が点在するところでありました。

砂地では、その名もエレガントゴビーという名の南太平洋固有のハゼや、フィリピンでよく見たレッドマージンシュリンプゴビーが見られました。そしてなぜかヒメユリハゼがやたら多かったなぁ。

小さなサンゴ根にはこれまた固有のバリアリーフクロミス(スズメダイの仲間)や、ロイヤルドティーバック(メギスの仲間)、大きな根の周りにはイエローバンテッドスナッパーやオオカマスが群れていたり、最後はギンガメアジがトルネード状に登場してくれたりして盛りだくさんなダイビングになりましたよ(^^)


2本目は「セシュクロワッサン」
ここはー10mまでのサンゴ礁が美しいポイントで、むちゃくちゃ魚影が濃いところでした。

薄い黄色のニセクロホシフエダイと濃い黄色のロクセンフエダイがじゅうたんを敷き詰めたように群れていたのは圧巻でした。

固有種のスズメダイの仲間も豊富で、ローランズダムゼル、ポリネシアンデムワーゼル、バリアリーフクロミス、ハーフアンドハーフクロミス、ホワイトレイズサージャント、レッドアンドブラックアネモネフィッシュ、バリアリーフアネモネフィッシュなどがあちこちで見れました。

彼らは勿論日本では見れないので、みんなで興味深く観察したりパチパチ撮影したりとっても楽しかったですよ。こういうところが外国の海を潜ったときの楽しいところですよね(^^)v

そしてここでは、なぜかフタスジタマガシラやヨメヒメジなどが群れているのです。日本では単体か数匹でいる場合が多いのですが、「所変われば」でしょうか、本当に不思議に感じました。海って面白いですね!

そしてここは昔水中リゾート計画?があったみたいで水中に人間が滞在できるように水中ドームが設置されていました。でもこの計画は途中で中止になったみたいで、右の写真の水中ドームにはついに一人も宿泊しなかったみたいですよ。

と言う訳で、今回のニューカレドニアのダイビングも無事そして楽しく終了しました。

今回は4本しか潜らなかったのですが、いっぱいの南太平洋の固有種やフタスジタマガシラなどの日本にもいる普通種達が異常に群れていたりで何か変なそしていつもと違う海を優雅(エレガント)に堪能してきました。

そして魚たちも我々を見てもあまり逃げずエレガントに泳いでいる様は、さすがおフランス!品がありましたよ(^^)