今年は、冬らしい「寒〜っ!」と言う日がほとんど無く、秋から冬を飛び越えていきなり春になったような
ポカポカ陽気が続く今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?

気象庁の発表では、神戸の開花を二十五日と予想。兵庫県内では二十六日、豊岡市内で開花が宣言され、神戸市内でもすでに各地で咲き始めています。しかし神戸市の桜(ソメイヨシノ)の開花宣言は予想より遅れています。

神戸海洋気象台が宣言の基準にする神戸市灘区の市立王子動物園の「標本木」が、まだ咲いていないためです。
最近の陽気で、同園でも五分咲きの桜があるのに、標本木はなぜか取り残されているそうで3/30現在ではまだ一輪しか咲いていないそうですよ。(5輪以上咲くと開花宣言) けったいな話ですよね(^^)でも、この陽気は当分続くみたいなので、もう間もなく神戸も開花宣言されるでしょう(^^)(このT's通信が届くころには開花宣言されているかも?)

それにしても最近本当に暖かいですね。近年の温暖化は不謹慎ですが我々ダイバーにとっては本当に嬉しいことですよね。水温は暖かく潜っていて快適ですし、透明度は良いですし、サンゴや熱帯魚は元気いっぱいです。
そして今まで南方の海でしか見れなかった生物が(例えばヤシャハゼとかホムラハゼとか)、我々のホームゲレンデの南紀や四国の海でも見れるようになってきました。これもけったいな話ですよね。

我々はこれからも楽しみながら、そして癒されながらいつもの海のいつもと違うところを皆様と一緒に観察していきたいと思いますし、T's通信で皆様にご報告していきたいと思います。。

それではここらで、最近リラックス&癒されて来たT's AREAホームゲレンデツアー「南紀串本大島の須江ツアー」報告にまいりましょうかね〜(^ー^)

T's通信 3月号
週末の天気予報では寒の戻りで寒くなると言っていたのですが、なんのなんの朝からお天道様も張り切ってめちゃ暖かい快適な一日になりました。

と言う事で春の優しい日差しを浴びながら飛び込んだのは、ボートダイビングで「ナギザキ」でした。
ここはオシャレハナダイやキシマハナダイなどハナダイの仲間のレア物が多いところで、今回は何とフチドリハナダイがメインの根と砂地の境目あたりにいましたよ。とっても美しいハナダイです。でもまだまだ人馴れしていないので残念ながらすぐに壁の隙間に隠れてしまいましたけどね(^^)
右の写真はちょうど隙間に入る直前です(T-T)
その他にはケラマハナダイ、カシワハナダイの♂♀、スミレナガハナダイの♀等が次々とその美しくて妖しい姿を見せてくれました。

根沿いに浮上してみると、今度は黄色いフトヤギに赤い格子柄のクダコンベがチョコンと乗っかっていました。その子を下から見上げると、ブルーの海をバックにとっても綺麗でしたよ。

帰り道ではクダヤギに潜んでいたクダヤギクモエビを見つけました。彼は擬態の名人です。本当によーく見ないとわかりませんよね。でも写真に撮るととっても美しいエビ(僕はそう思うのですが)なので見つけたときは必ず記念撮影してしまいます。
勿論今回もいっぱい撮ってしまいました(^^)
2本目は「内浦ビーチ」に潜りました(^^)>
ここは緩やかな砂地のスロープが広がるレア物ポイントであります。

今年も只今ミジンベニハゼが大量発生していてあちこちであの黄色い体にグリーンの愛くるしい瞳で我々に愛嬌を振りまいてくれておりました。
その中でも−22mの砂地に埋もれているビンにいたミジンのペアーが一番人懐っこくてとっても可愛かったです。その横のビール瓶の中にはスナダコが棲んでいてビンの口から我々の様子を窺がっている彼の姿もこれまたとってもひょうきんで可愛かったですよ(^^)

その後はみんなでテトラポットの捨石のところに帰って、今度はハナゴンベとマトウダイと記念撮影です。
ハナゴンベは我々に相変わらず美しい姿を見せてくれ、マトウダイは相変わらず間の抜けたひょうきんな姿を見せてくれたりして、今回の須江の海も彼らのおかげでノーンビリ楽しんできましたよ(^^)v

勿論帰りは、温泉にどーップリ浸かって身も心もすっかり癒されてみんなでご機嫌さんで帰ってきました(^^)>
このように只今我々のホームゲレンデの南紀や四国は、活気に満ち溢れています。それに天気が良い日は初夏を思わせる暖かさ?でとっても気持ちよいですよ。海に飛び込んだ瞬間本当にいやな事も何もかも忘れてしまえますよね。
さぁ!活気ある初夏を感じる春の海に一緒に繰り出そうではありませんか!アー気持ちええ〜!ですよ
(^^)/