この度、石垣島の川平湾米原Wリーフに我々のショップの名前がついたポイントが
できました。名付けて「ティーズエリア パート1」v(^^)v
と言う訳で3本目は早速ここに潜ることにしました。
ここも名前の通り?と申しましょうか。我々ティーズエリアの面々が好きそうなガレ場が
広がるポイントで、我々にとっては宝の海でした。
サンゴの死骸や小岩をめくると出てくるわ出てくるわ(^^) 
フリソデエビにバイオレットボクサーシュリンプにキンチャクガニにフシウデサンゴモエビが!大きなバイカナマコにはウルトラマンのようなウミウシカクレエビのカップルと小岩の上には見事に擬態したコノハガ二が!
みんなで順番に撮影会を楽しんだのは言うまでもありません。
エビカニ大好きのティーズエリアのメンバーにとって答えられないポイントでした(^^)
2本目は「米原Wリーフ南 サンゴ畑」
砂地とガレのスロープを下っていくと-20mあたりにオキナワサンゴアマダイ(彼らにしては浅い水深)がいました。シルバーのボディと縁の淡いブルーがとっても怪しい雰囲気を出しておりました。
その後スロープ沿いに水深を上げていくと名前通りサンゴ畑が広がります。ここもとってもサンゴが美しくとってもうっとりでした。手の平サイズのイソギンチャクにカクレクマノミやハナビラクマノミやニセアカホシカクレエビなどがいて写真が撮りやすかったしすごくいい構図になりでええ感じでしたよ(^^)
そしてサンゴ礁の横のガレ場では、フリソデエビがフリソデをフリフリして我々を呼んでくれました(^^)v
なんだかんだ言ってもう6月ですね。つい最近まで寒い寒いと言っていたような気がしますが、春眠暁を覚えず(もう初夏ですが)でお布団がとっても気持ちがよく、一年中で一番気持ち良い季節の今日この頃、メンバーの皆様いかがお過ごしでしょうか?
でもお昼間でお天気のよい日は、もう夏の雰囲気ですね。
先日新聞に滋賀県の琵琶湖岸で夏を呼ぶ花ハマヒルガオがこの初夏の日差しを浴びて咲き始めたようです。
直径約5cmの可憐な桃色の花が景観に彩りを添えています。
近頃陸上はとっても活気が出てきました。
海の中も南紀や四国の太平洋側は水温も22〜23℃と急に上がってきてとっても活気は出てきましたよ。
最近の海の中の初夏の出来事と申しますと、南紀や四国などの太平洋側でのアオリイカの産卵でしょうか。
昨年11月、ラムサール条約に登録された南紀串本でアオリイカの産卵がピークを迎えています。
体長30〜80cmのアオリイカのペアーが沖合いから次々と現れ、交接した後白い寒天状の卵のうを産み付けております。その産卵床は和歌山県特産、備長炭の原料となるウバメガシの枝を束ねたもので、地元ダイバーが沈めたものです。
一度の産卵で500〜8000個の卵を産む様は圧巻です。
この感動的なシーンは6月半ば頃まで見れるので、ぜひ一度感動の瞬間にご一緒させてくださいね(^^)>

それではここらで、一足先に夏してきたゴールデンウィークの石垣島ツアー報告に参りましょうか(^^)
石垣空港に着くとさすが沖縄です。もうむーっとした夏のあの香がわれわれを迎えてくれました。
この香りを嗅ぐといてもたってもいられなくなるのがわれわれダイバーです。到着してすぐに川平湾に移動し早速石垣島の米原でのファーストダイブを皮切りに10ダイブと今回もよー潜って来ましたよ〜!(^^)v
1本目は「米原Wリーフ ハナダイリーフ」
米原ビーチ沖にある2つの大きなサンゴ礁の内側にあり、この大きなサンゴ礁のおかげで波やうねりにも強く、お魚達やわれわれダイバーに恰好の住処やダイビングポイントを提供してくれています。
ここは名前通りアカネハナゴイやキンギョハナダイ、そしてブルーの美しいデバスズメやこれまた黄色が鮮やかなネッタイスズメダイがわんさかいて、そんでもって彼らがこれまた見事なサンゴ礁と絡むものですから長い間みんなで目がハートになって見とれていました。「時間が経つのも忘れるとはこのことやな!」と思ってしまうほど見事な風景でありました。そうしているうちにみんなすっかり長旅の疲れも揉み解されていきましたとさ(^−^)
2日目1本目は「ブルーガーデン」というところに潜りました。
ここはユビエダハマサンゴが群生しているところがありそこに毎年この時期コブシメ(大きなコウイカ)が産卵しにくるので今年もみんなで行ってみました。
しかし残念ながら今回は見ることができませんでしたが、こんなことでめげるT'sのメンバーではありません。
まぁ自然相手ですからこういうときもあるさとみんな色んなものを見つけては教え合いっこして楽しみました。
見つけた獲物は、ヘラジカヤサイサンゴにいたカサイダルマハゼ、ハナヤサイサンゴにいたパンダダルマハゼとサンゴテッポウエビ、サンゴ礁の下というか横というかにあるガレ場では情けない顔のカメンタマガシラやキンチャクガニや怪しい中国人の顔のようなワライボヤなどがわれわれと遊んでくれました。
僕は特にワライボヤが気に入りました。水中で撮影していると笑いが止まらなくなってマスクにガバガバ水が入ってしまいました(^^)
まあ皆さん、見てやってください(^^)>
T's通信 6月号

その後はゆっくり浅場のサンゴ礁に戻ってハナダイやスズメダイ、チョウチョウウオのトロピカルな仲間達やイシガキカエルウオなどのおとぼけ者達が迎えてくれ、彼らとのーんびり遊んで気ぃよーくして上がって来ましたよ。

今回も、ネイチャー石垣島の多羅尾さんや糸山さんのおかげで、そして何より参加メンバーの皆様のおかげでとっても楽しいツアーになりました。
次回は7/14〜19の西表島です。
次回もめちゃ楽しい沖縄ツアーにしましょね!
v(^^)v
そして前述しましたが近場も只今とっても活気があって楽しいですからこちらの方もぜひご一緒させて下さいね!!(^^)>

ラストダイブは、パート1に続きこの度川平湾の米原に二つ目の我々のショップの名前がついた「ティーズエリア パート2」に潜りました。
ここもパート1同様ガレ場と砂地に小じんまりしたサンゴ根が点在するTHEマニアックと申しま
しょうか、THE変態ポイントと申しましょうか、我々海中生物何でも大好きダイバーにとっては天国のようなめちゃ楽しいポイントでした。
船下に集合して、まずはガレ場にレッツゴー!小岩やサンゴの死骸を丁寧にひっくり返していくと、出てきましたよ!フリソデエビやキンチャクガニ、フシウデサンゴモエビなどの甲殻類達。小岩の上のクロガヤに上手に擬態していたカゲロウカクレエビ。
その後サンゴ根に帰ってくるとイソバナには真っ赤なイソバナガニが、ヘラジカヤサイサンゴ
には目やボディがとってもキュートなセダカギンポやカスリフサカサゴが、そしてサンゴ根の
上には僕の大好きなアカネハナゴイやキンギョハナダイが乱舞して、我々のラストダイブを
盛り上げてくれました。(^^)
そして最後はそのメインのサンゴ根で彼らと一緒に別れを惜しみながら安全停止をして今回の石垣島ツアーも気ぃーよーく!そして無事終了しました!(^^)>

2本目は、最後にもう一度マンタに会いに行こう!と「石崎マンタスクランブル」へ!
(^^)
今回もマンタがよくホバーリングする根の中腹くらいにみんなで根待ちしていたのですが、残念ながら今回はマンタは登場してくれませんでした。
でもいつもながらこんな時もあるさと、サンゴ根の住民たちと遊びました。
イソギンチャクにカクレクマノミ、サンゴの穴に出入りしていたイシガキカエルウオ、ヘラジカヤサイサンゴの中にパンダダルマハゼやダンゴオコゼ、正面から見ても逆から見ても面白い顔に見えるサンゴテッポウエビなどが我々と一緒に遊んでくれました。
船までの帰り道では、ハクテンカタギやミカドチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間やブルーの鮮やかなハナゴイのハーレムや県魚のグルクンことクマザサハナムロの大きな群れが我々を見送ってくれましたよ(^^)>
最終日1本目は「コーラルドロップ」に潜りました。
ここはサンゴのリーフや水路、トンネル、砂地やガレ場があったりでとっても沖縄らしい美しいポイントでありました(^^)
特にサンゴがすばらしく、エダサンゴやテーブルサンゴやヤサイサンゴやキクメイシの仲間がところ狭しとひしめき合って群生しておりそれはそれは美しい景観でした。
それらに色とりどりの熱帯魚達が乱舞するものですから、身も心もとっても癒されてしまいました。いつもながら本当にダイバーになってよかった〜!と思える瞬間でありました。
三本目はコブシメの産卵にリベンジだ!と「ブルーコーラル」にもう一度潜ってみました。
今度も同じユビエダハマサンゴの群生に行ってみると、いましたいました!コブシメが。そして産卵の真っ最中でした。
一旦コブシメの♀が産卵しだすととっても大胆になり、我々がいてもおかまいなしで、目の前で感動的な産卵シーンを見せてくれましたよ。
産卵の手順は@♂と♀がキスをするようにお互い交接します。その時♂は♀に精子の入ったカプセルを渡します。
A♀は水の噴射孔からピンポン球くらいの卵を手を上手に使って1つ取り出しこれまた10本の手を上手に使って♂からもらった精子のカプセルを開け卵に受精させます。
Bそしてサンゴの隙間を選んで手を背伸びをするように伸ばして奥のほうに産み付けます。
C産み付け完了後は10本の手をパっと広げるのですぐ分かります。これを一つ一つ延々と繰り返します。この間♂はどうしているかと申しますと、♀の近くにいてしっかりガードしています。僕らが近づいてもけなげにも♀をかばうような仕草をして見守っていましたよ。
この感動のシーンを今年も遭遇できて本当にラッキー&感動でした!(^^)v
二本目は「石崎マンタスクランブル」に潜りました。
今回のお目当てはやはりマンタ!
マンタのホバーリングする根の周りで待っていると、今年もやってくれました!2枚のマンタがかわるがわる何度も我々の目の前をゆっくり旋回してくれてとっても感激でしたよ(^^)
やっぱりマンタは雄大でカッコいいですね。ブルーの水に本当に映えるやつですよね。
今回初めてマンタに会えた丸本さんや中前さんも大喜びでしたv(^^)v
本当によかったよかった!!(^^)
今年もやってまいりました!「大崎ハナゴイリーフ」(^^)>
ここは浅場にはすばらしく美しいサンゴ礁が広がりその下には砂地がスロープ状に下っております。その砂地のスロープを下っていくと-37mのところにナカモトイロワケハゼという黄色で頭から背中に白い線がある小さなハゼが住んでおりまして、今回のお目当てはこの小さいハゼでありました。
形や生態は南紀須江にいるミジンベニハゼそっくりで空き瓶を住処にしているとってもかわゆいやつです。結構深いところにいるので綿密に潜水計画を立てて、打ち合わせ通りみんなで順番にご対面して来ました(^^)