先日の3/25、和歌山気象台は、和歌山県の桜開花宣言を発表しました。平年に比べ三日早い開花となり
南紀和歌山方面によく行く我々ダイバーも「春の訪れ」を実感した今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
そして今では神戸名物となった「春を告げる魚」イカナゴの「くぎ煮」を炊く香りが町じゅうに充満していて、その匂いを嗅ぐと我々神戸に生まれた者は「ああもう春やなぁ」と感じてしまいます。
我々ダイバーもこの春の陽気に誘われて毎週のように我々のホームゲレンデの南紀や四国に繰り出しております。
そしてさすが南紀や四国は南国です。晴れた日にゃああんたもう夏の香りがしますよ。
「どんな香りやねん。」って言われたら困るんですけど、ほらオテントウさんのあの香りですよ(^^)
本当に気持ちいいんですから。
メンバーの皆様!何かウキウキしてきません?さあご一緒に身も心も春うららかに癒されに行きましょか〜!
(^^)V

と言う訳で先日この春の陽気につられて行って来た南紀和歌山は南部と白浜ツアーの報告にまいりましょう(^^)>
T's通信 4月号
まずはうららかな春の陽気に誘われて潜ってきました南紀南部のリポートから言ってみたいと思います。
1本目は「ショウガセ」黒潮の接近で透明度と水温が上がってきたせいか、生物たちもとっても多くて活気があり我々ダイバに春の元気を与えてくれました。
イサキの大群が我々を迎えてくれた後、根の中腹を遊覧飛行をしていくとキホシスズメダイやマツバスズメダイが群れていて、いつもながら彼らとブルーの水がとってもマッチして美しかったです。
根の方に目を向けると、今度は色んなウミウシの仲間や甲殻類、カラフルなソフトコーラルが目に入ってきました。右の写真はその時いたハナイカですがおとぼけ顔がとっても可愛かったです。
そして上を向くと青い水にお天道さんがキラキラ光っていてすーごく気持ちよかったですよ(^^)
二本目は「マツタケ」に潜りました。
ここは大きな根が点在する地形が面白いポイントであります。
ここでもイサキや、ニザダイの歓迎を受けた後、根ノ上に目を向けると可愛い黒のクマドリイザリウオのつぶらな瞳で見つめられました。
根ノ上や水路は相変らず黄色や赤など色とりどりのソフトコーラルが咲き乱れ我々ダイバーの目を楽しませてくれました。
そしてよく見るといっぱいウミウシの仲間がいて、これまたとっても美しいボディで我々の目を楽しませてくれましたよ。(^^)>
今週も春の陽気に誘われて、今度は南紀白浜に行って来ました(^^)
1本目は「沈船」に潜ったのですが、やはり偉大な黒潮の接近で、この日も海は風なし波なしで透明度も20m近くあり絶好のダイビングコンディションに恵まれてとっても気持ちよく潜らせて頂きましたよ^-^
潜行していくと30m近くある沈船全体が見えてとっても迫力がありました。
沈船のブリッジあたりにはネンブツダイの大群がたむろしていてその周りをマトウダイやハナミノカサゴが彼らを狙ってホバーリングしているという相変らず厳しい食物連鎖が見れましたよ。
すぐ横の根にも生物は多く、黒のイロイザリウオやピンクのオオモンイザリウオそれにボブサンウミウシ、ミヤミラウミウシ、マダライロウミウシなどが我々のデジカメの格好の被写体になってくれましたよ(^^)v
2本目は「三段壁」
ここも暖かく透明度も良かったので海の中がとっても明るくって本当に快適でしたよ(^^)
-7m前後の根の棚の上に皆で集合して2本目がスタートです。棚を南進するとドロップオフありーの点在する根がありーので面白い地形が広がります。
その面白い地形の中層を我々はノ−ンビリ遊覧飛行を楽しんで来ました。透明度がよかったのでとっても気持ちよかったですよ。いつもながらダイバーになってよかった〜!と思える瞬間でありました。
ここもウミウシの仲間が多く、キカモヨウウミウシ、センテンイロウミウシ、シロタエイロウミウシ、ニシキウミウシなどが見られました。そうそうムラサキウミコチョウがまるでクリオネみたいに妖精のように中層を泳いでいました。彼も春を感じていたのでしょうかね?(^^)
左のお2人は今回お初のドライスーツだったのでPADIドライスーツコースで練習しながら白浜の海を楽しんで頂きました。お2人さん、とっても上手になりましたよ!
PADIドライスーツダイバー認定本当におめでとうございました(^^)>
とまぁこんな感じで、南紀や四国はさすが南国!海の中はもう春で満ち溢れてとってもパワフルです。
ぜひこのパワフルな春の海に一緒に繰り出しましょう!とっても元気になれるんですよ。これが(^^)v