残暑お見舞い申し上げます。相変わらず暑い日が続きますがメンバーの皆様いかがお過ごしでしょうか?
熱い(?)と言えば岡田阪神タイガース!ただ今落合中日ドラゴンズとし烈な首位争いを演じております。春先はなかなか調子が出なかったのですが、パリーグとの交流戦から調子を上げそれ以来セリーグの首位を死守しており9/6〜9/7は2位中日ドラゴンズとの直接対決2連戦であります。今シーズン「台風の目」的存在の中日との差はただ今2ゲーム。さぁこのT's通信が皆様のところに届いた頃にはわが阪神タイガースの運命やいかに?ワクワクドキドキ(^^)
のっけから野球ネタで本当に申し訳ありませんでしたm(==)m
台風と言えば今年もええかげんにせえ!!と言うくらい発生していますよね。もう14個も出来ました。でも今年も早くから張切り過ぎて台風もこれからは弾切れネタ切れ状態でしょうからこれからの9月、10月のベストシーズンは今までの分を取り戻すべく存分に楽しみましょうね。
「もう秋やからダイビングも終わりと器材を片付けようとしているのは誰です?」毎年言ってますがこれから太平洋側は黒潮がまともにあたりだすので水温も透明度もそして海の仲間達の多さも最高のベストシーズンに突入です。そして真夏みたいに陸上は暑くなくポカポカ陽気でとっても気持ちよいし、水中は年中で一番暖かくってそんでもって透明度も抜群でお魚もいっぱいとくるのでもうあんた最高の気分です。
さぁ我々ダイバーの、そして、海の中の真夏はこれからですから〜!(^^)

それではこのへんで台風の合間をぬって楽しんできた、「T’sお盆八重山ツアー」報告にまいりましょうか。
日程は8/12〜8/16のお盆休みに今回も都会のむし暑さとわずらわしさから逃避行してまいりました。
暑さはさほどでもないのですがやはり沖縄は日差しはきついですね。空港に降りた瞬間少しの間慣れるまでまぶしい感じがします。
しかし!皆様ご存知のようにこんな暑さやまぶしさに負けるようなT’sの面々ではありません。
空港から石垣島の川平まで車で移動してその日昼からの2ダイブを皮切りに二日目から西表島に渡ってしっかり11ダイブと今回もよう潜ってきましたわ(^^)>
それじゃあぼちぼち順番にリポートしていきましょうかね0(^^)0
T’s通信 9月号
石垣島に着いてすぐ川平に移動して間合いを入れず2ボートです。石垣島でのファーストダイブは今回も島の北側にある「オアシス」に潜りました。
ここは浅いサンゴのリーフの斜面を下っていくと白い砂地が広がりその砂地に点在する小さな根にポイント名の通り色んな生物が海の中のオアシスのように集まっているところです。
色んな生物に会えたのですがここでのスペシャルは、右の写真のバイオレットボクサーシュリンプとアカネダルマハゼでした。どうです?可愛いでしょう?アカネダルマハゼは浅いサンゴのリーフにあちこちいたので皆で安全停止を兼ねていっぱい撮りまくりました(^^)V
2本目は「ロックレイク」
ここも0〜-5mの岩盤の棚を下りて行くと-17〜20mに砂地が広がり小さなサンゴ根が点在する癒し系のポイントでありました。
最初はそのサンゴ根を順番にゆーっくりまわってヨスジフエダイやケラマハナダイやスカシテンジクダイの群れと遊んだ後、浅い岩盤に帰ってモンツキカエルウオやイシガキカエルウオやゴイシギンポやパンダツノウミウシなどと記念撮影会をして浮上したら67分経っておりました。幸せでした(^^)
翌朝石垣の港を6:40に出発して西表島入りした我々T's AREA変体ダイバーズは9:00過ぎには「バラス島の北」に潜っておりました。
この日のバラス周辺は透明度がすこぶる良く向こ〜うの方までスコーンと見えておりました。相変らず見事なサンゴ礁とアカネハナゴイやハナゴイの乱舞には言葉を失いました。
うっとりしながら皆でサンゴ礁の上を遊覧飛行していると日本では珍しいアデヤッコやオオフエヤッコが突然登場してくれて本当にお徳で大満足の西表島ファーストダイブでした(^^)昔の人は「早起きは三文の得」とはよく言ったものです。
2本目は船浦の「ヒナイビーチ」
ここは透明度は悪いのですが、色んなマニアックな生物が住んでおります。
メインの根にはオイランヨウジ、オビイシヨウジ、クチナガイシヨウジのヨウジウオの仲間や砂地にはトウアカクマノミの夫婦に黄色いジョーフィッシュ、クサハゼにシマオリハゼ、フタホシタカノハハゼのマニアック達に会えました。
アオウミガメも多くサンゴのガレバと砂地に合計3匹がお昼寝をしておりました(^^)
と言うわけで今回のT's AREAお盆石垣島&西表島ツアーも無事そして楽しく終了しました(^^)
次回のビッグツアーは9/22〜9/26の沖縄の宮古島です。今回参加できなかった方は次回は是非一緒に行きたいですね。
きっと素晴らしい思い出が出来ますよ!v(^^)v
ラストダイブはまたまた船浦港の「マンダリン」
前回はお地蔵さん作戦でニシキテグリとじっくり遊んだので、今回は前半はニシキテグリ、後半はその周りのユビエダハマサンゴやツツミドリイシ(細い枝サンゴ)の間にチョロチョロしていたイチモンジコバンハゼの幼魚やアカメハゼ、キイロコバンハゼ、サンギルイシモチなどのアイドルやマニアック達と遊んでもらって、皆で気ぃよーくラストダイブを堪能しました(^^)>
アフターダイブは言うまでもなくおなじみ「初枝」でミーバイのみぞれ煮や島タコの天ぷら、島魚の刺身やお寿司などに舌鼓を打ちながらみんなで今回の八重山ツアーの思い出話にやいのやいのと花が咲きました(^^)
「く・ヒルギ」ここは、仲之神島の西側にありフラットな海底に岩盤と砂地とサンゴ根が波打つ
ように広がる仲之神島らしからぬ?やさし〜い所でありました(^^)
そしてここの島の近くにはドーム状の大きな穴ありその中に入ると天井の穴から光がまるでスポットライトのように我々を照らしてくれてとっても素敵でした。
それからは岩盤とサンゴ根でゼブラハゼやスジタテガミカエルウオやセダカギンポやカスリフサカサゴやダンゴオコゼなどのひょうきん者達と遊んでもらって浮上しました。
今回は久々に仲之神島に行く事が出来ました。今回は「天馬崎」というポイントに潜りました。
サンゴと岩盤の棚を進んでいくと短いトンネルがありそれを抜けると沖縄らしからぬ景観が広がります。
サンゴも何もない無機質の平坦な岩盤がまるで千畳敷のようにずーっと向こうの方まで続くんです。
そしてこの日は透明度が非常に良かったので水がないような感じがして宇宙のどこかの惑星に降り立った宇宙飛行士になった気分でした。そうしているとどこからともなく宇宙船ならぬイソマグロの編隊が我々の上空をゆーっくり通過して行きました。不思議な世界でした(^^)>
今や全国的に有名になった我等が「舟浮ティーズエリア」に今回も潜りましたよ〜(^^)>
砂地には日本では珍しいギンガハゼの茶色と黄色の2種類が、浅いところには海草のアマモの仲間が生い茂りその間にヘコアユやマンジュウイシモチの幼魚や擬態の名人のフチドリカワハギなどが、‐7〜8mの砂地の際に群生しているユビエダハマサンゴの上にはこれも日本では珍しいネオンテンジクダイやイトヒキテンジクダイ、クロオビアトヒキテンジクダイなどの淡水熱帯魚みたいな涼しげな仲間達がぎっしりで今回も心が癒されて行くのが分かりました。とっても幸せなひとときでしたよ(^^)
ここは「4番ポール」日本では珍しいニチリンダテハゼが見れるところです。
見事な日輪を広げたり縮めたり「苦しゅーない。ちこうちこう」と我々を迎えてくれたので、近寄っていくとすぐへっこんでしまいました。どないやねん。
そしてそのすぐ上にはハタタテシノビハゼが美しい姿を、そしてもう少し上ではオドリハゼがキュートなダンスを恥ずかしそうに見せてくれました。
平坦な岩盤の上のサンゴの間にはこれまたキュートなパンダダルマハゼがはさまっておりましたし、サンゴの先端にはアカメハゼがとまっておりました。
アイドル達のオンパレードでとっても得した気分で皆で気をよくして上がりました(^^)v
まるでプリンのような根がここ「ハナゴイの根」で、今回もまわりのスロープを下って行くと今回は-25m付近にオキナワサンゴアマダイの美しいカップルがあちこちに怪しげにホバーリングしていました。
彼らにとっては結構浅いところにいてくれたのでみんなでしっかり彼らの美しい姿を見ることが出来ました。
プリン根の上ではおなじみアカネハナゴイとハナゴイが乱舞していて、彼らとサンゴがとっても美しかったですよ。彼らにうっとりしてボーっと見ていると今回もそのサンゴの上にハダカハオコゼが2匹(黄色と肌色)ゆらゆらしておりまして、それはそれはとっても癒しの世界でありました(^^)
3本目は「船浦マンダリン」
ここも透明度は悪いのですが、名前の通りマンダリンフィッシュのニシキテグリが一杯いるところです。
メインの小ぢんまりしたユビエダハマサンゴの根をみんなで覗き込むといましたいました!とってもキュートなニシキテグリがあちこちでチョロチョロ。本当に可愛かったですよ(^^)
そしてこの小さなサンゴ根にその後約1時間みんな地蔵さんのように動きませんでしたとさ。