座間味島のファーストダイブは島の北側の新田浜の前の「新田の洞窟」に潜りました。ここはトンネルやらクレバスが多く地形がとっても面白いポイントでした。特にトンネルに入って上の穴から光のカーテンがとっても幻想的でした。ライトを照らしてみると逆さまに泳ぐアオギハゼやツバメタナバタウオが美しい姿を見せてくれました。カノコイセエビもあちこちいました。穴から出るとサンゴ根が幾つも沖のほうに向かっていてそのサンゴがまたとっても生き生きとしていました。その上には無数の熱帯魚達が乱舞していきなり一粒で何度も得をしたような感じでした。水深も最大でも12mと浅く皆でのーんびり、まーったりと初潜りを楽しめました。
2日目1本目は安慶名敷島の西側にある「アダン下」。ここは白い砂地のスロープにサンゴ根が点在するところで、-16mの根にはノコギリダイの若魚やスカシテンジクダイの大群が、-13mの根にはケラマハナダイの群れが、-5m付近の根には鮮やかなブルーのデバスズメやドーリーことナンヨウハギに群れなど、それぞれの根に様々な魚が住み分けておりました。本当に気持ちよかったですよ(^^)
2本目は屋嘉比島の北側に位置する「ヤカビトンネル」。ここも名前の通りケーブ(トンネル)をメインとするポイントで、迷路状のトンネルの中に入るとやはりここも上の穴からレーザー光線のような光がとってもうっとりでした。そして出口のブルーがまたきれい!そのブルーの穴を抜けると今度は真っ白の砂地に淡いブルーの海!なんじゃこりゃー!と言うほど美しいもんでした。
3本目は「ギナ」。ここではドリフトダイビングを楽しみました。最初は流れがほとんどなくニモ(カクレクマノミ)やイロブダイの幼魚やサンゴの間のダンゴオコゼやパンダダルマハゼと遊んでいるうちにだんだん流れが強くなり遊覧飛行のようなとっても気持ちよいドリフトダイビングに移っていきました。海底がどんどん後ろの方に流れていきます。これもダイビングの醍醐味の一つですよね。流されながら海底を見ているとあちこちウミガメがいました。中にはコバンザメを従えた大物までいましたよ。(^^)
3日目1本目は「男岩」ここは名前の通りケラマでは珍しく男らしい?ダイナミックなポイントです。今回男岩の水中の景観が全て見渡せるくらい透明度は抜群で水がないような錯覚を起こしました。皆でこの透明な海の中を遊覧飛行していると、あ!ウミガメ!あ!イソマグロ!それにカツオや!彼らは何や人間かいな?とゆーったりと泳ぎ去っていきました。その後は離れ根の上に舞うハナダイやキンギョハナダイ、ナンヨウハギ、カスミチョウチョウウオなどの綺麗どころやサンゴの間にいたベニゴンベやサンゴテッポウエビやヒトスジギンポなどのひょうきんどころに遊んでもらってから浮上しました。アー気持ちよかった〜!(^^)
メンバーの皆様、まだまだ暑い日が続きますが、如何お過ごしですか?まだまだ夏の気分で快適にダイビングを楽しんでおります。(^^)このまま暑い日がずーっと続いてくれたらよいと思うのですが、でも四季のある日本だからこそ陸上も海の中もユニークで楽しいのでしょうね(^^)
あついと言えばメジャーリーグのイチロー!84年間も破られなかったメジャーリーグの最多安打記録を破ろうとしています。やはり彼はすごかったのですね。日本だけでなく世界中の野球ファンがこの偉大な記録更新に注目しております。やっぱり偉そうにするだけあるわ。行けー!イチロー!

それではこの辺でまだまだ暑いと言えば、先日行ってきた「T's慶良間ツアー」報告にまいりましょうか!
今回の日程は9/19〜9/23の敬老の日の飛び石連休に今回も都会のわずらわしさから逃避行してまいりました。
この日程の前に大きな台風が二つも沖縄を襲ったので、冷や冷やしていたのですが、ちょうど台風の合間をぬったようなかたちで天気も海の方も、抜群のコンディションになりました。
しかしさすが沖縄です。暑い!何もしなくても汗が噴出してきます。日差しもきついしやはり今回も空港に降りた瞬間少しの間慣れるまで目がしょぼしょぼしてまぶしい感じがしました。
しかし!皆様ご存知のように今回もこんな暑さやまぶしさに負けるようなT’sの面々ではありません。
しっかりちゃっかり10ダイブと今回もよー潜ってきましたわ。
それじゃあぼちぼちどんなところに潜ったか順番にリポートしていきましょうかね0(^^)0
T’s通信 10月号
というわけで、今回の「T's AREA座間味島ツアー」も無事終了いたしました。
今回も座間味島のダイビングサービス「シーステップダイバーズ」の知久さん、直子さんをはじめスタッフの方々、民宿船頭殿のスタッフの方々のおかげで、そして何より今回参加してくださったメンバーの皆様のおかげで
今回もT's AREAと私にまたひとつかけがえのない素晴らしい海の思い出が出来ました。本当にありがとうございましたm(−−)m

次回のビッグツアーは11月のモルディブです。今回残念ながら参加できなかったメンバーの皆様、次回はぜひご一緒させて下さいね。きっと素晴らしい思い出が出来ますよ(^^)まちがいない!
ラストダイブは阿嘉島のニューポイント「西浜NO.1」ここも「西浜」によく似て白い砂地のスロープを下っていくと小さなサンゴ根に色んな生物の小宇宙がありました。ここの主はピンクのハダカハオコゼかな?偉そうに根のトップに陣取っておりました。スカシテンジクダイやキンメモドキやケラマハナダイも群れていてとってもきれいでした。それから浅瀬のサンゴ礁に帰ってきて安全停止がてらデバスズメやミスジやフタスジリュウキュウスズメダイやイシガキカエルウオやフタイロカエルウオと名残を惜しみながら遊んで、しっかり彼らを目に焼き付けて浮上しました。
2本目は「安室漁礁」今度は昼間に潜ったのですがやはり夜とは違った生物がいっぱい見れて又違った楽しさがありました。潜行するとツバメウオやアカククリ、フウライチョウチョウウオやニセフウライチョウチョウウオ、そしてその親戚のスポットネイプバタフライフィッシュ(インド洋の固有種がなぜここに?)が盛大に出迎えてくれました。特に後者の2種は本当によく似ています。今回私じっくり彼らをビデオで撮りましたからぜひショップにて間違い探しをしに来て下さい。そうそう周りのユビエダハマサンゴの間には今度はニシキテグリがチョロチョロしていましたよ。
そして最後の夜は、皆で琉球居酒屋さんに行ってまずはオリオンビールと泡盛で乾杯〜!島魚の刺身やグルクンのから揚げ、ゴーヤチャンプルにソーメンチャンプルの定番からお店のおすすめスペシャル料理までいっぱい平らげてきました。イーッパイ潜って、イーッパイ飲んで食べてホンマ心の底から幸せでした。

でもこれで終わる面々ではありません。今度は今回お世話になったシーステップダイバーズに行って飲もうと(こういう話はすぐにまとまります。)いやがる?オーナーの知久さんを連れてショップに突撃!そしてかんぱーい(^^)パート2!宴もたけなわ右手にオリオンビール左手に泡盛を持って、ふと夜空を見たら満天の星!あ〜幸せや〜!!さあ今度は知久さん家へ行こう!と誰かが言い出したら、いつの間にか知久さんはいなくなっていました。

まあいいかっ!とまた泡盛をグイ!そしてそれぞれあーやこーや言いたいことを言いながらいつしかいつもの無礼講のメチャ楽しい宴会になっていたのは、言うまでもありません。
4日目1本目は「とかしくビーチ」。ここは渡嘉敷島の西側にあり水深も3〜6mくらいの真っ白い砂地にサンゴ根が点在のとっても美しくそして癒しのポイントでありました。サンゴ根には黄色に白のストライプが鮮やかなヨスジフエダイや背中に黄色のワンポイントがあるノコギリダイの群れや淡いブルーのデバスズメの大群が、どこまでも透き通った青い海と真っ白な砂地にとてもマッチしておりました。そして上を見上げると青空にお日さんと雲がくっきり。あそうや!そう言うたら僕はこんな景色にあこがれてダイビングを始めたんや!と遠い昔を思い出させてくれた、素晴らしく優し〜いポイントでした。
3本目はナイトダイビングで「安室漁礁」に潜りました。コンクリートブロックをジャングルジムのように積み上げたこのポイントは恰好の魚たちの住家になっています。大きなロクセンヤッコ、ソウシハギ、モヨウフグ、ヘラヤガラなどが寝込みを襲われて寝ぼけた表情でうろうろしていました。夜はエビカニも多く真っ赤なイソバナに真っ赤なイソバナガニがいたり周りのユビエダハマサンゴにはあちこちサンゴモエビの仲間達がいました。彼らの目はライトを当てると光るので居場所がわかるのですがすぐに瞬間移動でいなくなります。久々沖縄でナイトダイビングをしたのですがやはり昼間と違う愉快な仲間達に会えてとっても楽しかったなぁ(^^)
3日目2本目、「西浜」ここは阿嘉島の東にあるケラマ諸島きっての癒しのポイントであります。真っ白い砂地のスロープを下っていくと-25mのところに直径2〜3mの小さな根があります。この根にはよくダイビング雑誌に出てくる3匹のアザハタが食物連鎖の頂点に大小色んな生物が住み着いていてここも小宇宙状態でした。スカシテンジクダイやキンメモドキやケラマハナダイの群れがとっても見栄えがよかったですよ。それから皆で砂地のスロープを上がっていき-5mのところのサンゴ根で安全停止がてらにデバズズメやヨスジフエダイやマンジュウヒトデについていたヒトデヤドリエビなどと遊んでおりました。