西表島のファーストダイブは島の北側にあるニューポイント「ミッドフィールド」に潜りました。ここはサンゴ礁がとっても生き生きとしていました。白い砂地と短いトンネルもあり水深も最大でも14mと浅く皆でのーんびり、まーったりと潜れてホントとっても気持ちが良かったですよ。
2日目1本目は「網取浅場」。ここは白い砂地にガーデンイール(チンアナゴ)やアキアナゴ(チンの親戚で1.5倍ほど長い)がいっぱいいました。そのすぐ上をリュウグウベラギンポが怪しくさまよっている様子を見た時水中生物って本当に色んなやつがいて本当に面白いなぁ。と今さらながら感心した次第です。
2本目は「崎山沖の根」。ここは島の西側のにあり潮通しもよいので透明度もよく大型回遊魚狙いのポイントです。エントリーしたら早速1.5mくらいのイソマグロが悠然と僕達を迎えてくれました。その後はそれより少し小ぶりのイソマグロの20〜30匹の編隊が我々のすぐ近くを通過して行きました。マグロはやはりかっこいいですね。ここもサンゴが素晴らしかったです。後はこの美しいサンゴ礁を住家にする熱帯魚たちと素晴らしい時間を過ごしました。
3本目は「ティーズエリア」。ここはやはり何回潜っても面白いですね。ユビエダハマサンゴの上にはネオンテンジクダイなど珍しいテンジクダイの仲間達がわんさか。間にはマンジュウイシモチがいっぱい(特にこの時期マンジュウチビモチこと幼魚が多く彼らは本当に可愛かったですよ)そして砂地にはギンガハゼの黄色と茶色の2種類。浅瀬の方に行くと海草がの仲間アマモが生い茂りその間をこれまたマンジュウチビモチが我々の様子をうかがって出たり入ったりしているさまを見ていると、ここに住んでいる生物全員身内のようにいとおしく感じがしたのは私だけでしょうか?
2日目1本目は「ハリケーンチャンプル」ここは名前の通り美しいサンゴあり、白い砂地あり、洞窟やトンネルありのチャンプル状態のポイントでした。サンゴは特にキャベツみたいなサンゴ、リュウキュウキッカサンゴの群生が見事でした。トンネルも迷路状に走り回りそこから見るブルーの穴と光のカーテンがとっても幻想的でした。サンゴ礁のイソギンチャクにはニモちゃんことカクレクマノミやセジロクマノミなどがとっても可愛かったですよ。
2本目は「ノースコーナー」ここは「崎山沖の根」の近くのポイントで、やはり潮通しが良いので透明度も抜群ですしサンゴもメチャきれいです。ここのスペシャルはハナゴンベ。サンゴ礁のショートドロップオフ(急なスロープ)を-28mまで下っていくといましたいました!ハナダイの仲間らしからぬずん胴のボディ?は何か他人と思えず何ともいえない可愛さがあって僕は大好きです。その後は浅いサンゴのリーフ上に戻ってきてサンゴの間のダンゴオコゼやパンダダルマハゼ。ゴンベちゃんやチョウチョウウオやキンチャクダイの仲間達と気持ちよく遊びました。
セミの鳴き声がよけいに暑苦しく感じる今日この頃、メンバーの皆様いかがお過ごしでしょうか?
本当に最近暑いっすねぇ〜。でもこの暑さが夏が我々ダイバーにはええんですよね。
海に飛び込んだ瞬間の開放感。あー気持ちええ!もちろん夏の水中は色んな生物がいて
とっても賑やかですからいつもワクワクしながら楽しんでいます。
クーラーの部屋にこもっているメンバーの方はどなたです?
一緒に夏の海に繰り出そうではありませんか!頭の芯までスカッとしますよ(^^)v

それではこの辺で一足先に頭の芯までスカッとしてきた「T’s西表島ツアー」報告にまいりましょうか。
日程は7/17〜7/21の海の日の連休に今回も都会のわずらわしさから逃避行してまいりました。
やはり沖縄は暑いですね。と言いたいところですが、どっこいこの時期神戸や大阪の方が暑いです
(蒸し暑い!)でも日差しはやはりこちらの方がきついので空港に降りた瞬間少しの間慣れるまで
まぶしい感じがします。
しかし!皆様ご存知のようにこんな暑さやまぶしさに負けるようなT’sの面々ではありません。
しっかり10ダイブと今回もよう潜ってきましたわ。
それじゃあぼちぼち順番にリポートしていきましょうかね0(^^)0
T’s通信 6月号
そして、7/20ついに尾谷先生こと尾谷幸男さんが、この日本最南端の波照間島の「サンドガーデン」にて見事200本を達成されました。本当におめでとうございます!!m(−−)m 尾谷先生は偶然にも去年の同じ日の7/20に同じ西表島で100本達成されています。何か運命的なものを感じますね。尾谷先生これからも感動の瞬間を求めて、お茶目で楽しいダイビングを重ねてくださいね。(^^)>
左の方は今回の西表島ツアーにて
200ダイブを達成されてご機嫌の尾谷氏。
本当におめでとうございました!
これからもお茶目で素敵なダイビングを
重ねてくださいね(^^)>
「わしは、名前の通り幸せな男や!」
と言ったとか言わなかったとか(^^)
西表島のアフターダイブは、シャワーを浴びてすっきりした後、みんなで民宿の美味しいごはんを食べて、オリオンビールを右手に泡盛の水割りを左手に、その日のビデオやデジカメのスライドショーでやいのやいの盛り上ったのは言うまでもありません。またこれが楽しいんですよね(^^)

滞在期間中2回夕食を外で食べました。1回は我等の宿「うえはら館」のすぐ隣のイタメシ屋さんの「KaKeTa」ここは結構本格的なイタメシ屋さんでパスタもピッツァもサラダも肉料理も魚料理も何でも美味しかったですよ。今回は店の外にテーブルを並べてローソクと小さなライトの光の下で皆でお洒落にお食事を楽しみました。そして夜空を見上げると満天の星、星、星!あー流れ星や!!天の川が本当に美しかったですよ。(^0^)

2回目は居酒屋「初枝」ここは島で捕れた魚等海産物の刺身やお寿司、煮付け、天ぷら、から揚げと本当に美味しかったです。ウミブドウやモズクも美味しかったー!そしてこの日は先ほどの尾谷先生が200本達成されたのでそのネタを肴に盛り上ったのは言うまでもありません。そしていつしかいつもの無礼講のメチャ楽しい宴会になっていました。

というわけで、今回の「T's AREA西表島ツアー」も無事終了いたしました。
今回も西表島のダイビングサービス、ホットマングローブの梅ちゃんこと池澤さんをはじめスタッフの方々、ペンション「うえはら館」のお父さん,お母さんはじめスタッフの方々のおかげで、そして何より今回参加して下さった
メンバーの皆様のおかげで今回もT's AREAと私にまた一つかけがえのない素晴らしい海の思い出が出来ました。本当にありがとうございましたm(−−)m

次回のビッグツアーは9月の座間味島です。今回残念ながら参加できなかったメンバーの皆様、次回はぜひご一緒させて下さいね。きっと素晴らしい思い出が出来ますよ(^^)まちがいない!
ラストダイブは「ハナゴイの根」ラストダイブにふさわしく水深10m前後の浅くやさしい海でノーンビリとそして名残惜しんで一時間近く皆で楽しみました。ゴロタ石やサンゴのガレ場の広場の真ん中にユビエダハマサンゴの群生があるポイントでこう言うロケーションのお陰で色んな生物の住家になっていました。右の写真の黄色いハダカハオコゼもその住民の一人です。すぐ隣にも肌色のもいました。ウミウシもいっっぱいでアコーディオンウミウシ、ユキヤマウミウシ、タテヒダイボウミウシなどがガレ場にいました。そして最後はユビエダハマサンゴのところでハナゴイとアカネハナゴイと一緒に長めの安全停止をして名残を惜しんで皆で浮上しました。
3日目、ついに有人の島では最南端「波照間島」にいってまいりました。1本目「アザミ」そして2本目「サンドガーデン」ご存知抜群の透明度の良い海に真っ白い砂地に小ぢんまりしたサンゴ根が点在。その上にはグルクンことウメイロモドキやクマザサハナムロの群れ、スカシテンジクダイやキンメモドキ、ケラマハナダイやカシワハナダイの群れ。彼らを狙って鮮やかな色のユカタハタがユラ〜リ。岩盤にはミツボシクロスズメダイがあちこち卵を産んでいたり、イソギンチャクにはハナビラクマノミとホルトハウシ(カクレエビ)が共存していたり。そして上を見上げると鮮やかなブルーの水に太陽がゆらゆらと海の中に小宇宙が存在していました。もうリラックスしすぎてレギュレーターが口から外れても多分気が付かなかったでしょう。
3本目は「Gスポット」ここは-10mくらいでスミレナガハナダイ(♂がサロンパスを貼っているやつ)のハーレムが見れるんですよ。特に♂が婚姻色を出している時は本当にきれいですね。ここもサンゴが本当に見事で思わず見とれてしまいました。根の上には黄色い点が目立つノコギリダイ群れていたり、ブルーが鮮やかなハナゴイやオレンジが鮮やかなアカネハナゴイが乱舞していてまたまたうっとりでした。