T’s通信 5月号
天、力強く馬肥ゆる春!?メンバーの皆様いかがお過ごしでしょうか?

最近本当に暖かいですねぇ〜!少し前まで日本の春の代名詞「さくら」が春の力強いパワーを表現していましたが、もうその花も散り今度はこれから迎える夏のパワフルなお天道さんを向かい入れて次の年の春まで力を蓄えようと今では青々とした若葉に覆われております。深呼吸するとお天道さんのにおいと申しましょうか夏の香りがしますよね。本当に毎年ながら自然界の力強さを感じると共に四季のある日本に生まれてきて良かった〜とつくづく思う今日この頃であります。

海の中も同じで太平洋側はただ今水温20℃透明度15m前後と安定していてとっても快適です。温帯域の海藻ホンダワラの新芽が毎年このころくらいから海底を覆ってきます。それらを好物にしているブダイやベラの仲間達にとってはすごく幸せな時期でしょう。それと偉大な黒潮に乗って南方からのお客さん、チョウチョウウオやベラ、ハゼ、キンチャクダイの仲間達がやって来て我々ダイバーの目を楽しませてくれるのもこの時期です。本当に陸上と同じく活気に満ちあふれボーっと潜っているだけでこの力強い春の海の中のパワーが体中に充填されていくのがわかります。

先日南紀南部や徳島県の牟岐に行ってきたのですがまさに上記の通りハードコーラルもソフトコーラルも元気いっぱいでそれらの上をクロホシイシモチやネンブツダイ、キンメモドキ、ツマグロハタンポなどが大きな群れを作っておりました。
かと思うとイサキやタカベの大群が沖縄のグルクンの群れのように颯爽と登場してくれるものですから気分はすっかり夏になってしまいました。
サンゴの上や中にはテングチョウチョウウオ、タキゲンロクダイ、ミスジチョウチョウウオ、ゴマチョウチョウウオ、ミゾレチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間達やキンギョハナダイやソラスズメダイの大群が太陽の光を体いっぱいうけてきらきら輝いてとってもうっとりでした。
そしてまだまだウミウシの仲間も好調でムラサキウミコチョウやコガネミノウミウシやミヤコウミウシ、セスジミノウミウシ、ユビノウハナガサウミウシなどが我々怪しい水中カメラマンの絶好の標的になってくれました。

そして陸上に上がってくるとさすが南紀や四国は南国ですね。気温は晴れているときなんか26〜28℃もあってもう夏ですね。休憩時間は半パンに半そでのTシャツにビーサンが本当に気持ちよいええ季節になりました。(^^)
そして帰りには温泉にユーッタリとつかって牟岐の帰りには行きつけのうどん屋さんで美味しいうどんとビールをすすった日にやぁ本当に心身ともにリラ〜〜ックスでしたよ。
メンバーの皆さん、何かウキウキしてきませんか?ぜひ近々心身ともにリラ〜ックスしに連れもって海に繰り出しましょか?ただ今お天道さんと海とティーズエリアがええ仕事しまっせキャンペーン実施中!!です(^^)v