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2017年 6/17土〜18日 南紀の串本に行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 6/17土  
@住崎
Aイスズミ礁
天気:  晴れ 気温:  24〜29℃
水温:  18℃ 透明度: 5〜10m 波高:  0.5m

この週末は本州最南端、南国南紀串本に行ってまいりました(^ー^)>

到着して早速皆でダイビングの用意をしてボートで串本の海に繰り出すと、本州最南端!目の前の雄大な潮岬を目にしているうちに我々のテンションもどんどん上がっていきました。

「さぁ楽しむでぇ〜!」と最初に串本の海に飛び込んだのは「住崎」でした(^^)

ここは大きな根が点在する昔から串本の名物的人気スポットであります。

この点在する根を皆さんとゆっくり回って楽しんできましたよ〜!(^^)

先ず北側の離れた根に行ってみると、すぐ横のムチヤギにはオオガラスハゼ達がムチヤギの上を滑るように上下にチョロチョロしておりました。よく見ると円らな瞳がとても可愛いやつらでした。

そしてこの北側の根のカラマツには紅白の格子柄のクダゴンベがチョコンと乗っかっていてこれまたとっても可愛かったですよ(^^)

メインの根に戻ると相変わらず根の亀裂には、アカマツカサやナミマツカサやアヤメエビス、スミツキカノコなどの暗いところが好きなイットウダイの仲間が棲みついていました。

その他には、アオスジテンジクダイ、レンテンヤッコ、アブラヤッコ、クロホシフエダイ、ツノダシ、カモハラギンポ、シラコダイやチョウチョウウオ、カシワハナダイ、ケラマハナダイ、キンギョハナダイなどが順番に我々の前に現れてくれました。

ウミウシもヒロウミウシ、シロハナガサウミウシ、ムラサキウミコチョウなどに出会えました。

最後はこの根に居ついているテングダイのカップルと記念撮影をしてご機嫌さんで浮上しました(^^)


2本目は「イスズミ礁」

ここは色んな種類のサンゴが生息しとっても沖縄チックなポイントで個人的に大好きなポイントです。

サンゴだけでなく白い砂地の水路があったり、アーチがあったりロケーションもまるで沖縄です。

白い砂地にはワニゴチやカスザメに出会えました。

アーチは天井や壁には色取り取りのソフトコーラルが付いていてとっても綺麗でした。

小高い根の周りには、ここの名物のチョウチョウウオ魂(大群)が見れました。

ウミウシの仲間も多く、シンデレラウミウシやキャラメルウミウシなどがトロピカルな海を演出してくれました。

さすが本州最南端の串本って言う感じでしたv(^ー^)v


その後は今回のお宿「串本ロイヤルホテル」にチェックインです。

お部屋も広々、温泉も広々でとってもノンビリできました。何度も温泉に浸かってまたまたグネグネに癒されてしまいました(^^)

あ〜幸せ〜!

夕食は地元で評判の居酒屋「膳」にみんなで食べに行きました。

お造り、鶏肉おろしポン酢、鶏カラアゲ、米ナスのチーズ焼き、生ハムイタリアンサラダ、一口餃子、チャンジャ、ニラレバ炒め、貝柱の釜飯などを頂いたのですが、今回も評判通り注文した料理全部めちゃめちゃ美味しかったです。

それらと生ビールや日本酒などのお酒が合う合う!

そうなると知らずに食も会話も進む弾むというもので、本当に楽しい夕食になりましたよv(^ー^)v


今回の参加者して下さった皆様です(^^)


潮岬を見ているうちに我々のテンションはどんどん上がってきました(^^)


オオガラスハゼ


クダゴンベ


アオスジテンジクダイ


ヒロウミウシ


シロハナガサウミウシ


ムラサキウミコチョウ


テングダイのカップル




沖縄のような
多種のサンゴ達


ワニゴチ


カスザメ


イボヤギヤドリイトカケ
アーチの天井のイボヤギに、自前の糸でぶら下がっていました(^^)


チョウチョウウオ魂を作っていたチョウチョウウオ達


名前も姿も素敵な
シンデレラウミウシ


キャラメルウミウシ


キイロイボウミウシの
カラーバリエーション


ニシキウミウシ


メッチャ美味しい居酒屋「膳」で生ビールで乾杯です!
(^^)v










全部メーッチャ美味しかったです!!v(^^)v

ポイント: 6/18日 
@グラスワールド
A備前 
天気:曇り後時々晴れ 気温:   23〜28℃
水温:  23℃ 透明度: 15〜25m 波高:   0.5m

二日目の朝、起きてみると曇り空が広がっていたのですが、ショップに行って皆でダイビングの用意をしてボートで串本の海に繰り出すと、この日も目の前に雄大な潮岬を目にしているうちに我々のテンションがどんどん上がっていきました。

「さぁ楽しむでぇ〜!」と海に飛び込んでみると、「温〜い!」そして「青い!」そして「気持ち良い〜!」

この日は偉大な黒潮が入ってきたので、水温は23度、透視度も20m以上になっていました。

その気持ち良い串本の海の最初のダイビングは「グラスワールド」でした(^^)

ここは砂地やガレバ場や小ぢんまりした根や背の低いサンゴ根が広がるところで、こういうところはやはり色んな熱帯魚達が棲み着いていて、我々ダイバーに人気スポットであります。

今回もこの背の低いサンゴ根の上にはカゴカキダイやアカマツカサやテリエビスの群れや、ハナゴイの成魚や幼魚が群れていたり、クロヘリイトヒキベラ、ゴシキイトヒキベラ、ヤマシロベラ、トカラベラなどのベラの仲間達やモンスズメダイやアマミスズメダイ、シコクスズメダイ、マルスズメダイ、ヒメスズメダイなどのスズメダイの幼魚達やルリヤッコやナメラヤッコやアブラヤッコ、レンテンヤッコなどのキンチャクダイの仲間達や、イッテンチョウチョウウオやフエヤッコダイなどのチョウチョウウオの仲間達などあげだしたらキリがないのでこれ位にしておきますが、本当にいっぱいの熱帯魚達に囲まれてとっても幸せでした。

ゾウゲイロウミウシやリュウモンイリウミウシなどのウミウシの仲間にも出会えました。

そして砂地ではジョーフィッシュが円らな瞳で我々の顔をきょろきょろ順番に見てくれ、目が合うと本当に可愛かったですよ(^^)


ラストダイブは「備前」

ここは砂地やゴロタや岩盤の海底に大きな根が点在するところで、いろんな生物が生息しています。

そしてここも透視度が良くみんなで気持ち良く潜行していくと、キビナゴとイワシの大群が現れ、次に彼らを狙うハマチの群れが現れ次々と突っ込んでいきました。

相変わらず厳しい自然界の慣わしですが、いつ見ても迫力のあるシーンですよね。

メインの根には捩れたムチカラマツにムチカラマツエビが住み着いていたり、壁の穴にはロボコンエビことアナモリチュウコシオリエビが両腕をぶらりとしていたり、すぐ横のソフトコーラルにはウミウサギガイが乗っかっていたり、ハナレ根のウミカラマツにはクダゴンベの幼魚が付いていたりしました。

(このクダゴンベの幼魚が小さいくせに親と同じ姿と柄でそして人間の赤ちゃんと同じで肌に透明感があって光り輝いて見えました。やはり若いって良いですね!)

そしてここでもウミウシが多く、ムラサキウミコチョウやクチナシイロウミウシ、キイロウミウシ、ヒョウモンウミウシ、ヒュプセロドーリス・クラカトア(まだ和名が付いていない)などに出会えました。

と言う訳で今回の串本もいっぱいの海のアイドル達に出会えそして、彼らがトロピカルな雰囲気を演出してくれたものですから、我々も心身ともに本当に気持ちよく癒され、今回の串本ツアーも無事そして楽しく終了しました(^^)


前述しましたが、今回はお泊りツアーだったので広々としたお部屋や温泉でノンビリできたし、夕食もめちゃめちゃ美味しかったし、水陸共に心身共にグネグネに癒されて帰ってまいりました(^^)v


皆さんご存知のように、南紀や四国の太平洋側はこれから黒潮が入ってくるので、透明度が高くなり、海の中の生物達もいっぱいでとっても賑やかな夏のシーズンに突入です。

水温もこれからどんどん高くなってきますのでウエットスーツでも(勿論ドライスーツでも)、メッチャ快適に潜れます(^^)

ぜひ近々この夏のシーズンの海にご一緒させて下さいね〜!!v(^ー^)/




上:A子さんご夫婦
中:右:Tさん
中左:O倉さん
下:潮岬


カゴカキダイの群れ


アカマツカサ


ハナゴイの群れ


シコクスズメダイ


イッテンチョウチョウウオ


ゾウゲイロウミウシ


リュウモンイロウミウシ


ジョーフィッシュこと
カエルアマダイ


ハマチの群れ


ロボコンエビこと
アナモリチュウ
コシオリエビ




お肌に透明感があった
クダゴンベの幼魚


ムラサキウミコチョウ


クチナシイロウミウシ


キイロウミウシ


ヒョウモンウミウシ


和名がまだ付いていない
ウミウシの
ヒュプセロドーリス・クラカトア




皆様、お疲れ様でした!

又ぜひこれからの夏のシーズンの色んな海にご一緒させて下さいね〜!
(^−^)>