2016年 11/23水〜27日 フィリピンのアニラオに行ってまいりました(^^)> |
ポイント: 11/24木 @カバンコーブ Aダリラウト Bアーターズロック |
天気: 晴れ後曇り | 気温: 28〜32℃ |
水温: 28〜29℃ | 透明度: 15〜25m | 波高: 0.5m |
今回は、フイリピンのルソン島の南端にあるアニラオと言うところに行ってまいりました(^^) フィリピン・バタンガス州にあるアニラオは、関空から直行便でマニラ空港に飛び、マニラ空港から陸路で(送迎車で)南下すること約3時間程で着くといったメッチャアクセスが良いところで、且つフィリピン有数のダイビングスポットであります。 日本ではまだ知名度は低いものの、 海外からのダイバーにとっては知る人ぞ知るダイバーズ ヘブン(天国)なんですよ(^^) 今回は記念すべきファーストダイブの「カバンコーブ」、を皮切りに合計9本と色んなユニークなポイントに潜らせて頂きました。 それでは先ず「カバンコーブ」のダイビングリポートからまいりましょうか!(^^) ここは、リゾートの南側にあるカバン島の東側にあるポイントです。 ここには砂地にボロカサゴがいるということだったのでみんなで砂地に行って見ると、いましたいました!紫色のボロカサゴが!(^^)v いつみてもとってもユニークで不思議な姿で、そして美しい魚です。 周りではクジャクベラやルソンイトヒキベラの雄が雌を意識してしきりにフラッシングしていたり、サンゴ礁に戻ると華やかなケラマハナダイの大きなハーレムやアカボシハナゴイやアゴハタのカップルやハナヒゲウツボが我々を出迎えてくれました。 浅場のサンゴ礁ではメラネシアンアンティアス(ハナダイの仲間)の大群やタルボットダムゼルやローランドダムゼルなどのスズメダイの仲間達に出会えて今回も「フィリピンに来たぞ〜!」と強く感じたのは私だけだったでしょうか?(^^)v 2本目は「ダリラウト」に潜りました。 ここは、アニラオ唯一のレックポイントです。 昔水上カジノだったものが、沈められたもので、今は原形を留めておらず、大きな鉄枠のような骨組みだけが残っています。 でもその骨組みには、いろんなサンゴが付いていてまるで何かのオブジェのような風格がありました。そして漁礁のように生物たちに格好の住処を提供していました。 そのサンゴのオブジェに付いていたヤギには、紅白の格子柄がお洒落なクダゴンベが棲みついていたり、その骨組みの上や中にはヤマブキスズメダイやオキナワスズメダイ、キャンディケインドワーフゴビーやキンギョハナダイやメラネシアンアンティアス、ニシキヤッコにソメワケヤッコなどのカラフルな熱帯魚達がとっても絵になりました。 鉄枠の下や周りには砂地とゴロタ岩が転がっていて、そこにはゴールドスペックジョーフィッシュやリングアイドワーフゴビーやイエローヘッドドワーフゴビーなどのべニハゼの仲間や、カンムリニセスズメや、パラオクサビライシにはスレンダーパイプフィッシュやコロールアネモネシュリンプなどが見れて我々の目を楽しませてくれました。 ふと上を見るといつの間にかこの鉄枠にナンヨウツバメウオが群れで登場してくれ、広角の被写体としてなかなかエエ感じでしたよ(^^)v その後、リゾートに戻って美味しいランチを頂いた後、部屋で少し昼寝をしてから(これがまた気持ち良い!)3本目はリゾートの南側のポイント「アーターズロック」に繰り出しました(^^) ここはサンゴ根と砂地のスロープが続くポイントで、流れも適度にあったので、ドリフトダイビングを楽しみました(^^) ドリフトで心地よく流されながら出会えた生物は、サンゴ根ではメラネシアンアンティアスやキンギョハナダイの大群や、テングチョウチョウウオやアミメチョウチョウウオや、クロオビスズメダイやタイワンスズメダイや、ニシキヤッコやソメワケヤッコや、ラボックスフェアリーラス(ベラ)などなど。 そしてウミシダに付いていたバサラカクレエビや、ミズガメカイメンに付いていたサクラコシオリエビや、イイジマフクロウニに付いていたゼブラガニや、ソフトコーラルに付いていたオランウータンクラブや、クビナシアケウスなどの甲殻類や、センジュミノウミウシやダイアナウミウシ、アンナウミウシ、マダライロウミウシなどのウミウシの仲間など色んな生物に出会えたので、「今日のところはこれくらいにしといたろ」とみんなでご機嫌さんで浮上しました(^^)v |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() PM4:30頃リゾートに到着して、美味しい夕食を頂いて明日からのダイビングに備えました(^^) ![]() ![]() ![]() ![]() 今回の参加メンバーと 貸切バンカーボートで、 いざ!アニラオの海へ! v(^ー^)/ さぁ!潜るでぇ〜! v(^−^)v ![]() ボロカサゴ ![]() ルソンイトヒキベラ ![]() アカボシハナゴイ ![]() アゴハタ ![]() ![]() ダリラウトの鉄枠 ![]() クダゴンベ ![]() キャンディケイン ドワーフゴビー ![]() スレンダー パイプフィッシュ ![]() 日本にいないのに 和名が付いている カンムリニセスズメ ![]() 全身を出していた ゴールドスペック ジョーフィッシュ ![]() ナンヨウツバメウオ の群れ ![]() ![]() 「ダリラウト」で 123本を達成した M田さん(^^) 本当に おめでとうございます! v(^−^)v ![]() あちこちで群れていた スパイニィテールクロミス ![]() バサラカクレエビ ![]() ピンクスクワット ロブスターこと サクラコシオリエビ ![]() ゼブラガニ ![]() アンナウミウシ ![]() ダイアナウミウシ |
ポイント: 11/25金 @ソンブレロ Aラヤッグラヤッグ Bカテドラル |
天気: 曇り時々晴れ | 気温: 28〜30℃ |
水温: 28〜29℃ | 透明度: 15〜25m | 波高: 0.5m |
2日目1本目は「ソンブレロ」 ここは、リゾートから南西にバンカーボートで約20分のソンブレロ島にあるポイントでその名もそのまんまの「ソンブレロ」 アニラオNO.1のサンゴと熱帯魚の癒し系ポイントであります。 飛び込んでみると、サンゴの多さにビックリ!その上の熱帯魚の多さに二度ビックリ!でした。 硬いサンゴは勿論、カラフルな柔らかいサンゴ(ソフトコーラル)も多くそれらとカラフルな熱帯魚達が絡みそれに透明度も良かったので、心身ともにメ〜ッチャ癒されてしまいました。 その癒しのサンゴ根の窪みには、オリビアシュリンプというメッチャエレガントなエビが潜んでいました。本当に美しいエビでした。 そしてそのエレガントなエビをみんなでパチパチ撮影した後ふと横を見るとシレーっとアカボシハナゴイやルソンハナゴイなどが我々の目の前を通りビックリ!その向こうにはスミレナガハナダイやケラマハナダイもあちこちにいっぱいいて、改めて偉大な黒潮発祥の地フィリピンの底力の片鱗を見たような気がしました。 2本目はカバン島の北側の「ラヤッグラヤッグ」 ここもサンゴの多さにビックリ!その上の熱帯魚の多さに二度ビックリ!のポイントでした(^^)v ここではイイジマフクロウニの仲間に付いていたコールマンショリンプに出会えて大興奮でした(^^) その他にも甲殻類が多く、ウミシダには色んなバサラカクレエビや、ソフトコーラルにはホシゾラワラエビやオランウータンクラブや、パラオクサビライシにはコロールアネモネシュリンプや、ミズタマサンゴにはバブルコーラルシュリンプなどが次々と登場してくれました。 ウミウシの仲間も多く、シンデレラウミウシやセンヒメウミウシ、マダライロウミウシ、アンナウミウシなどに出会えましたよ(^^)v 3本目は「カテドラル」 カトリック教会の大聖堂を意味するここ「カテドラル」には水深15m程の海底に十字架がありました。 ここを通るキリスト教信者のダイバーは十字を切って通過するところで、今回の我々のフィリピン人水中ガイドのジョエルも例外ではありませんでした。 今では十字架にはイボヤギなどのカラフルなサンゴが付いていて何とも言えないエエ雰囲気がありましたよ(^^) 周りの砂地ではゴールドスペックジョーフィッシュやヤマブキハゼがいたり、浅場のサンゴ礁では毎度お馴染みタルボットダムゼルやローランドダムゼルやオキナワスズメダイなどのスズメダイの仲間や、ミカドチョウチョウウオやアミメチョウチョウウオやミゾレチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間やメラネシアンアンティアスやキンギョハナダイなどのハナダイの仲間が群れていてとっても華やか&癒しの世界を楽しめ、二日目のアニラオでのダイビングも無事終了しました(^^)v |
![]() ![]() ![]() ソンブレロの素晴らしい海 ![]() エレガントだった オリビアシュリンプ ![]() ![]() ![]() 上:アカボシハナゴイ 中:ケラマハナダイ 下:スミレナガハナダイ ![]() コールマンシュリンプ ![]() ![]() バサラカクレエビ ![]() シンデレラウミウシ達 ![]() センヒメウミウシ ![]() ![]() カテドラルの十字架 ![]() 十字架の横の岩にいた ニンギョウベニハゼ ![]() お魚に囲まれた M田さん ![]() ゴールドスペック ジョーフィッシュ ![]() アミメチョウチョウウオ |
ポイント: 11/26土 @シークレットガーデン Aサンビュー Bエルピノイ |
天気: 曇り時々晴れ | 気温: 28〜30℃ |
水温: 28〜29℃ | 透明度: 15〜20m | 波高: 0.5m |
3日目の1本目はリゾートの南側の「シークレットガーデン」 どういうところかと申しますと、細かい砂地のスロープが続くところでアニラオでNO.1のマクロ系の生物の宝庫であります。 砂地ではホシゾラハゼやカスリハゼやクサハゼ、ボルケーノシュリンプゴビー、ハチマキダテハゼ、ヒレナガネジリンボウなどのテッポウエビとの共生ハゼの仲間達があちこちで目に入ってきました(^^) 小さいサンゴの死骸にはミジンベニハゼのカップルが棲み付いていたり、ハナギンチャクにはオドリカクレエビやいっぱいのイソギンチャクモエビやナデシコカクレエビや、砂地の小石の際にクビナシアケウスのようなカニの仲間がいたり、トンプソンアワツブガイやカキシブオトメウミウシなどの珍しいウミウシも仲間など、色んなマクロ系の生物に出会えてとっても楽しかったですよ(^^)v 2本目は同じく南側の「サンビュー」 ここはソフトコーラルにピグミーシーホースがいるという事で、行って見ると、いましたいました! 一抱えほどのソフトコーラルに合計5個体付いていました(^^) こいつはメッチャ小さいですがメッチャ可愛いです。 暫しみんなでこのソフトコーラルに張り付いて観察したりデジカメでパチパチしました。 ここは周りは砂地ありの、サンゴ根や根もありの、広い範囲のサンゴ礁もありので、砂地では目がサッカーボールのヤマブキハゼやゴールドスペックジョーフィッシュや、クジャクベラやルソンイトヒキベラなどが見られました。 最後は、浅場のサンゴ礁でフィリピンでは毎度!のタルボットダムゼルやローランドダムゼル、メラネシアンアンティアスなどの可愛いどころ綺麗どころと安全停止をかねてノ〜ンビリして心身ともにす〜っかり癒されてから皆で浮上しました(^−^) ラストダイブは「エルピノイ」 ここは「シークレットガーデン」の近くのポイントで海の中も良く似た環境でした。 ここでは砂地でハナイカに出会えました。 相変わらず体全体を電工看板のように変色させてとても美しかったです。 そしてここでもあちこちの小岩やサンゴの死骸にミジンベニハゼのカップルが棲み付いて、我々にキュートな黄色いボディを披露してくれました。 木の切れ端かと思いきや、よく見るとツマジロオコゼの幼魚だったり、ホシテンスや黄色いテンスの幼魚が枯葉のようにフラフラ泳いでいたり、ヒブサウミウシが小石の上を這っていたりしました。 そのすぐ横の小石の海藻にはフィコカリスシムランスと言うモエビの仲間が見事な擬態をして潜んでいましたよ(^^)v と言う訳で、今回の「T's AREAフィリピン、アニラオツアー」もとっても楽しく、そしてボートも我々の貸切だったので、とってもノンビリとご機嫌さんで、アニラオの海にエエように癒されて無事終了しました! 本当にお疲れ様でした!v(^ー^)v みなさん、海ってやっぱりエエですね! またぜひ近々色んな癒しの海にご一緒させて下さいね〜!v(^ー^)/~ PS. 今回も参加者の皆様から頂いたアニラオツアー費の一部を、東日本大震災と熊本地震の義援金として寄付させて頂きました。 参加者の皆様、ご協力ありがとうございました! m(==)m |
![]() ホシゾラハゼ ![]() ボルケーノ シュリンプゴビー ![]() ヒレナガネジリンボウ ![]() ミジンベニハゼのカップル ![]() トンプソンアワツブガイ ![]() カキシブオトメウミウシ ![]() ピグミーシーホース ![]() ヤマブキハゼ ![]() タルボットダムゼル ![]() ローランドダムゼル ![]() フィリピンでは 根の窪みの砂溜まりに お約束の ニチリンダテハゼもいました(^^)v ![]() ハナイカ ![]() ![]() ミジンベニハゼ ![]() ツマジロオコゼの幼魚 ![]() 黄色いテンスの幼魚 ![]() ヒブサミノウミウシ ![]() フィコカリスシムランス どうなっているか 分かります? ![]() ![]() ![]() リゾートの美味しかった 夕食(^^)v ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() パシフィックブルーダイブセンターと パシフィコアズール リゾート ![]() 今回お世話になった マネージャーの益田さん ![]() ![]() お世話になった パシフィコアズールの スタッフの方々 ![]() ![]() ![]() 快適だった最新の ハイエース(送迎車) v(^ー^)v ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |