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2016年 9/21水〜25日 沖縄の宮古島に行ってまいりました(^^)> 

ポイント:
9/21水 ツインケーブ 
天気:  曇り 気温:  27℃
水温: 28℃ 透明度: 20〜30m 波高: 0.5m
毎年宮古島ツアーは台風でやきもきさせられるので今年もドキドキしていたのですが、ちょうど台風16号と17号の合間になって去年に続き今年も絶好のダイビング日和の中楽しんでまいりました(^^)v

と言う訳で9/21の朝、神戸空港を飛び立ち、那覇空港を経て宮古島空港に着いたのはお昼の13:45でした。

「さぁ行くで〜!」と宮古島に着いてチャッチャと、水着に着替えて宮古島の海に繰り出したのは「ツインケーブ」でした。

さすが宮古島ですね。
ボートの上から見る海の色がメチャメチャ青い!!

そんな海を見ていると当然我々のテンションも上がっていきました(^^)

と言う訳で初日の「ツインケーブ」から始まって今回も合計10本とよー潜ってきましたよ〜(^^)

それではここらでそろそろダイビングのリポートにまいりましょうかね(^^)>


先ず1本目は「ツインケーブ」

着いて早速浅いリーフの上にボートを止め、ショートドロップオフの中層を泳いでいくと、ブルーが鮮やかなハナゴイやカラフルなカスミチョウチョウウオやグルクンことクマザサハナムロの群れが我々を出迎えてくれました。

こう言う水中景観を見ると沖縄に来た〜!って気がしますよね(^^)

それからは名前の由来の二つのケーブを通ったのですが、ブルーの穴が美しい!

こういう風景を見ると宮古島に来た〜!って感じがしますよね(^^)

最後は浅いリーフの上でみんなであちこちいたハタタテハゼやクロユリハゼやフウライチョウチョウウオやイッテンチョウチョウウオやオニハタタテダイやアサドスズメダイなどの熱帯魚達と一遊びしているうちに、いつの間にやら旅の疲れもどこかにすっ飛んでしまいました。(^−^)

しかしいつもの宮古島のサンゴ礁に異変が起きていました。

今年の夏はほとんど沖縄に台風が来なかったせいで、海水温が異常に上がり白化しているサンゴがあちこちにありました。

改めて海の中は微妙なバランスの上で成り立っているんだなぁと感じさせられました。





今回のT’s軍団




入り口で妖しく光っていたウコンハネガイ



宮古島らしい穴を楽しめました(^^)v


オニハタタテダイの
カップル


白化していたサンゴ

ポイント: 9/22木
@一の瀬ドロップ
A魔王の宮殿
BドロップNO.1
天気:  曇り 気温:  28℃
水温:  28℃ 透明度:  30m 波高: 0.5m

2日目の1本目は「一の瀬ドロップ」

ここは名前の通り、豪快なドロップオフと、沖にある大きな巨岩がめちゃダイナミックなポイントです。

ドロップオフに出て沖の根に移動すると、お約束のカスミチョウチョウウオやアマミスズメダイの群れやグルクン(クマザサハナムロやタカサゴ)、キンギョハナダイ、スミレナガハナダイの群れが迎えてくれました。

彼らはここの豪快な水中風景とブルーの海に本当に合うんですよねぇ〜、これが!(^^)

その後転々と沖の巨岩をまるで宇宙飛行士のように無重力を楽しみながら遊泳してきましたよ(^^)

これこそ我々ダイバーの特権ですよね(^^)v


2本目は「魔王の宮殿」

ここも宮古島を代表する地形のポイントであります。

壁にあいた横穴を入り、真っ暗な短いトンネルを通ると、薄暗いホールに出てきます。

そのホールには天穴が開いていてそこから光が差し込んできます。その奥には大きな椅子に魔王が座っているような妖しい雰囲気があるのでこういう名前が付きました。

この日は残念ながらお天気が悪かったので、宮殿の妖しい光のカーテンはなかったのですが、皆さんが交代で魔王の代わりにホールの中央で天井の穴を見上げている姿が妖しくそして美しかったです。

その後その天井の穴からみんなで脱出したのですが、しんがりの僕には皆さんがブルーの穴に泡となって溶けていくように見えました。

最後まで妖しい宮殿でした(^^)


2本目は「ドロップNO.1」

ここは名前の通り豪快なドロップオフと、迷路のような水路と、大きなロウニンアジで有名なポイントであります。

水路の入り口に入ると、程なくお約束?のロウニンアジの登場です。

1.5m位のジュラルミンのような彼らのボディは、本当にかっこよくそして迫力満点でしたよ(^^)v

その後透明度抜群のドロップオフをみんなで気持ち良く遊覧飛行していると、そのロウニンアジがわれわれと並んで伴泳してくれました。

ドロップオフでは、カスミチョウチョウウオやアカモンガラの群れ、ハナゴイやキンギョハナダイなどの綺麗どころや、背中の黄色い斑点が特徴的なノコギリダイの群れや、ブルーが鮮やかな「ドリー」ことナンヨウハギ達が宮古ブルーの海にとってもマッチして素敵でしたよ(^^)



ダイナミックな地形でした



カスミチョウチョウウオと
アマミスズメダイの群れ



グルクンの群れ
(クマザサハナムロ)
宮古ブルーの海に色に
良く合います(^^)





魔王が現れる前に、
皆でそ〜っと潜入して、
天井の穴から脱出してきました(^^)


スミレヤッコもあちこちいました(^^)





名物のロウニンアジ
ポイント: 9/23金
@一の瀬ホール
Aミニ通り池
Bマリンレイク 
天気:   晴れ 気温: 28〜32℃
水温:  28℃ 透明度: 40m 波高: 0.5m

3日目1本目は「一の瀬ホール」

ここは湾が小さくて風向によってはなかなか船を泊めにくいところなので、なかなか潜ることができないところなのですが、この日は風も無くそして先客のボートも無かったので、気持ち悪いくらいすんなりと潜ることができました(^^)v

言わずと知れた宮古島の代表的な地形のポイントであります。(個人的には僕はここが一番好きです)

先ず最初小さな穴を抜けると天井が大きく開いた明るいホールに出てきました。この日は透明度が抜群で、ホールの中層に浮かんでる皆さんがお天道様の光を受けてとってもええ感じでした。

これだけでも感動ものなのに本番はこれからです。

下方の穴からいよいよ一ノ瀬のメインホールに入っていきました。

最初は真っ暗でしたが、すぐに前方に群青色の大きな穴が輝いておりました。

その大きな群青色にみなさんがシルエットとして浮き上がりました。

そして今回このホールの中にキンメモドキの超大群がいて、彼らに水中ライトを当てるとまるで夜空に輝く銀河のようでした。

今回もあまりの美しさと静寂さに本当に鳥肌が立つほど感動しました(*^^*)


2本目は「ミニ通り池」

ここは本家「通り池」のミニチュア版で水中のトンネルを抜けると、小さい池に浮上できるところです。

トンネルの中にはハタンポがいっぱい群れていて水中ライトを照らすと彼らがキラキラ光ってとってもきれいでした。

相変わらず、池に浮上するときと、トンネルから抜け出るときのブルーの穴がメチャ幻想的できれいでしたよ(^^)v

みんなで池に浮上して記念撮影をしました(^^)

勿論帰りのブルーの穴も息を呑むほど綺麗でした。


3本目は「マリンレイク」

ここは、「ミニ通り池」みたいに水中のトンネルを抜けると、小さい池に浮上できるところです。

でもこちらのほうが、池の水面近くは淡水が湧き出ているのか?サーモクラインやケモクラインが発生していて霞んだように見え、下から池に浮上して行くダイバーを見ているとその霞の中に溶けていくように消えていく様は、本家の「通り池」を思わせ、個人的には大好きなポイントです(^^)

水中のトンネルには大小の天穴が開いてあり、そこから光のカーテンが差し込み何とも言えない幻想的で素敵な風景でしたよ(^^)



お天気も回復したし、
さぁ下地島へ!(^^)






今年の「一の瀬ホール」
も素晴らしかったです!














ポイント: 9/24土
@オアシス
A魔王の宮殿
BドロップNO.1
天気:  晴れ 気温: 28〜32℃
水温:  28℃ 透明度: 20〜30m 波高: 0.5m

最終日1本目は「オアシス」に潜りました。

ここは真っ白い砂地に小ぢんまりしたサンゴ根が点在する「THE沖縄」の世界が広がりました。

そのサンゴ根はお約束のスカシテンジクダイやキンメモドキの大群やキンギョハナダイ、ケラマハナダイやフタイロハナゴイ達がその根を覆い、彼らをユカタハタやハナミノカサゴやオニダルマオコゼなどが狙っていると言ういつもの自然界の厳しい世界でもありましたが、我々ダイバーにとってはとっても癒しの世界であります。

その小宇宙のようなサンゴ根を一つのユニットとしてぼーっと見ているだけで本当にメッチャ癒されてしまいました。

そうそうこの根に沖縄では珍しいハナダイギンポがケラマハナダイに紛れて中層を泳いでいました。

とっても美しいギンポでした。

しかしここもサンゴの白化が進んでおり、大きな名物のハマサンゴがほとんど真っ白になっていました(T-T)


2本目は再び「魔王の宮殿」

前回は光のない「魔王」だったので、今回はリベンジで光のある「魔王」狙いです。

この日はお天道様が出たり隠れたりのお天気だったので、宮殿内で待機していると時折天井の穴から光がさーっと差し込んできました。

これはこれで光のありがたさを感じられるメリハリの効いた「魔王の宮殿」ダイブになりました。

その後は前回同様みんなで天井の穴から脱出して、根の上のジャグジーのような泡(僕達が宮殿内で吐いた空気)に包まれてエエように癒されてからご機嫌さんで浮上しました。


ラストダイブは再び「ドロップNO.1」

飛び込んでみると今回も透明度がメッチャ良くて気持ちいい!(^^)v

そして豪快なドロップオフでは、まずお約束のカスミチョウチョウウオやアカモンガラの群れやハナゴイ、キンギョハナダイ、スミレナガハナダイの群れが我々のラストダイブに現れてくれました。
彼らは本当に華やかですね(^^)

それに大きなロウニンアジも!

その後ここの売りの迷路のような水路に入って、地形を楽しんだのですが、映画のインディージョーンズ(古いですか?)のようなUSJのアトラクションに迷い込んだようでワクワクしました(^^)

そしてこの日もとにかく透明度が良かったので、この豪快なドロップオフをみんなでメッチャ気持ち良く遊覧飛行してきました。

いつも言っていますが、この瞬間ダイバーになって良かったとつくづく思ってしまうんですよねぇ(^^)

その後は皆でリーフの浅いところに移動して、カラフルな熱帯魚達と宮古ブルーの海を眺めながら余韻を楽しむように長めの安全停止をしてから皆で後ろ髪を引かれる思いで浮上しました(^^)


このように今回のT's AREA宮古島ツアーも宮古島らしい地形、THE沖縄の世界、素晴らしいサンゴ礁(白化は悲しかったですが)と、色んなポイントにバランスよく潜れて本当に楽しくそして無事終了しました。

勿論アフターダイブは、お気に入りの居酒屋「わん」で川本二等兵と一緒に打ち上げで大いに盛り上がったのは言うまでもありません。

皆様お疲れっす!!(^^)>


今回も参加者の皆様から頂いた宮古島ツアー費の一部を、東日本大震災と熊本地震の義援金として寄付させて頂きました。

参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!
m(==)m







オアシスの沖縄らしい砂地とサンゴ根
しかしここも残念ながら
サンゴの白化があちこちで見られました


その白化したサンゴの近くにいた
ハナダイギンポ







脱出するとリーフの上は
穴の中で僕達が吐いた空気がまるでジャグジーのように噴出していました(^^)






名物のロウニンアジも
お別れの挨拶に来てくれました(^^)










最終日の夜はお約束の
「わん」で打ち上げでした
(^−^)v

皆様!お疲れ様でした!
m(^−^)m

今回も勿論
名物の炙り鯖寿司や
ラフテーなどいっぱい頂きました!
どれもみんな美味しかったですよ〜!(^^)