2016年 7/14木〜18月 沖縄の慶良間の阿嘉島に行ってまいりました(^^)> |
ポイント: 7/14木 西浜 | 天気: 晴れ | 気温: 33℃ |
水温: 29〜30℃ | 透明度: 25m | 波高: 0.5m |
今回は、台風の影響もないベストコンディションのダイバーズへブン(天国)ケラマ諸島の阿嘉島に行ってまいりました(^ー^)> 時は7/14のAM8:20、神戸空港を飛び立ち、那覇空港に着いて泊港にタクシーで移動して泊港の「トマリン」でお昼ご飯を食べてクイーンざまみ(高速艇)に乗り込み阿嘉島に着いたのは、PM1:50でした。 やはり沖縄ですね〜(^^)高速艇から出た瞬間あの南方独特のむ〜っとした暑さと香りに包まれ、「真夏の沖縄に来たで〜!」と我々のテンションはドンドン上がって行きました。 着いて早速ちゃっちゃと水着に着替えて港に行くと、カーッと照りつけるお天道様と、真っ青な沖縄の海がわれわれを迎えてくれ、またまたテンションが上がってきました(^^) と言う訳でみんなでご機嫌さんでケラマの海に繰り出したのは「西浜」を皮切りに今回も合計13本とよー潜ってきましたよ〜(^^) では先ず1本目の「西浜」からリポートさせて頂きますね(^^) ここは阿嘉島の東側にあるポイントで、浅場はサンゴのガレバとサンゴ礁、そのガレバのなだらかなスロープを少し下ると海底が白い砂地に変わります。 ここにはお約束のガーデンイール(チンアナゴ)があたり一面に生息しており、彼らのライトグレイのボディと白い砂地と慶良間ブルーの海の色がマッチしてとっても幻想的な世界が広がりました。 そしてこの白い砂地には小さなサンゴ根が点在し、それらは色んな生物達にとってオアシスのように居心地の良さそうな棲家になっておりました。 スカシテンジクダイの大群がそのサンゴ根を覆っていて、その彼らをユカタハタやバラハタやニジハタ、ネッタイミノカサゴなどが狙っていると言うお約束の沖縄の世界が広がりました。 キンギョハナダイやケラマハナダイなどの美しいどころや、ウメイロモドキやナンヨウハギの幼魚などの可愛いどころこがこのオアシスを棲家にしていました。 そしてただ今この時期サンゴの上には淡いブルーが鮮やかなデバスズメダイの幼魚の大群が見事でした。(デバスズメダイの幼魚は夏限定です) そうそうツチホゼリが、名前の通り砂地をほぜる(ほじくる、掘る)ところを見ました。 身を隠すための住処を作るときや、砂の中の甲殻類などを掘り出して食べたりするときにそういう行動をするらしいのですが、生物の生態って本当に面白いですね(^^) 僕たちもこの海の中のオアシスにすっかり癒されてしまい、今回も沖縄に来たんやなぁ〜!と感じる瞬間でありました(^ー^)v |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回参加して頂いたメンバーの方々(^^)v さぁ!潜るで〜! と到着後早速出港です。 ![]() 魚達にとってオアシスのようだったサンゴ根 ![]() そのオアシスを棲家にしていたスカシテンジクダイとユカタハタ ![]() デバスズメダイの幼魚達 ![]() ![]() あちこちいたチンアナゴ (ガーデンイール) ![]() 砂地を掘っていた ツチホゼリ |
ポイント: 7/15金 @久場島東先端 A阿真ビーチ B西浜 Cウフタマ |
天気: 晴れ | 気温: 29〜33℃ |
水温: 29〜30℃ | 透明度: 25〜30m | 波高: 0.5m |
2日目1本目は久場島の「久場島東先端」に潜りました。 美しいサンゴ礁のリーフが続くポイントで、色んな熱帯魚やユニークな生物に出会えました。 大きなヘラジカヤサイサンゴにはダンゴオコゼやおなかに黄色い卵をいっぱい抱えたアカホシサンゴガニやカスリフサカサゴが棲み付いていたり、アシビロサンゴヤドリガニがスリバチサンゴに穴を開けて潜んでいたり、ハナヤサイサンゴにはヨゴレダルマハゼがチョロチョロしていたりしたので、とっても楽しかった&可愛かったです。 サンゴ礁ではマルスズメダイの幼魚やハナゴンベやハナゴイ、シテンヤッコやサザナミヤッコ、モンガラカワハギやノコギリダイの群れやグルクン(クマザサハナムロ)の群れや、アカモンガラやカスミチョウチョウウオなどの群れなどが次々に現れてくれたのでメッチャ癒されましたよ(^^) 2本目は「阿真ビーチ」 ここは座間味島の南側にある真っ白い砂地にサンゴ礁が点在するメチャ癒し系のポイントで、その周りには色取り取りの熱帯魚達が群れていました。 サンゴ根の上にはここも只今旬のデバスズメダイやアオバスズメダイの成魚や幼魚の大群が覆いかぶさるように群れておりました。 真っ青な海に彼らの真っ青なボディとサンゴと真っ白い砂がとっても美しかったですよ(^^) 毎度お馴染みケラマハナダイのハーレム、ヨスジフエダイやウメイロモドキの成魚や幼魚の群れ、隙間にはスカシテンジクダイやキンメモドキがいーっぱい群れていてとても見応えがありました。 白い砂時にはあちこちにクサハゼやシマオリハゼなどがテッポウエビと共生していました。 よく見ると本当に美しいハゼ達でした。 そしてここでも真っ白い砂地にサンサンとお天道様の光が差し込み、素晴らしく蒼いケラマの海が余計に美しく見え、本当に気持ちよいダイビングが出来ましたよv(^ー^)v 3本目は再び「西浜」 今回は浅場の白い砂地にサンゴ根が点在する「THE慶良間」の世界を楽しみました。 小さなサンゴ根の上には、水色のデバスズメダイの幼魚やフタスジやミスジリュウキュウスズメダイが覆うように付いていました。 大き目のサンゴ根には、ケラマハナダイやフタイロハナゴイ、スカシテンジクダイやキンメモドキやヨスジフエダイなどが群れていてこれまた「THE慶良間」の世界でした。 4本目は安室島の東側にある「ウフタマ」 ここもケラマらしい真っ白い砂地に小ぢんまりしたサンゴ根が点在するところで、ここでもサンゴ根にはケラマのお約束のケラマハナダイやカシワハナダイ、キンギョハナダイ、ハナゴイなどの綺麗どころが我々を出迎えてくれました。 そしてここでもサンゴ根のもう一つのお約束、スカシテンジクダイやキンメモドキの大群がお天道様の光をいっぱい受けてキラキラ光り輝いて見えました。 スズメダイの仲間も負けておりません。アマミスズメダイやキホシスズメダイやアサドスズメダイなどが大きな群れを作ってとっても見応えがありました。 彼らの幼魚達もこの時期いっぱいいてとっても可愛かったですよ(^^)v |
![]() ダンゴオコゼ ![]() カスリフサカサゴ (よく見ると鰓蓋に寄生虫が) ![]() ハナゴンベ ![]() 座間味村の宣伝ポスターになった珊瑚 ただ今その上のデバスズメダイの群れが美しい! ![]() ケラマハナダイ ![]() クサハゼ ![]() ![]() 砂地を這っていた パイナップルウミウシと ツノザヤウミウシ(下) ![]() デバスズメダイや ミスジリュウキュウスズメダイの乱舞 ![]() ケラマハナダイや スカシテンジクダイや キンメモドキの乱舞 ![]() フタスジリュウキュウスズメダイの老成魚の群れ |
ポイント: 7/16土 @儀名(ギナ) Aガヒ ブツブツサンゴ B宇論の崎 C新田浜洞窟(ニタ) |
天気: 晴れ | 気温: 30〜34℃ |
水温: 28〜29℃ | 透明度: 25〜30m | 波高: 0.5m |
この日の1本目は阿嘉島の北側の「ギナ」 ここは白い砂地に大きな根が点在するダイナミック&癒し系のポイントでありました。 「ここはウミガメが多いんです。」とオーナーの鴨谷さんから聞いていたら、その通りいっぱいのアオウミガメやタイマイ(鼈甲亀)に出会えました。 エントリーして大きな根に皆で移動してみるといましたいました! 大きな根の上にあっちもこっちも(計3匹)昼寝をしていました(お天気が良かったので、気持ち良くってウトウトしていたのでしょうね) その後は白い砂地の上や大きな根の周りや上を、いっぱいの熱帯魚達とお天道様と一緒に、素晴らしく抜けたブルーのケラマの海を、空を飛ぶように泳ぐのが気持ち良くて気持ち良くて! いつもながら「ダイバーになって良かった〜!」と思える瞬間でありました(^^) 2本目はガヒ(嘉比)島の南側の「ガヒ ブツブツサンゴ」 浅い船下に皆で集合してから、なだらかなスロープを下っていくと、真っ赤な大きなリュウキュウイソバナが2箇所付いているところがあり、そのイソバナの付いている小さな根は、小魚の格好の棲家になっておりました。 ハナゴイの幼魚やウメイロモドキの幼魚、ナミスズメダイやアサドスズメダイの幼魚が真っ赤なイソバナに絡んでとても綺麗でした。 幼魚達だけでなく、クダゴンベやハナゴイやナミスズメダイやアサドスズメダイの成魚やケラマハナダイやキンギョハナダイのハーレムが同じくこのイソバナに絡んでとっても美しかったですよ(^^) そして名物の大きなブツブツサンゴ(コモンシコロサンゴ)ではグルクン(クマザサハナムロ)のメッチャ大きな群れが我々の周りを行ったり来たりしてくれメッチャ圧巻でした(^^) 3日目1本目は座間味島の「宇論の崎} ここも真っ白い砂地とサンゴ礁の「THE慶良間」のポイントでありました。 サンゴ礁にはアサドスズメダイやナミスズメダイ、デバスズメダイやアオバスズメダイ、ネッタイスズメダイや可愛いマルスズメダイやクロスズメダイの幼魚などの美しいスズメダイの仲間が多かったです。 たくさん群れていたハナゴイや、どこからともなく現れたクマザサハナムロやウメイロモドキなどのグルクンの仲間たちも慶良間ブルーの海にマッチしてとっても美しかったです。 枝サンゴの上にはアカメハゼ、間にはヨゴレダルマハゼやアカネダルマハゼやアカテンコバンハゼなどがとっても可愛かったですよ(^^) 4本目は座間味島の北側にある「新田浜洞窟} ここは座間味島の北側に位置し、名前の通りあちこちに洞窟がある地形ポイントです。 洞窟の中に入るとキンメモドキやアカマツカサなどが群れていて、彼らが洞窟の天井の穴から差し込むお天道様の光のカーテンに絡んでとっても幻想的な風景でした。 こんな地形ポイントではお約束の僕の大好きなツバメタナバタウオやクレナイニセスズメやアオギハゼもあちこちで見れました。 ヤミスズキやシチセンベラなどにも出会えたし、ラッキーでした。 それにカンムリベラの幼魚があちこちにいてビックリしましたよ(^^) |
![]() この日もええお天気でした!(^^)v ![]() ![]() ![]() ![]() 今年はアオウミガメとタイマイに出会えました(^^) ![]() イソバナに スカシテンジクダイ ![]() ![]() クダゴンベ ![]() アカメハゼ ![]() ヨゴレダルマハゼ ![]() ![]() 幻想的だった 新田浜の洞窟 ![]() あちこちいた カンムリベラの幼魚 ![]() タラコくちびるの アツクチスズメダイも いましたよ(^^) |
ポイント: 7/17日 @白(シル) Aサクバル漁礁 B海底砂漠 C前浜 |
天気: 晴れ | 気温: 30〜34℃ |
水温: 28〜29℃ | 透明度: 25〜30m | 波高: 0.5m |
最終日の1本目は 座間味島の南側の「シル」 ここは浅場はサンゴのガレバとサンゴ礁、ガレバのなだらかなスロープを少し下ると白い砂地に変わります。 その砂地のスロープを下っていくと、大きなキクメイシ(サンゴ)の仲間が現れました。 ここはさながら砂漠のオアシスのように色んな生物達の棲家になっておりました。 毎度お馴染みケラマハナダイのハーレム、ヨスジフエダイやウメイロモドキの幼魚の群れ、隙間にはスカシテンジクダイやキンメモドキがいーっぱい群れていてとても見応えがありました。 白い砂地は海の色が特にきれいで、皆さんが泳いでいる姿が本当に美しかったです(^^) 2本目は阿嘉島の南側の「サクバル漁礁」 ここはサンゴ礁の棚からストンと落ちるドロップオフを下っていくと、大きなコンクリートブロックを積み重ねた漁礁があるポイントで、漁礁には大きなツバメウオやサザナミヤッコやタイワンカマスなどが棲み付いていました。 サンゴ礁のドロップオフに戻ると、その壁には僕の大好きなハナゴンベやマルスズメダイの幼魚があちこちで可愛らしい姿を見せてくれました。 壁の窪みでは、ヤミスズキやスミレヤッコやアデヤッコの幼魚などにも出会えて、メチャラッキーでした。 そしてリーフエッジではアマミスズメダイやアカモンガラ、カスミチョウチョウウオが大きな群れを作っていてなかなか見ごたえがありましたよ(^^) 3本目は「海底砂漠」 ここは無人島ガヒ(嘉比)島の東側にあるポイントで、ご存知無機質な海底砂漠が広がるところであります。 果てしなく広がる砂地はまるで砂漠で、そこにうつ伏せになると、慶良間ブルーの海と真っ白い砂地が本当に美しく、ウットリしてしまいました。 砂漠でも生物はいるもんです。 ガーデンイールことチンアナゴや妖しい姿のベラギンポ、砂地に同化していたトゲダルマガレイやミナミコブヌメリ、それにタツウミヤッコの幼魚などが見らました。 浅場は小さなサンゴ根があちこちあり、サンゴにはブルーが鮮やかなナンヨウハギ(映画「ファインディング ドリー」のドリーちゃん)やデバスズメダイ、そしてフタスジリュウキュウスズメダイの幼魚などが覆いかぶさるように群れていてとっても美しくメッチャ可愛かったですよ(^^)v そして今回のツアーの締めくくりは、阿嘉島の南側の「前浜」 ここも白い砂地に大小の根が点在する沖縄らしいところで、大きなアオウミガメの遭遇率が高いポイントです。 白い砂地の上をみんなで泳いでいって、沖の根に行ってみると、しました!いました!大きなアオウミガメがお昼寝をしていましたよ(^^) そしてその根にはキンメモドキやスカシテンジクダイが根を覆うように付いていて、さらにケラマハナダイやカシワハナダイや色鮮やかなヨスジフエダイの群れなどが絡んでくるものですから、本当に心底癒されてしまいました。 それにキホシスズメダイやデバスズメダイなどのTHE沖縄のスズメダイの仲間や、シチセンチョウチョウウオやフウライチョウチョウウオやフエヤッコなどのチョウチョウウオの仲間達、それにどこからともなく現れたグルクン(クマザサハナムロやウメイロモドキ)の大群。そして彼らを狙う大きなナンヨウカイワリ(アジの仲間)の小編隊などが、まるで我々のラストダイブを知っているかのように、次から次に現れてくれました(^−^) このように今回のT's AREA慶良間阿嘉島ツアーは台風の影響も無く、「THE慶良間」の世界や素晴らしいサンゴ礁、それに地形の面白いところなど色んなポイントにバランスよく潜れて無事そして本当に楽しく終了しました。 皆さん、本当にお疲れ様でした!m(==)m! 皆さん、いつも言ってしまいますが、海ってやっぱり良いですね!(^^) またぜひ近々感動と癒しを求めて色んな海にご一緒させて下さいね〜!v(^−^)v! 今回も参加者の皆様から頂いた慶良間阿嘉島ツアー費の一部を、東日本大震災と熊本大震災の義援金として寄付させて頂きました。 参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!m(==)m |
![]() ![]() スカシテンジクダイや ケラマハナダイ ![]() とっても綺麗だった ウメイロモドキの群れ ![]() 漁礁のブロック ![]() 漁礁の住人?アカククリ ![]() マルスズメダイの幼魚 ![]() アマミスズメダイの大群 ![]() ![]() 無機質な海底の砂漠 ![]() 砂漠にいたタツウミヤッコ ![]() ドリーこと ナンヨウハギ ![]() 根を蔽うように 群れていた魚達(^^) ![]() ヨスジフエダイの群れ ![]() ![]() 大きなアオウミガメでした (^^) ![]() ![]() ペンションくばでの 美味しい夕食 ![]() ![]() ![]() ダイブゴビーズのクラブハウスにみんなで遊びに行きました(^^) ![]() ![]() 今回もよく潜りりーの、よく食べーの、よく飲みーの、よく眠りーののメッチャ幸せなツアーでした! v(^ー^)v 皆様、本当にお疲れ様でした!(~-~)/ |