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2016年 7/2土  南紀南部に行ってまいりました(^^)> 

ポイント:
 @ショウガセ Aハナレ 
天気:  曇り後晴れ 気温:  28〜30℃
水温:  22〜23℃ 透明度:  5〜12m 波高: 0.5m

今週は土曜日に日帰りで南部に行ってまいりました!(^ー^)>

只今梅雨の真っ最中ですが、今週末の土曜日も良いお天気に恵まれ、夏を思わせる暑い日になりました。

やはりこんな日はウエットスーツが気持ち良いだろうと、今期2度目のウエットスーツで潜って来ました。

さっそく海に飛び込んでみると、陸上が暑い分、案の定気持ち良い〜!
そして潜ってみると今回も海の中は生物がいっぱいで楽しい&癒される〜!でした(^ー^)

と言うことで今回気持ち良く飛び込んできたのは、「ショウガセ」「ハナレ」でした。


「ショウガセ」、今回はPADIディープダイバーSPの講習だったので、「ちょっと底まで」は行きませんでしたが、少し深場を攻めてみました。

ただ今深場にはクメジマオトヒメエビがいるので、先ず彼に会いに行った後、周りを見渡してみると、相変わらず深場が好きなハナダイの仲間達で賑わっていました。

婚姻色を出していたスジハナダイや、スミレナガハナダイやサクラダイの幼魚や、アサヒハナゴイが次々と美しいボディを見せてくれました。

その後深場の綺麗どころと別れてゆっくり浮上していくとオドリカラマツにヘラヤガラの幼魚が潜んでいました。

オドリカラマツの色と柄をコピーして、とっても上手に擬態していましたよ(^^)

引き続き根の上まで浮上すると、今回も根の上一面と言ってよいほどのキンギョハナダイの乱舞です。オレンジ色ですが桜吹雪のようで本当に美しかったです。

そのキンギョハナダイに混じってカシワハナダイの群れもいて、その中の雄が異様に興奮して体色を変え猛烈に雌達にアピールしていました。

それもそのはず、この時期はハナダイ達の産卵の時期なのです。

産卵と言えばクマノミもあちこちでイソギンチャクのすぐ横の岩盤に卵を産み付けてせっせと世話をしていました。

こんな感じでただ今「ショウガセ」はとっても賑やかで活気があり、潜っている我々ダイバーをメッチャ元気にしてくれるんですよ(^^)v


2本目は「ハナレ」

ここでは先ず固定ブイ下に集合して水路を通り岩盤に出て黄色と茶色のコケギンポやトウシマコケギンポに会いに行きました。

彼らの表情は本当にひょうきんに見えるので、何度見てもあきません。

その後小さな根に付いているオレンジのイロカエルアンコウに出会いました。

彼も本当にユニークな姿をしているので、出会うたびに熱くなり思わず夢中で写真を撮ってしまいます。

その小さな根の下の小石の上をヒュプセロドーリス・ゼフィラ(まだ和名がないウミウシ)が這っていました。

珍しいウミウシなので出会えてとてもラッキーでした(^^)v

それから砂地も行ってみたのですが残念ながら白黒のストライプのネジリンボウは見れなかったのですが、オニハゼやダテハゼがあちこちでテッポウエビと共生しているところが観察できました、

メインの根に帰る途中の小さな根のフトヤギにイソバナカクレエビが潜んでいました。とても小さなエビですがずんぐりして可愛いんですよね(^^)

そして今回もメインの根の壁にハナタツ(タツノオトシゴ)が見事にソフトコーラルに擬態していました。

本当に不思議な形をした魚ですよね(^^)

それからはメインの根の上でひと遊びしたのですが、ここもオレンジのボディが綺麗なキンギョハナダイやブルーが鮮やかなソラスズメダイの群れがカラフルなソフトコーラルに絡んで本当に身も心も癒されてしまいました。

そうそうメインの根の亀裂にメッチャ大きなサザナミヤッコの成魚がいました。沖縄でもあまり見ることの無いほどの大きさでした。

それとメッチャ小さなメッチャ可愛いミナミハコフグの幼魚も同じ亀裂にいましたよ。

やはり田辺湾は豊かな海なんでしょうね(^^)

最後は、根の上でマツバギンポやホシゴンベの幼魚とお約束の安全停止をしてからみんなでご機嫌さんで浮上しましたよ(^−^)


と言う訳で、このように南部を含め太平洋側の海は只今海に中の生物がいっぱいです。

そしてその海の生物達に囲まれているうちになんか知らない間にとーっても癒され、めちゃ元気になってくるんですよね〜!これが!v(^ー^)v


今回の参加して下さったメンバーの方々と、
下はフルフットフィン
デビューのN村さんと
O倉さん(右)
そしてこのお二人さんが
PADIディープダイバーSPを受講して下さいました


クメジマオトヒメエビ


スジハナダイ


美し過ぎる
アサヒハナゴイ


上手に擬態していた
ヘラヤガラの幼魚


興奮していた
カシワハナダイの♂


美しいフタイロハナゴイ
もいました



クマノミとその卵たち



今回も根の上で
フトスジイレズミハゼや
スジタテガミカエルウオ
などにも出会えました



黄色と茶色のコケギンポ


イロカエルアンコウの
幼魚


イソバナカクレエビ


ヒュプセロドーリス・ゼフィラ(まだ和名がない)



擬態の名人ハナタツ


ミナミハコフグの幼魚
にも出会えました(^^)


キンギョハナダイの群れ、それにカラフルなソフトコーラル。
そら癒されますわ!
(^−^)



一緒に安全停止をした
ホシゴンベの幼魚と
マツバギンポ(下)