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2016年  3/13日 紀伊大島の須江に行ってまいりました(^^)> 

ポイント:
@ナギザキ
A内浦ビーチ 
天気:  曇り 気温:  18〜20℃
水温:   17℃ 透明度: 5〜10m 波高:  0.5m

この週末は一時的な冬型の気圧配置になり、北西の風が吹いて太平洋側は全般的に波が高かったのですが、そんな時は須江頼みと、今回も串本の紀伊大島の須江に行ってまいりました(^^)>

行ってみると案の定、海は気持ち良いベタ凪で、今回もみんなでこの気持ちの良い春の須江の海に飛び込んできました。

と言うことで今回も1本目はボートポイントの「ナギザキ」、2本目は3月末限定のビーチポイントの「内浦ビーチ」でした。


「ナギザキ」

ここは須江ダイビングセンターのボートの港、白野港の北側にあるポイントで、ただ今ここはハナダイの仲間が多いので、今回もちょっと底までとメインの根の下の小岩の周りに行って見ました。

すると先ず目に入ってきたのがキシマハナダイの雄と雌のカップルでした。

名前の通り、雄の黄色の縞模様がとっても美しいハナダイです。

雌は黄色の縞模様は無いのですが、これはこれでシンプルでとても美しかったです。

その後メインの根の壁沿いを上がっていくと、サクラダイの成魚や幼魚、アカオビハナダイやケラマハナダイ、キンギョハナダイなどに出会い、彼ら綺麗どころと、壁に付いているカラフルなソフトコーラルやウミシダがとっても美しかったです。

そのウミシダには今回はワレカラの仲間が付いていて、それがとっても美しく思えて、思わずデジカメでパチパチ撮ってしまいました。

根の上では、今回もイサキが我々の視界を遮るほど大群で現れてくれたり、イソギンチャクにクマノミやミツボシクロスズメダイの幼魚や、マツカサウオの幼魚、シマウミスズメの幼魚が可愛かったです。


2本目はビーチエントリーで「内浦ビーチ」です。

今回も砂地を沖出ししていくと、大きなイソギンチャクにオドリカクレエビがいっぱい付いていました。

そしてその上や横には彼らにクリーニングして欲しいキタマクラ達が順番を待っていました。

すぐ横の空き瓶にはミジンベニハゼのカップルが棲み付いていて、今回はビンの口で並んでポーズをとってくれました。 とっても可愛かったです(^^)v

そして今回も近くの空き瓶と空き缶にはメジロダコがそれぞれ1匹づつ棲家にしていて、彼らの姿がとってもユニークでこれまた可愛かったです。

ここの砂地もハゼの仲間が多く、今回は水温が少し上がったせいか?ハゼ達の出が良く、ネジリンボウやクサハゼ、カスリハゼ、オニハゼなどがあちこちで見られました。

捨石のところに行ってみると、今回も須江ではマスコット的な存在のマトウダイがあちこちでチョロチョロしていました。

やはり彼らを見ないと須江に潜った気がしませんよね(^^)

最後はただ今お約束の、ラダーの下のオオモンカエルアンコウの幼魚(オレンジ)と一緒に安全停止をして、皆でご機嫌さんで浮上しました(^^)v


と言うことで今回もドライスーツでとっても快適にそして気持ち良くダイビングを楽しめたので、身も心もすっかり癒されて帰ってまいりました(*^ー^*)



今回参加して頂いた
メンバーと「ナギザキ」で
ボートダイビングを楽しみました(^^)



キシマハナダイの雄と
雌(下)


サクラダイの幼魚


アカオビハナダイ


ケラマハナダイの雌


ワレカラの仲間


アヤニシキの白い粒
たくさんの白い粒は嚢果(のうか)と言うそうで、この中から胞子が放出されます。


イサキの大群


マツカサウオの幼魚


シマウミスズメの幼魚


内浦ビーチ(^^)


オドリカクレエビ


ミジンベニハゼのカップル



メジロダコ達
上は缶、下はビン


ネジリンボウ


クサハゼ


カスリハゼ


ダイナンウミヘビ


アサヒガニもいました


大きなワニゴチもいました


須江名物のマトウダイ


今回もラダーの下にいた
オオモンカエルアンコウ
の幼魚