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2015年 9/19土〜23水 沖縄の宮古島に行ってまいりました(^^)> 

ポイント:
9/19土 つなみ石 
天気:  晴れ 気温: 30℃
水温: 28℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
毎年宮古島ツアーは台風でやきもきさせられるので今年もワクワクしていたのですが、ちょうど台風と台風の合間になって例年になく?絶好のダイビング日和の中楽しんでまいりました(^^)v

と言う訳で9/19の朝、神戸空港を飛び立ち、那覇空港を経て宮古島空港に着いたのはお昼の13:45でした。

宮古島はええ天気で真夏そのものでした。
そんな夏の沖縄の海を前におとなしく出来るT'sのメンバーではありません。

「さぁ行くで〜!」と着いて早速、水着に着替えて宮古島の海に繰り出したのは「つなみ石」でした。

さすが沖縄ですね。カーッと照りつけるお天道様と、むーっとしたあの夏の香りがわれわれを迎えてくれ、テンションを上げていってくれました(^^)

と言う訳で初日の「つなみ石」から始まって今回も合計10本とよー潜ってきましたよ〜(^^)

それではここらでそろそろダイビングのリポートにまいりましょうかね(^^)>


先ず1本目は「つなみ石」

ここは1771年に発生した八重山地震による「明和の大津波」で海中からあがったと言われる大岩が目印の下地島にあるポイントです。

着いて早速浅いリーフの上にボートを止め、島沿いの水路を泳いでショートドロップオフに出れば、ブルーが鮮やかなハナゴイやカラフルなカスミチョウチョウウオやグルクンことクマザサハナムロの群れが我々を出迎えてくれました。

こう言う水中景観を見ると沖縄に来た〜!って気がしますよね(^^)

ここはウミガメもよく出現するところで、今回も大きなアオウミガメが登場してくれたのですが、少し遠かったので証拠写真は無しです。

最後は浅いリーフの上でみんなであちこちいたハタタテハゼやクロユリハゼやアカハチハゼやゼブラハゼと一遊びしているうちに、いつの間にやら旅の疲れもどこかにすっ飛んでしまいました。(^−^)





今回のT’s軍団




いざ!下地島へ!




小ぢんまりした穴がありました(^^)


その穴の中にいたスミレヤッコの幼魚
(成魚もいましたよ)


浅場のリーフにいたアカハチハゼのカップル

ポイント: 9/20日
@オアシス
A魔王の宮殿
Bミニ通り池
天気:  晴れ 気温: 28〜32℃
水温:  28℃ 透明度: 20〜30m 波高: 0.5m
2日目1本目は「オアシス」に潜りました。

ここは真っ白い砂地に小ぢんまりしたサンゴ根が点在する「THE沖縄」の世界が広がりました。

そのサンゴ根はお約束のスカシテンジクダイやキンメモドキの大群やキンギョハナダイ、ケラマハナダイやソラスズメダイ達がその根を覆い、彼らをユカタハタやハナミノカサゴやオニダルマオコゼなどが狙っていると言ういつもの自然界の厳しい世界でもありましたが、我々ダイバーにとってはとっても癒しの世界であります。

その小宇宙のようなサンゴ根を一つのユニットとしてぼーっと見ているだけで本当にメッチャ癒されてしまいました。

我々の目をマクロレンズに切り替えると今度はサンゴの上には透明人間?のようなニセアカホシカクレエビやサンゴの穴を棲家にするカンザシヤドカリやサンゴの穴から顔を出しているイシガキカエルウオやフタイロカエルウオなどマクロ生物が見えてきました。

そして砂地ではヒメダテハゼやウミウシの仲間のクロボウズやニシキガイなども見れて「オアシス」の名前の通り色んな生物の憩いの場所になっておりました(^^)


2本目は「魔王の宮殿」

言わずと知れた宮古島を代表する地形のポイントであります。

壁にあいた横穴を入り、真っ暗な短いトンネルを通ると、薄暗いホールに出てきます。

そのホールには天穴が開いていてそこから太陽の光が差し込んでいます。その奥には大きな椅子に魔王が座っているような妖しい雰囲気があるのでこういう名前が付きました。

今回もこの宮殿の妖しい光のカーテンにハタンポの群れが絡むように舞泳いだり、皆さんが交代で魔王の代わりに光のカーテンを浴びたりして、本当に妖しくそして美しかったですよ。

今回はその天穴からの脱出ではなく、手前の横穴からみんなで宮殿を出て行ったのですが、これはこれで明るくて優しい感じで人間の世界に帰って行く様で、なかなかええ感じでしたよ(^^)


3本目は「ミニ通り池」

ここは本家「通り池」のミニチュア版で水中のトンネルを抜けると、小さい池に浮上できるところです。

トンネルの中にはハタンポがいっぱい群れていて水中ライトを照らすと彼らがキラキラ光ってとってもきれいでした。

相変わらず、池に浮上するときと、トンネルから抜け出るときのブルーの穴がメチャ幻想的できれいでしたよ(^^)v

みんなで池に浮上して記念撮影をしました(^^)





THE沖縄の世界でした
(^^)v


ヒメダテハゼ


砂地を這っていた
ニシキガイ






魔王が出てくる前に、
皆でそ〜っと潜入して、
横穴から脱出してきました(^^)






ミニ通り池の池に浮上して皆で記念撮影して帰ってきました(^^)


入り口のところで教えてもらった光る貝
ウコンハネガイ
ポイント: 9/21月
@中ノ島ホール
AドロップNO.1
Bロックビューティ 
天気:   晴れ 気温: 28〜32℃
水温:  28℃ 透明度: 20〜30m 波高: 0.5m
3日目1本目は「中ノ島ホール」

ここも宮古島を代表する穴ポイントで、縦穴が「魔王の宮殿」よりも長く、穴好きダイバーに人気のスポットです。

今回本来の「魔王の宮殿」のコース取りのように横穴からホール状の穴に入って行き、縦穴から上のサンゴのリーフに浮上したのですが、下から見ているとその長穴に皆さんが泡と太陽の光とともに溶けていくようで、とっても幻想的でした(^^)

そうそうこの穴の中で、オオベッコウガキと言う天然記念物の珍しい貝を見せてもらったのですが、見た目は何の変哲もない地味な二枚貝でした。


2本目は「ドロップNO.1」

豪快なドロップオフでは、まずお約束のカスミチョウチョウウオの群れやハナゴイ、キンギョハナダイ、スミレナガハナダイの群れが我々を迎えてくれました。彼らは本当に華やかですね(^^)

その後ここの売りの迷路のような水路に入って、地形を楽しんだのですが、映画のインディージョーンズ(古いです?)のようなUSJのアトラクションに迷い込んだようでワクワクしました(^^)

そしてこの日はとにかく透明度が良かったので、この豪快なドロップオフをみんなでメッチャ気持ち良い遊覧飛行してきました。

いつも言っていますが、この瞬間ダイバーになって良かったとつくづく思いました。

その水路にしがみ付いて写真を撮ったりしたのですが、全然逃げなくて我々の目の前を何回もゆーっくり泳いでくれました。


3本目は「ロックビューティ」

ここは宮古島らしくない?真っ白い砂地にサンゴ根が点在する「THE沖縄」の世界が広がりました。

その砂地にはガーデンイールがあちこちでゆらゆらしていて白い砂地とブルーの海に彼らの薄いグレイ色のボディがとっても幻想的でした。

スズメダイの仲間も多く、カクレクマノミやセジロクマノミ、シスジリュウキュウスズメダイやルリホシスズメダイの幼魚などの可愛いどころにも出会えましたよ。


中ノ島ホールの入り口


中に入っていくところです



奥の縦穴から脱出です



脱出するとリーフの上は
穴の中で僕達が吐いた空気がまるでジャグジーのように噴出していました


そうそう!穴の中にいた
天然記念物の珍しい貝
オオベッコウガキ






透明度が良くてメッチャ
気持ち良かったです!



あちこちいた
ガーデンイール


とんがり帽子のような貝


メッチャ可愛かった
ルリホシスズメダイの
幼魚

ポイント: 9/22火
@一の瀬ホール
A中ノ島チャネル
BドロップNO.2
天気:  晴れ 気温: 28〜32℃
水温:  28℃ 透明度: 20〜30m 波高: 0.5m
最終日の1本目は「一の瀬ホール」

ここは湾が小さくて風向によってはなかなか船を泊めにくいところなので、なかなか潜ることができないところなのですが、この日は何とかマールポロモーションの川本さんにお願いして潜らせて頂きました(^^)v

ここも宮古島の代表的な地形のポイントです。
(個人的には僕はここが一番好きです)

小さな穴を抜けると天井が大きく開いた明るいホールに出てきました。この日は透明度が抜群で、ホールの中層に浮かんでる皆さんがお天道様の光を受けてとってもええ感じでした。

これだけでも感動なのに本番はこれからです。
下方の穴からいよいよ一ノ瀬のメインホールに入っていきました。最初は真っ暗でしたが、すぐに前方に群青色の大きな穴が輝いておりました。

その大きな群青色にみなさんがシルエットとして浮き上がりました。

今回もあまりの美しさと静寂さに本当に鳥肌が立つほど感動しました(*^^*)


2本目は「中ノ島チャネル」

ここは水深10m〜20mの間にいくつものアーチやケーブが迷路のように複雑に入り組んでいるので、自然と冒険心をかき立てられるエキサイティングなポイントです。

それだけでなく、チャネルの下にはサンゴのガレ場が広がるところがありあり、そこには多くの色んな魚達の幼魚が棲み付いていてまるで魚達の幼稚園のような優しい所で、宮古島を代表するマクロ生物の宝庫であります。

ここでは、オビテンスモドキの超幼魚〜結構大きい幼魚やイロブダイ、ノドグロベラ、ルリホシスズメダイ、メガネスズメダイ、ベニヒレイトヒキベラ、ツユベラ、ナミダクロハギ、ヒメテングハギなどの色んな幼魚達に出会えました。

人間をはじめ、どの動物もそうですが魚達の子供達も本当に可愛いいですね(^^)


ラストダイブは「ドロップNO.2」

ここは伊良部島にある「ドロップNO.1」のすぐ隣のポイントであります。

ここも潮通しが良いので、お約束のハナゴイやカスミチョウチョウウオがいっぱい群れていました。
ブルーの宮古島の海ととっても合うキュートで花のあるハナダイとチョウチョウウオです。

そうしていると今度はグルクンの仲間のクマザサハナムロやタカサゴの連合軍の大きな群れが、我々の周りを行ったり来たりしてくれたので、1匹1匹は小さい彼らですが本当に迫力がありました。

すると今度は大きなイソマグロが2本我々の目の前をシレ〜っと通り過ぎていきました。2匹だけですがやはり存在感がありますよね。

その後は皆でリーフの浅いところに移動して、ゼブラハゼやモンツキカエルウオなどと長めの安全停止をしてから皆で後ろ髪を引かれる思いで浮上しました(^^)


このように今回のT's AREA宮古島ツアーも宮古島らしい地形、THE沖縄の世界、素晴らしいサンゴ礁と、色んなポイントにバランスよく潜れて本当に楽しくそして無事終了しました。

勿論アフターダイブは、お気に入りの居酒屋「わん」で川本二等兵と一緒に打ち上げで大いに盛り上がったのは言うまでもありません。

皆様お疲れっす!!(^^)>


今回も参加者の皆様から頂いた宮古島ツアー費の一部を、東日本大震災の義援金として寄付させて頂きました。

参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!
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すみません!一の瀬ホールに行けると思って興奮してしまってポイントマップの写真を撮り忘れました!m(==)m




いやぁ!素晴らしかったです!感動した!!

一の瀬ホールの余韻を楽しんでいるうちに
中ノ島チャネルのポイントマップの写真も撮り忘れてしまいました!
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オビテンスモドキの幼魚


イロブダイの幼魚


岩の裏に生み付けられていたミミイカの卵
もう目玉が出来ています



カスミチョウチョウウオ


ノコギリダイ


グルクンの仲間の
クマザサハナムロの群れ


相変わらずひょうきんな
顔の
モンツキカエルウオ





最終日の夜はお約束の
「わん」で打ち上げでした
(^−^)v

皆様!お疲れ様でした!
m(^−^)m

今回も勿論
名物の炙り鯖寿司や
ラフテーなどいっぱい頂きました!
どれもみんな美味しかったですよ〜!(^^)