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2014年 8/30土〜31日 四国の牟岐に行ってまいりました(^^)> 

ポイント:
@大島内湾
Aビシャゴ 
天気: 晴れ時々曇り 気温: @28℃ A30℃
水温:  26〜27℃ 透明度:  5〜10m 波高:  0.5m
今週も8/30土のお昼過ぎ出発の1泊2日で四国の牟岐にファンダイブに行ってまいりました(^^)

この日の牟岐は台風11号とその後の大雨の影響で透明度はイマイチだったのですが、
お天気も晴れ時々曇りと過ごしやすく波もなく快適に&とっても気持ち良いダイビングをしてきましたよ〜!(^^)v

と言うことで、1本目は「内湾」、2本目は「ビシャゴ」牟岐大島の西側沖の湾内の対岸同士ポイントに潜りました(^^)v

この日はこの内湾の名物の千年サンゴ(推定1750歳のフカアナハマサンゴ)を「24時間 愛は地球を救う」のテレビスタッフが朝の7:40に潜って生放送していたのを見ていた方もいたかもしれません。

僕らも出港前にショップのテレビでその生水中映像を見ました。

相変わらず迫力のある千年サンゴをテレビで見た後、「さぁ!本物を見に行こか!」と皆で元気に出港しました(^^)


という訳で先ずは「内湾」です。

ここには大きなフカアナハマサンゴ(高さ約12m、直径も約10mの三角錐型)、通称「千年サンゴ」が有名なところであります。

この日は前述しました通り透明度はイマイチだったのですが「千年サンゴ」の周りや上には、クロホシイシモチやネンブツダイが覆い被さるように群れていて、やはりホンマもんは迫力があり見事な景観を見ることが出来ました。

千年サンゴの間には、イセエビやアカマツカサやホウセキイントキなどの暗がりが好きな生物や、オキナワベニハゼやイチモンジハゼ、アオイソハゼなどの小動物の格好の住家となっていました。

ここは千年サンゴだけでなく回りは色んなサンゴが生息していて、そのサンゴ礁にはトノサマダイ、ヤリカタギ、タキゲンロクダイなどのチョウチョウウオの仲間、ここの岩盤の隙間にもオキナワベニハゼ、イチモンジハゼ、ミズガメカイメンにはアオイソハゼやアカホシイソハゼなどのイソハゼの仲間やカサゴやカゴカキダイなど、この週もまるで和洋折衷のお弁当のように温帯の生物と熱帯の生物が見れとってもお得なダイビングでした(^^)v

このへんが偉大な黒潮の恩恵を受ける日本の太平洋側の海の素晴らしいところですね。世界屈指の生物層を誇るんですよ(^^)

そしてウミウシや甲殻類の仲間達も多く、岩盤にはコイボウミウシやニシキウミウシ、シロウミウシ、ウデナガウンバチなどのイソギンチャクの仲間やナガレハナサンゴやにはアカホシカクレエビやカザリイソギンチャクエビ、イソギンチャクモエビなどが見られ、これもとっても得した気分でした(^^)v


2本目は「内湾」の対岸の「ビシャゴ」

ここは色んな種類のサンゴが群生するスロープが続くとっても沖縄ぽいポイントで個人的に僕のお気に入りのところであります(^^)

この沖縄っぽいサンゴのスロープを下りていくと千年サンゴほどは大きくないのですが、結構大きなコブハマサンゴがあり、このサンゴの小さい穴の渕にミナミギンポが卵を産み付けて守っていました。
穴の周りの卵が真珠のネックレスのようでとっても可愛かったです。

あちこちあるミズガメカイメンにはタキゲンロクダイの幼魚がチョロチョロしていたり、ハリセンボンやカサゴが乗っかっていたり、表面にはタツノイトコやウミタケハゼの仲間が潜んでいたりと、とってもユニークなシーンを見ることが出来ました。

相変わらずサンゴやソフトコーラルが美しく、それらにタキゲンロクダイやヤリカタギやトノサマダイ、ミゾレチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間や、ソメワケヤッコ、レンテンヤッコ、キンチャクダイ、アブラヤッコなどのキンチャクダイの仲間やイトヒキベラ、クロヘリイトヒキベラ、などのベラの仲間やクロユリハゼやツノダシ、クロホシイシモチの大群やコロダイの群れなどが、とっかえひっかえと絡むものですから、今回も知らず知らずに心身共にリラーックス&癒され〜のでしたよ(^^)

浅場では、相変わらずブルーが鮮やかなソラスズメダイやオレンジが鮮やかなキンギョハナダイやカシワハナダイがいーっぱい湧いていて(?)これも本当に美しかったです(^^)


このように四国や南紀の太平洋側の海は水温も26〜27℃と暖かいですし、サンゴや熱帯魚達は生き生きしてとっても活気があります。

ぜひこれからのこの活気溢れるベストシーズンの海に一緒に繰り出しましょうね!(^^)v

こういう海に潜っていると我々もついついつられてとっても元気が出てくるんですよね〜(^^)

もちろん今回も常宿の「民宿砂美」のめっちゃ美味しい夕食とデザートを頂いて、水陸共に&心身共に満たされて帰ってまいりました(^ー^)>



さぁ牟岐大島へ!
(^^)


牟岐名物「千年サンゴ」


「千年サンゴ」にいた
イセエビ
(O倉さん撮影)


同じくオキナワベニハゼ
(スタッフ岩井撮影)


ミズガメカイメンにいた
タキゲンロクダイの幼魚
(T内先生撮影)


シロウミウシ


アカホシカクレエビ
(T内先生撮影)


イソギンチャクモエビ


巣穴の周りに卵を産み付けて守っていた
ミナミギンポ
(スタッフ岩井撮影)



ミズガメカイメンにいた
タツノイトコ
(上:T内先生撮影
下:スタッフ岩井撮影)


同じくカサゴ
(T渕さん奥様撮影)


ヤリカタギの幼魚
(O倉さん撮影)



クロホシイシモチの大群
(上:T渕さん撮影
下:T渕さん奥様撮影)


ソラスズメダイとキンギョハナダイがとっても綺麗でした!(^^)
(O田さん撮影)







民宿砂美での夕食
メッチャ美味しかった〜!v(^−^)v