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2014年 2/7金〜11火 パラオクルージングツアーに行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 2/8土
@ジャーマンチャネル
Aニュードロップオフ
Bゲドブスコーラルガーデン
天気:   晴れ 気温:  30〜32℃
水温:  29℃ 透明度: 15〜30m 波高: 0.5m
今年も、ミクロネシア大将パラオに行ってきました
(^v^)>

時は2/7金。UA150便とUA193便が我々を関西空港からグアム経由でパラオに運んでくれるはずが、急にUA150便(関空〜グアム)が飛ばなくなり、急遽グアムまでの飛行機がANA1711便(関空〜千歳)、UA188便(千歳〜グアム)に変更になってしまいました。
しかしグアム〜パラオ間は予定通りのUA193便でパラオに到着したので、結局パラオに到着したのは予定通りの20:45でした。

空港には今回のダイビングスタッフのべスが迎えに来てくれていて、早速今回のクルージングボートの「TIDA・AGAIN号」にみんなで乗り込み今年の「T's AREAパラオクルージングツアー」も始まり始まり!でした(^−^)v

船に乗り込んでから部屋割りをした後メインキャビンでビールで乾杯して明日からのパラオでの楽しいダイビングスケジュールの打ち合わせをして、その日は早めに寝ました。


次の日朝起きてみるとお天気は晴天、そして後ろのデッキのテーブルには何と和食の朝食が用意されておりました。

みんなが揃ってから美味しい&楽しい朝食を頂いているうちにクルージングボートはダイビングポイントに向かってゆっくり走り出しました。
(なんてお洒落なのでしょう!)

ボートが向かっていたのはパラオの内海と外洋をつなぐパラオブルーの水路(チャネル)、ジャーマンチャネルでした。

朝食後ボートはパラオ名物の名勝ロックアイランドの間をのんびりクルージングし、みなさんはそれぞれお気に入りの場所&スタイルでくつろいでいるうちに水路に到着しました。

このミントグリーンの水路が我々ダイバーの聖地に続いていると思うだけでわれわれのテンションもがどんどん上がって行きました。


と言うことでパラオでの記念すべき初ダイブは「ジャーマンチャネル」

その昔ドイツ人が掘ったと言われるここジャーマンチャネル。
この水路にはマンタが集まることで有名なスポットです。

水深20m付近にマンタのクリーニングステーションが点在するので、今回はそのうちの一つに的を絞ってみんなでマンタ待ちです。

暫く待っていると、「で出た〜!」われわれの真上に大きなマンタが合計4枚行ったり来たり自慢の舞を披露してくれました。

下から見上げるマンタは、ブルーの海をバックにあのマンタのカッコいい姿がシルエットとして抜けて見えてこれはこれでとっても素敵でしたよ。


ひとしきりマンタを眺めた後、われわれの目の前にナポレオンやグレイリーフシャーク、やギンガメアジやマダラタルミの大群やオオメカマスの大群などが、わざわざブルーコーナーからジャーマンチャネルを通って(?)われわれを出迎えに来てくれました


2本目は「ニュードロップオフ」

ここはブルーコーナーの並びにあるポイントなので同じように豪快なドロップオフが続くところでした。

同じようにドロップオフの淵沿いをドリフトダイビングで流していくと、グレイリーフシャークやホワイトチップやイソマグロ達が次々と登場でした。

その後ドロップオフの淵を掴んで暫しパラオブルーの海を眺めているとやはりここも魚影が濃いかったです。

ブルーと黄色のボディが鮮やかなウメイロモドキの大群がまたパラオブルーの海に色に合うんですよねぇ〜!

棚の上に目を向けると、結構流れていたのにあちこちにアオウミガメがコバンザメを従えて悠々と鎮座していました。

僕らはカレントフックで体を固定しないとしんどいくらいの流れだったのにさすがウミガメ!

そのうえサンゴをガリガリ齧ったり、ゆっくり水面に呼吸をしに行ったりこういう余裕の生態を見ると、生物はその環境に適応するように進化していくのだなぁと今さらながら思ってしまいました。


3本目は「ゲドブス コーラルガーデン」

ここはパラオの中でも一二のサンゴ礁の美しいポイントで、なるほど見事な色取り取りのいろんなサンゴが生息していました。

こういうところは勿論色取り取りの熱帯魚が乱舞するのは万国共通ですよね(^^)

ハクテンカタギやシチセンチョウチョウウオやアミメチョウチョウウオやシテンチョウチョウウオなど図鑑に乗っているほとんどのチョウチョウウオの仲間が見られました。

勿論スズメダイの仲間やベラの仲間など書き出したらキリがないのでこれくらいにしときますが、(何度も言いますが)見事なサンゴ礁に色取り取りの熱帯魚達と素晴らしく透明度の良いパラオの海が我々を心の底から癒してくれました。

素晴らしいパラオでの初日のダイブでした(^v^)v

雪が積もっていた
千歳空港




素敵なロケーションの中朝食を頂きながら
クルージングツアーの始まり始まりです(^^)v


そうしているうちに
ダイバーズへブンの入口
ジャーマンチャネルに
到着!



さぁ!潜るでぇ〜!(^^)




マンタ登場!
(上:T内先生、
中:O橋さん、
下:I百蔵さん撮影)


グレイリーフシャーク
(M羽さん撮影)


ホワイトチップ
(岩井撮影)



アオウミガメ
(みどりさん撮影)


タイマイがトゲトサカ(サンゴの仲間)を食べていた珍しい写真
(M羽さん撮影)



結構な流れの中をシレ〜っと息を吸いに水面に向かうアオウミガメ
(I百蔵さん撮影)


色んなサンゴが生息していた
ゲドブスコーラルガーデン
(M羽さん撮影)


ハクテンカタギ
(みどりさん撮影)


O橋さん撮影のセグロチョウチョウウオ


オレンジフィンアネモネフィッシュ
(Y田さん撮影)


サンゴ礁に群れていた
アカヒメジ
(I百蔵さん撮影)


僕の大好きな
カンザシヤドカリ
(O橋さん撮影)

ポイント: 2/9日
@ブルーコーナー
Aジャーマンチャネル
Bブルーホール
Cビッグドロップオフ
天気:   晴れ 気温:  28〜32℃
水温:  29℃ 透明度: 20〜30m 波高: 0.0m
2日目1本目は早朝から「ブルーコーナー」に繰り出しました。

昔から早起きは三文の得とはよく言ったものです。
ブルーコーナーに向かう途中でイルカの群れに出くわしました!(^^)v

我々のボートの先端をまるでブルーコーナーまで道案内してくれるかのように長い間先導して泳いでくれました。

本当にイルカってカッコよくてそして可愛いですね!(^−^)v

そうこうしているうちにブルーコーナーに到着です。(そこはクルージングツアーのメリット!ポイントまでの移動はメッチャ楽チンです(^^))


パラオと言えば、世界のダイバーが認める、ここブルーコーナー

潜行すると、先ず豪快なドロップオフと群青色の海の色に感動、そのドロップオフの渕を掴むと、今年も「パラオ劇場」の幕が上がりました。

ドロップオフの下から湧き上がるように現れるギンガメアジやクロヒラアジ、マダラタルミ、オオメカマスの大群、それに銀色のボディがメチャカッコいいグレーリーフシャークが彼らをかき分けて次々と登場です。
そうしていると、丸太棒のような巨大なイソマグロがズドーンと我々の前を通っていきました。

棚の上では、大きなナポレオンやロウニンアジやホワイトチップなどがシレ〜っと登場してくれました。

何と言うところでしょう!開いた口が塞がらず、レギュレーターを手で押さえながら?みんなで浮上しました(^^)


2本目は再び「ジャーマンチャネル」

前日マンタは4枚も登場してくれたのですが、ちょっと遠かったので、今度はみなさんに近くで見て頂こうとガイドのべスがもう一度連れて行ってくれました

せっかくべスが連れて行ってくれたにもかかわらずこの日は遠くに1枚だけの登場に終わりました。

代わりに?足元の砂地を見てみるとそこには可愛らしいカニハゼのカップルがあちこちでピョコピョコジャンプしていてその姿がとってもユーモラスで可愛かったです。

チンアナゴもいっぱいで、名前の由来の犬のチンのようなユニークな平たい顔が我々の心を癒してくれました。

その後は中層にはアカモンガラやミナミイスズミの大群、クマザサハナムロやユメウメイロ、マダラアルミ、ヒメフエダイやメアジの群れ、バラクーダーやオニテングハギの小隊が我々の目を楽しませてくれました
(^^)


3本目は「ブルーホール」

水深1〜3mほどの浅いリーフの棚に穴が4つあいており、それらが全て巨大なブルーのホールへとつなががっています。

その棚の上の穴からホールに入って上を見上げると、この時のお天気は晴天で4つの穴全てから光のシャワーが差し込み、そのシャワーとパラオブルーのホールと我々ダイバーが絡んで、とっても幻想的でしたよ(^^)

ホールの中では、フチドリハナダイのハーレムやミナミハタやコリンズエンジェルフィッシュやアオマスクなどのレア&綺麗どころや、光る貝ウコンハネガイ、下の砂地にはニチリンダテハゼが自慢の日輪柄の背びれをフリフリ振って我々を迎えてくれました(^^)

そして出口の横穴でも婚姻職がメッチャ美しかったフチドリハナダイの雄や、小さな門番?ソリハシコモンエビが美しい姿で、われわれを見送ってくれました(^^)


4本目は「ビッグドロップオフ」

水深1〜2mの浅い棚から垂直に落ち込む豪快なドロップオフが売りで、付いた名前が「ビッグドロップオフ」

地形の豪快さとは対照的に、ここは可愛らしくそして美しい生物の宝庫でありました。

アカネハナゴイやフタイロハナゴイやスミレナガハナダイ、そして日本では超珍しいオオテンハナゴイや日本にはいないバートレットアンティアスなどや、カスミチョウチョウウオなどの綺麗どころが乱舞!

少し深度を落とすとアケボノハゼやアオマスクのカップルにも出会えました!(^^))

ドロップオフの壁の窪みには、ニチリンダテハゼがテッポウエビを従えて自慢の背ビレをヒラヒラさせていたり、ハダカハオコゼのカップルがダイヤモンドのような美しい目をキラキラ輝かせていたり、ヤスジチョウチョウウオやニシキヤッコの幼魚やリングアイピグミーゴビーやキャンディケインドワーフゴビーなどのベニハゼの仲間達などの可愛いどころや、アカシマシラヒゲエビやアカスジカクレエビ、ミカズキコモンエビやソリハシコモンエビ、クリアクリーナーシュリンプなどのユニークな甲殻類の仲間達が可愛らしくそして美しい姿を見せてくれたりして、ここを潜っているうちにここでも本当に癒されていまいましたよ(^ー^)



道先案内してくれた
ハシナガイルカの群れ


豪快なドロップオフ


ギンガメアジの大群
(O橋さん撮影)


Y田さん撮影の
クロヒラアジの群れ


イソマグロ
(M羽さん撮影)


グレイリーフシャーク
(I百蔵さん撮影)


T内先生撮影の
ナポレオン


カニハゼのカップル
(I百蔵さん撮影)


チンアナゴ
(O橋さん撮影)


メアジの群れ
(Y田さん撮影)


天穴からブルーホールへ
(岩井撮影)


ブルーの穴が美しかった
ブルーホール
(O橋さん撮影)


とっても綺麗だった
フチドリハナダイ♂♀
(Y田さん撮影)


ミナミハタ
(T内先生撮影)


M羽さん撮影のコリンズエンジェルフィッシュ


光る貝のウコンハネガイ
(Y田さん撮影)


自慢の背びれをヒラヒラさせていた
ニチリンダテハゼ
(O橋さん撮影)


顔が青いので
アオマスク
(O橋さん撮影)


スミレナガハナダイ
(Y田さん撮影)


アケボノハゼ
(岩井撮影)


ハダカハオコゼ
(M羽さん撮影)


キャンディケイン
ドワーフゴビー
(岩井撮影)


ソリハシコモンエビ
(岩井撮影)


クリアクリーナーシュリンプ
(M羽さん撮影)

ポイント: 2/10月
@ブルーコーナー
Aタートルケーブ
天気:   晴れ 気温: 27〜30℃
水温: 30℃ 透明度: 20m 波高: 0.0〜0.5m
最終日の1本目は再び「ブルーコーナー」

この日は早朝「ブルーコーナー」ダイビングです。

「TIDA AGAIN号」「ブルーコーナー」に着いたころにはすっかり夜は明けて、さぁ行くで!と我々のテンションも上がってきました。

先ず、棚の上に潜行して、ドロップオフから群青色の沖の中層にみんなで泳ぎ出ました。

われわれの周りにはパラオブルーの海と360度魚魚魚!
ちょっと回遊魚になった気分でとっても気持ちよかったですよ(^^)

ひとしきり回遊魚気分を楽しんだ後はいつものようにドロップオフの渕にカレントフックを引っ掛けて今度は「パラオ劇場」の観客です。

今回のスペシャルは、バラクーダーとオオメカマスの大きな群れです。

パラオブルーの海にシルバーのバラクーダーやオオメカマスのボディが本当に美しかったです。

その後は、ギンガメアジ、クロヒラアジ、マダラタルミの大群、クマザサハナムロやウメイロモドキなどのグルクンの仲間達の大群やツノダシの群れ(この時期のブルーコーナーの名物)、そして彼らを狙ってグレイリーフシャークやホワイトチップが音も無く?不気味にそしてかっこよく通り過ぎていく、いつものブルーコーナーを楽しみましたよ(^^)v


2本目、ラストダイブは「タートルコーブ」

ここは1〜3mの浅くて広い棚にあちこち亀裂やトンネル(コーブ)がありそのトンネルを抜けるとパラオブルーのドロップオフに出るという、地形の面白いところであります。

そしてウミガメも多いところなのでこういう名前が付きました。

ラストダイブなので、水深は浅めにと10m前後のトンネルを抜けてドロップオフに出ると、いつものアカモンガラやマダラタルミやクロヒラアジやブルーと黄色のボディが鮮やかなウメイロモドキの群れやスミレナガハナダイのハーレムやグレイリーフシャーク、ホワイトチップ、アオウミガメやマダラトビエイなどがわれわれを見送リに?来てくれました(^^)

みんな!わざわざのお見送り本当にありがとうね〜!(^^)/~

そして最後は浅い棚の上であちこちいたモンツキカエルウオ相手に長い間の安全停止&デジカメ撮影会を行ってからみんなで浮上しました。

後ろ髪を引かれながら浮上してみると、僕も含めてみんな本当に身も心もグネグネに癒された、とっても良い顔になっていましたよ(^^)


と言う訳で今回も相変わらず貧乏性・・いやアクティブなT’s AREAの愉快な仲間達のミクロネシア大将!「パラオ」のダイビング三昧クルージングツアーもこのように無事そしてメチャ楽しく終了しました!

そして今回はT’s AREAだけのチャーター艇でのクルージングツアーだったので、僕達のペースでまるでパラオを独り占めしたようなツアーになりました

「TIDA AGAIN号」のスタッフ高橋さんが作ってくれる三度の食事は、船上とは思えぬバラエティに富んだメニューで「今日はなんだろう?」といつも我々をわくわくさせてくれました。

それに豪華ヨットクルーザーの「TIDA AGAIN号」での航海はいつものスピードボートにはない優雅で贅沢な航海になり、特に前述しましたがパラオ名勝ロックアイランド群を通過する時や、そこに停泊して昼食をとる時などは本当に贅沢で優雅で癒しの時間となりました。


参加者の皆様の水中写真や、パラオクルージングの風景、アフターダイビングの船上での宴会、陸上でのショッピングや宴会(夕食)のときの様子は、フォトギャラリーに掲載していますので、よければぜひ見て下さいね〜!(^^)v



PS.
今回も参加者の皆様から頂いたパラオクルージングツアー費の一部を、東日本大震災の義援金として寄付させて頂きました。

参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!
m(==)m

この日は気持ち良いブルーウォーターダイビングから始まりました(^^)


バラクーダーの群れ
(I百蔵さん撮影)


オオメカマスの群れ
(M羽さん撮影)


ギンガメアジの群れ
(Y田さん撮影)


ナポレオン
(I百蔵さん撮影)


ロウニンアジのシルエット
(T内先生撮影)


グレイリーフシャーク
(みどりさん撮影)


ホワイトチップ
(M羽さん撮影)


マダラタルミの群れ


スミレナガハナダイ
(みどりさん撮影)


モンツキカエルウオ
(岩井撮影)


ヒナギンポ
(O橋さん撮影)


皆様!お疲れ様でした!
m(^−^)m