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2013年 10/10木〜14月 沖縄の宮古島に行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 10/10木
   ドロップNO.2 
天気:  晴れ 気温: 31℃
水温: 29℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
毎年9月に宮古島ツアーを組んでいたのですが、近年台風の影響が多々あったので、マールプロモーションの川本君と「10月の方が台風が少ないから10月にしよう!」と今年は体育の日を絡めた10月に企画してみました。

ところが今年は9月の連休は台風が来なくて10月の我々のツアーが近づくと台風24号が発生し、ツアー直前に下の方に25号と26号と二つも同時に出来たものですから、「台風の野郎ええ加減にせえよ!」と思っていたら25号は西のフィリピンに、26号は東に曲がって紀伊半島の南を関東の方に抜けていくコースをとったので、今回の宮古島ツアーも無事決行することが出来ました(^^)>

と言う訳で10/10のAM8:20に神戸空港を飛び立ち、那覇空港を経て宮古島空港に着いたのは、お昼過ぎの12:40でした。

宮古島は当たり前ですがやはり沖縄ですね。
10月と言うのに真夏そのものでした(^^)

カーッと照りつけるお天道様と、むーっとしたあの夏の香がわれわれを迎えてくれ、テンションを上げていってくれました(^^)

そんな夏の沖縄の海を目の前におとなしく出来るT'sのメンバーではありません。

「さぁ行くで〜!」と着いて早速、水着に着替えて宮古島の海に繰り出したのは「ドロップNO.2」でした

と言う訳で初日の「ドロップNO.2」から始まって今回も合計10本と、よー潜ってきましたよ〜(^^)

それではここらでそろそろダイビングのリポートにまいりましょうかね(^^)>


「ドロップNO.2」
ここは伊良部島にある文字通り豪快なドロップオフのポイントでありました。

こういうところは潮通しが良いので、お約束のカスミチョウチョウウオがいっぱい群れていました。
ブルーの宮古島の海ととっても合うキュートで花のあるチョウチョウウオです。

その他にもグルクンの仲間のクマザサハナムロやタカサゴやブルーが鮮やかなハナゴイも大きな群れで登場してくれたし、ドロップの壁にはシテンヤッコやタテジマキンチャクダイやアデヤッコなどのお洒落なキンチャクダイの仲間や、棚の上ではハタタテハゼやクロユリハゼなどのハゼの仲間や、アサドスズメダイやレモンスズメダイなどのスズメダイの仲間などの沖縄の仲間達のお出迎えを受けました。

最後は棚の上で昼寝をしていた大きなアオウミガメに出会いました。

このいっぱいの沖縄の仲間達や気持ち良さそうに昼寝をしているアオウミガメの姿を見ているうちに我々もすっかり癒されて長旅の疲れもいつの間にやらどこかに行ってしまいました(^ー^)

今回のT’s軍団






さぁ!宮古島の海へ!
v(^ー^)v


ドロップオフに乱舞する
カスミチョウチョウウオ


棚の窪みで昼寝をしてた
大きなアオウミガメ

ポイント: 10/11金
@ミニ通り池
A一の瀬ドロップ
Bマリンレイク
天気:  晴れ 気温: 30〜32℃
水温:  29℃ 透明度: 20〜30m 波高: 0.5m
2日目1本目は「ミニ通り池」に潜りました。

ここは宮古島を代表するポイント「通り池」のミニチュア版で、水中のトンネルを抜けると、小さい池に浮上できるところです。

トンネルの中にはハタンポがいっぱい群れていて水中ライトを照らすと彼らがキラキラ光ってとってもきれいでした。

相変わらず、池に浮上するときと、トンネルから抜け出るときのブルーの穴がメチャ幻想的できれいでしたよ(^^)v


2本目は「一の瀬ドロップ」

ここは名前の通り、豪快なドロップオフと、沖にある大きな巨岩がめちゃダイナミックなポイントです。

ドロップオフに出て沖の根に移動すると、お約束のカスミチョウチョウウオの群れやグルクン(クマザサハナムロやタカサゴ)、キンギョハナダイ、スミレナガハナダイの群れが迎えてくれました。
彼らはここの豪快な水中風景に本当に合うんですよねぇ〜、これが!(^^)

その後転々と沖の巨岩をまるで宇宙飛行士のように無重力を楽しみながら遊泳してきましたよ(^^)

これこそ我々ダイバーの特権ですよね(^^)v


3本目は「マリンレイク」

ここは、「ミニ通り池」みたいに水中のトンネルを抜けると、小さい池に浮上できるところです。

でもこちらのほうが、池の水面近くは淡水が湧き出ているのか?サーモクラインやケモクラインが発生していて霞んだように見え、下から池に浮上して行くダイバーを見ているとその霞の中に溶けていくように消えていく様は「通り池」を思わせ、個人的には名前を変えたほうが良いのでは?と思ってしまいました(^^)

水中のトンネルには大小の天穴が開いてあり、そこから光のカーテンが差し込み何とも言えない幻想的で素敵な風景でしたよ(^^)

ミニ通り池の入口



池への浮上潜行


帰り道


出口


グルクンの大群に囲まれて、メッチャ幸せ!


サロンパスを貼ったような
スミレナガハナダイ





通り池のような幻想的な池を見ることが出来ました(^^)

ポイント: 10/12土
@グロートマーケット
A魔王の宮殿
Bエイトポールアーチ
天気:   晴れ 気温: 30〜32℃
水温: 29〜31℃ 透明度: 20〜50m 波高: 0.5m
3日目1本目は「グロートマーケット」
伊良部島にある砂地にサンゴ根が点在する癒し系のポイントであります。

その根の上をスカシテンジクダイやキンメモドキの大群がおおい、彼らをサラサハタやハナミノカサゴが狙っていると言ったいつもの風景のサンゴ根を見ると、今回も沖縄に来たんやなぁ〜!と感じる瞬間でありました。

そしてこの日は透明度もお天気も良く、まっ白い砂地やそこに点在するサンゴ根に惜しみなくお天道様の光が降り注ぎ、まるで絵に書いたような「南の海」「THE沖縄」の世界が広がりメーッチャ癒されてしまいました(^ー^)


2本目は「魔王の宮殿」

ここも宮古島を代表する地形ポイントの一つです。

壁にあいた縦穴から入り、真っ暗な短いトンネルを通り抜けると、薄暗いホールに出てきます。

そのホールには天穴が開いていてそこから太陽の光が差し込んでいます。

そしてその奥に大きな椅子に魔王が座っているような妖しい雰囲気があるのでこういう名前が付きました。

今回もこの宮殿の妖しい光のカーテンにハタンポの群れが絡むように舞泳いだり、皆さんが交代で光のカーテンを浴びたりして、魔王に負けないくらい妖し気で素敵でしたよ!(^^)


3本目は「エイトポールアーチ」

大きなアーチ(短いトンネル)のあるところで、アーチの中には、光る貝ウコンハネガイやアオギハゼ、アカマツカサやツバメタナバタウオ、そしてヤミスズキなど暗いところを好む生物が見られました。

大きなアーチを抜けると、ドロップオフに出て、今度はハナゴイやカスミチョウチョウウオやキホシスズメダイやグルクン(クマザサハナムロやタカサゴ)などの潮通しの良いところを好む魚達が乱舞して、とってもメリハリの効いた気持ち良いポイントでありました(^^)




白い砂地に美しいサンゴ根にサンサンと輝くお天道様!
メッチャ癒されました(^^)


魔王の宮殿の入り口



魔王の宮殿の天井の穴


エイトポールアーチの中にいたユキヤマウミウシ


天を仰ぐ、アオギハゼ


壁の窪みに潜んでいた
ヤミスズキ

ポイント: 10/13日
@アントニオガウディ
Aつなみ石〜
ドロップNO.1
B中之島チャネル
天気: 曇り時々晴れ 気温: 28〜30℃
水温: 28〜29℃ 透明度: 15〜25m 波高: 1.5m
最終日の1本目は「アントニオガウディ」

ここは下地島の地形のポイントで、天井や壁にあちこち穴があいている大きな水中ホールが有名なところです。

中に入ってみると複数の天井の青い穴が幻想的で芸術的な感じがするので、こういう名前が付きました。

ほんにホールの底から天井の方を見るとこれらのブルーの穴が何とも言えないとってもええ感じでしたよ(^^)


2本目は「つなみ石〜ドロップNO.1」

今回は「つなみ石」からエントリーして「ドロップNO.1」までゆーっくり時間をかけて楽しみました。

ドロップオフでは、ブルーが鮮やかなハナゴイの群れや、沖縄の県魚グルクン(クマザサハナムロやタカサゴやウメイロモドキ)やキホシスズメダイやカスミチョウチョウウオなどのドロップオフの壁にお約束のプランクトン食の仲間達が乱舞していました。

共生する生物も多く、ムチカラマツにガラスハゼやムチカラマツエビ、シライトイソギンチャクにカクレクマノミやハナビラクマノミ、ウミシダにコマチコシオリエビ、ミズタマサンゴにはバブルコーラルシュリンプ、ナガレハナサンゴにはナデシコカクレエビやオランウータンクラブなどを、このダイビングでPADIナチュラリストSPの講習をさせて頂いたS井さんと一緒に見つける事が出来ました。

S井さん、PADIナチュラリストダイバー認定おめでとうございました!m(==)m

これからもそのナチュラリストの精神と目で海の中の生物や環境を見たり感じたりして楽しんで下さいね!(^ー^)>


「中之島チャネル」
ここは水深10m〜20mの間にいくつものアーチやケーブが迷路のように複雑に入り組んでいるので、自然と冒険心をかき立てられるエキサイティングなポイントです。

それだけでなく、チャネルの下にはサンゴのガレ場が広がるところがありあり、そこには多くの色んな魚達の幼魚が棲み付いていてまるで魚達の幼稚園のような優しい所で、宮古島を代表するマクロ生物の宝庫であります。

ここでは、オビテンスモドキの超幼魚〜結構大きい幼魚やノドグロベラ、ルリホシスズメダイ、メガネスズメダイ、ベニヒレイトヒキベラ、ツユベラ、ナミダクロハギ、ヒメテングハギなどの色んな幼魚達に出会えました。

人間をはじめ、どの動物もそうですが魚達の子供達も本当に可愛いいですね(^^)

そして水路の壁にはマルスズメダイやヒメスズメダイやフィリピンスズメダイ、窪みには暗がりが好きなアオギハゼやツバメタナバタウオやシモフリタナバタウオ、それにキスジカンテンウミウシやミゾレウミウシやシライトウミウシなどのウミウシなどに出会え、ここでもやはりメチャ癒されてしまいましたよ(^^)

まるでわれわれのラストダイブに名残を惜しむように(^^)
本当にありがとうね〜!!


このように今回のT's AREA宮古島ツアーも宮古島らしい地形、THE沖縄の世界、マクロ生物満載のところなど、色んなポイントにバランスよく潜れて本当に楽しくそして無事終了しました。

勿論アフターダイブは、お気に入りの居酒屋「和ごころ」でキャワモト二等兵と棚町ちゃんと一緒に打ち上げで大いに盛り上がったのは言うまでもありません。皆様おつかれっす!(^^)>



今回も参加者の皆様から頂いた宮古島ツアー費の一部を、東日本大震災の義援金として寄付させて頂きました。

参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!
m(==)m


アントニオガウディの
幻想的な穴達とダイバー


棚の上に屯していた
ノコギリダイの群れ


クマザサハナムロやタカサゴのグルクンの仲間達



シライトイソギンチャクと共生している
カクレクマノミと
ハナビラクマノミ


ムチカラマツに棲む
ガラスハゼ


ミズタマサンゴに付いていた
オランウータンクラブ


このダイビングで
PADIナチュラリストダイバーに認定されました、
S井さんです(^^)
おめでとうございました!
m(==)m
いっぱいの生物に出会えましたね!v(^ー^)v



オビテンスモドキの
大小の幼魚達


シライトウミウシ


ミゾレウミウシ




居酒屋「和こごろ」にてみんなで打ち上げ!(^^)
本当にお疲れ様でした〜!
v(*~-~*)/



今回のお宿
セールイン宮古島(^^)