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2013年 5/2木~6月 沖縄本島の本部に行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 5/3金
①水納島 ケーブル
②瀬底島 ラビリンス
③本島 ゴリラチョップ  
天気: 曇り時々晴れ 気温: 25~28℃
水温: 22℃ 透明度: 15~20m 波高: 0.5m
今回は、ゴールデンウィークに一足先に初夏の沖縄の海を楽しもうと、本島の北部、ヤンバル地方の本部に行ってまいりました(^^)>

でもそんな目論みは見事に外れ、この時期としては珍しく冬型の気候になり、気温も水温も低かったのですが、そんなことに負けるT'sのメンバーではありません!

さっさとスーツに着替えてさぁ!潜るで~!と水納島の「ケーブル」を皮切りに今回も合計9本とよー潜ってきましたよ~!(^ー^)>


と言うことでヤンバルでの記念すべき1本目は水納島の「ケーブル」

水納島は、上空から見るとクロワッサンの形をしているのでクロワッサンアイランドとも言われている島で、ここは水納島の南側に面するところに位置し、水中は白い砂地にサンゴ根が点在する「THE沖縄」の世界が広がりました(^^)

小ぢんまりしたサンゴ根では、キンギョハナダイやアマミスズメダイやキホシスズメダイやタカサゴスズメダイなどが群れていたり、オトヒメウミウシやコールマンウミウシなどのウミウシが付いていたり、砂地ではお約束のガーデンイールが流れてくるプランクトンを一生懸命捕食していたり、珍しいヒメオニオコゼが砂に埋もれて隠れていたりして、我々の本部初ダイブを歓迎してくれましたよ(^^)


2本目はお昼ごはんを食べた後、瀬底島の「ラビリンス」に繰り出しました。

ここは、瀬底島の西側のポイントで、豪快なドロップオフと見事なサンゴ礁とそして洞窟やトンネルが売りのポイントです。

名前の通り、迷路のようなトンネルや水路がありとっても幻想的なブルーが楽しめました(^^)

そうそうその迷宮の手前の砂地にひょうきんなジョーフォッシュが住んでいました。

そのジョーフィッシュの巣穴に小さな小石などをほり込むとそれを咥えてプッ!を外に吐き出すんです。

その仕草がとっても可愛かったので何度も小石をほり込んでしまいました。ジョーちゃん!本当にごめんね!(^ー^)


3本目は沖縄本島の「ゴリラチョップ」

ここは前の瀬底島や本部港の防波堤に囲まれたところなので、他が潜れない時でも台風直撃以外は大抵潜れるポイントで、那覇のショップなども潜るに来る穏やかで人気ポイントであります。

水中も白い砂地にサンゴ根が点在する沖縄らしいところで、サンゴ根の周りにはクマザサハナムロやタカサゴなどのグルクンの仲間やアサドスズメダイやキホシスズメダイ、スカシテンジクダイにサラサハタなどなど色んな沖縄の仲間達に癒されましたよ。

根の上では、ミゾレウミウシやサラサウミウシなどのウミウシの仲間や、大きな海綿を被ったカイカムリ(カニの仲間)がユニークな姿を見せてくれました。

そうそう砂地のロープには珍しいハナオコゼ(カエルアンコウの仲間)の幼魚が付いていました。

僕はお目にかかるのは初めてでメッチャラッキーでした。とっても可愛かったですよ~!(^ー^)v

今回の参加メンバーの皆様と水納島
さぁ!潜るでぇ~!(^^)v


美しかったキンギョハナダイ達の群れ
(K口さん撮影)


ユニークな姿のヒメオニオコゼ
(T渕さん撮影)



迷宮の入口とその中
(T渕さん撮影)


スタッフ岩井撮影

O橋さん撮影

K口さん撮影
ひょうきんなジョーちゃん
(巣穴にほり込まれたホヤの仲間を咥てプッと吐き出したジョーちゃん)


大きな海綿を被っていたカイカムり
(K口さん撮影)


ハナオコゼの幼魚
(スタッフ岩井撮影)


ポイント: 5/4土
①瀬底島 キャメル
②水納島 あのねの根
③瀬底島 唐泊 
天気:  曇り時々晴れ 気温: 25~28℃
水温: 22℃ 透明度: 10~20m 波高: 0.5m
2日目1本目は、瀬底島の「キャメル」

サンゴと岩盤のスロープの下の砂地に、ここのスペシャル!ナカモトイロワケハゼがいると言うことで、早速みんなで行ってみました。

すると砂地にある瓶の中を覗いて見ると、いまいたいました!
瓶の中には、まるでガラス細工のように美しくそして可愛いナカモトイロワケハゼのペアが棲み付いておりました。

その後はみんなで浅場に移動すると、イソギンチャクにオランウータンクラブやイソギンチャクエビ、イソギンチャクモエビなどが住み着いていたり、根の間には黄色いハダカハオコゼが潜んでいたり、根の上にはケーキのようなメッチャ美味しそうな?アカテンイロウミウシが這っていたりするのが見れてとっても楽しかったですよ(^^)v


2本目は水納島の「あのねの根」

ここも沖縄らしいと申しましょうか、水納島島らしいと申しましょうか、真っ白い砂地にサンゴ根が点在する癒し系のところでありました。

この日は、午前中お天気が良かったので、海の中も明るく、砂地のところの水の色が特に美しかったです。

砂地のすぐ上は淡いブルーで、上になるにしたがって段々濃いくなっていくブルーのグラデーションがとっても素敵でした。

相変わらず、サンゴ根には、キンギョハナダイやカシワハナダイ、キホシスズメダイなどの綺麗どころや、黄色が鮮やかなヨスジフエダイやクマザサハナムロなどのグルクンの仲間達が群れていたりしてとっても華やかで沖縄チックでした。

ここもウミウシが多く、シモフリカメサンウミウシやオトヒメウミウシなどに出会えました。


3本目は瀬底島の「唐泊」(とうるまい)

ここは瀬底島の南側の、本島の本部との間にあるポイントで、少し泥っぽい砂地にコンクリートの漁礁や沈船が点在するところです。

通年穏やかなコンディションなので、昔からマニアックなマクロ系の生物が多いところであります。

いつもはネジリンボウなどのハゼの仲間も多いのですが、少し水温が低いせいか彼らの姿は見れなかったのですが、こういう時はやはりウミウシの仲間が多いですね。

オトヒメウミウシやシラナミイロウミウシ、シライトウミウシ、コールマンウミウシ、エリザベスウミウシ、シンデレラウミウシ、シノビイロウミウシ、コンペイトウウミウシなどが見つかり、みんなでウミウシ三昧してきました。

そしてこのダイビングで、T渕さんが見事200本を達成されました!
本当におめでとうございました!!v(^ー^)v

これからも、感動の瞬間を求めて素敵でお茶目なダイビングを重ねて下さいね~!!(^ー^)>


とっても可愛かった
ナカモトイロワケハゼ
(上はT内先生、
下はO橋さん撮影)


毛むくじゃらの
オランウータンクラブ
(みどりさん撮影)


メッチャ美味しそうな?
アカテンイロウミウシ
(K口さん撮影)


ブルーのグラデーションがとっても綺麗でした


黄色が鮮やかな
ヨスジフエダイ
(K口さん撮影)


背中に亀模様の
シモフリカメサンウミウシ
(みどりさん撮影)


シラナミイロウミウイの
華麗な舞
(T内先生撮影)


華やかな
シンデレラウミウシ
(T渕さん撮影)

シノビイロウミウシの仲間
トルンナ・ダニエラエ
(岩井撮影)



T渕さん200ダイブ達成!
本当におめでとうございました!v(^ー^)v


ポイント: 5/5日
①水納島 ワサワサ
②瀬底島 ラビリンス
③本島 塩川

5/6月 本部観光
天気: 曇り時々晴れ 気温: 25~28℃
水温:  22℃ 透明度: 15~20m 波高:   0.5m
3日目の1本目は水納島の「ワサワサ」

ここは水納島の北側にあるポイントで、真っ白い砂地にはガーデンイール、サンゴ根には、キンギョハナダイやケラマハナダイ、フタイロハナゴイ、アマミスズメダイ、キホシスズメダイなどが乱舞し、上記のように「THE沖縄」の世界が広がり、1本目早々からメチャ癒されました。

根の隙間の真っ赤なリュウキュウイソバナの上に白いハダカハオコゼがチョコンと乗っかっていてとってもお洒落で絵になりましたよ(^^)v

ここもウミウシが多く、シロウサギウミウシやコールマンウミウシ、マダライロウミウシなどに出会えました。


お昼ごはんを食べた後の2本目は再び瀬底島の「ラビリンス」に繰り出しました。

ここは、前述したように豪快なドロップオフと見事なサンゴ礁とそして洞窟やトンネルが売りのポイントですが、今回はその迷宮には入らず、根の周りでマクロ三昧ダイビングでした。

根の周りの砂地とガレ場をごそごそ探していると、キンチャクガニやクビナシアケウスやテッポウエビの仲間などが出てきました。

ウミウシの仲間としましては、コノハミドリガイやイガグリウミウシ、ヒョウモンウミウシ、ツバメガイの仲間達やリュウグウウミウシの仲間達が多かったです。

そうそう根の隙間に大きなネムリブカがお昼寝をしていました。やはりサメはカッコ良いですね!見事なプロポーションでしたよ(^^)


ラストダイブは沖縄本島の「塩川」

ここは水深も浅くサンゴも美しく、ラストダイブで癒されるのにはもってこいのポイントでありました。

アサドスズメダイやキホシススメダイやレモンスズメダイやルリホススズメダイやハマクマノミ、ハナビラクマノミなどのスズメダイの仲間達や、
タテジマキンチャクダイやサザナミヤッコやアカハラヤッコなどのキンチャクダイの仲間、
トゲチョウチョウウオやセグロチョウチョウウオやフウライチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間やテングカワハギやイシガキカエルウオなど書き出したらキリがない程の色んな熱帯魚達に出会えました。

そして魚達だけではありません。
イソギンチャクにはコホシカニダマシやオトヒメウミウシやモンジャウミウシ、ゾウゲイロウミウシ、イガグリウミウシ、リュウグウウミウシ、ミドリリュウグウウミウシ、クロスジユウグウウミウシなどが我々の最終日のダイビングを演出してくれましたよ(^^)


みなさん、やっぱり海ってええですね!(^^)v
いつも違った感動を我々に与えてくれますよね。

今回も身も心もすっかり癒されてしまいました
(^-^)

そしてアフターダイブの夕食はと言いますと、今回も5/2~5の4日間、地元の方にも人気の沖縄居酒屋さんをチョイスして、いっぱい美味しい郷土料理と、オリオンビールと泡盛を頂いて、毎日とっても幸せでした(^ー^)>


最終日5/6は、那覇発17:25の飛行機だったので、タクシーでお昼まで本部観光をしてきました(^^)

コースは、古宇利島大橋(長さが1960m。無料で通行できる橋の中で長さ日本一の橋です)を通って古宇利島へ渡り、JAファーマーズマーケットやんばるでお買い物をし、そして八重岳本部町名護市にまたがる標高453.3mので、沖縄本島で2番目の標高)の頂上まで行って本部半島全体を眺めてきました。

その模様は、少しですが写真を撮ってきたので、良かったら見てみてくださいね~!(^ー^)>


と言うわけで今回のT's AREA本部ツアーも無事、そしてメチャ楽しく終了いたしました!

参加して頂いたメンバーの皆様、お疲れ様でした!
そして本当にありがとうございました!
m(==)m


PS.
今回も参加者の皆様から頂いた本部ツアー費の一部を、東日本大震災の義援金として寄付させて頂きました。

参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!m(==)m

真っ白い砂地にキホシスズメダイの群れ


イソバナの上にいた
ハダカハオコゼ
(T内先生撮影)


とっても可愛かった
シロウサギウミウシ
(みどりさん撮影)


イソギンチャクをフリフリしていたキンチャクガニ
(K口さん撮影)


実体がよく分からない
クビナシアケウス
(岩井撮影)


とってもキュートな
コノハミドリガイ
(みどりさん撮影)


岩の裏にいた
テッポウエビ
(O橋さん撮影)



サンゴが美しかったなぁ!(^ー^)


イソギンチャクの上にいた
コホシカニダマシ
(T内先生)


華麗な舞を披露していた
オトヒメウミウシ
(T渕さん撮影)


派手な色目のクロスジリュウグウウミウシ
(K口さん撮影)


真っ白な絹を纏った様な
ゾウゲイロウミウシ
(O橋さん撮影)







みんなではい!乾杯!
お疲れ様でした~!
v(^ー^)v



番外編:朝の散歩
ゴリラチョップにて(^^)








番外編:本部観光
v(^ー^)v