ログブック

2012年 11/20火〜25日
 マレイシアのマブールツアーに行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 11/21水
@マブール島
 パラダイス1
Aマブール島
 シーベンチャー
天気:  晴れ 気温:  30℃
水温:  29℃ 透明度: 5〜10m 波高: 0.0m
今回は、マレーシアのボルネオ島の東のセレベス海に浮かぶマブール島に行ってまいりました
(^ー^)>

時は11/20火。関西空港にAm9:00頃に集合してさぁ行くぞ!とみんなで日本を出発して、クアラルンプール経由でコタキナバルに入り、この日はここで一泊。

次の日の早朝から飛行機でタワウまで飛んで、車でセンポルーナまで移動して、そこの港からスピードボートで、今回の目的地シパダンウォータービレッジ(マブール島の水上コテージ)に着いたのはAM10:30頃でした。

熱烈なスタッフの歓迎を受けてウエルカムドリンクを飲みながら、スタッフから宿泊やダイビングの施設や段取りの説明を聞いて、早速ビーチからチェックダイブを兼ねたファンダイブにレッツゴー!でした(^^)/


何とお洒落で雰囲気のある水上コテージでしょう!
セレベス海を独り占めしたようなロケーションの中で、われわれのテンションもがどんどん上がって行き、潜りも潜ったりで合計10本も潜ってまいりましたよ〜!(^^)


と言うことでマレーシアでの記念すべき初ダイブはチェックダイブを兼ねてマブール島「パラダイス1」

水上コテージ内にあるダイブセンターの真ん前のビーチポイントで、みんなで桟橋からドボーンと飛び込み今回のマレーシアでのダイビングの始まり始まりでした(^^)

桟橋の下には、ツバメウオの幼魚達やへコアユ達、そして日本では殆ど見られないホソスジマンジュウイシモチ達や、全長2mくらいありそうな大きなオニカマスが、ファーストダイブに我々を出迎えてくれました。

ここの海底はキメの細かい砂地になっていて、その砂地のスロープを下っていくと沈船や椰子の木を組んだものが人工漁礁として沈められており、色んな生物の格好の棲家となっておりました。

ヨスジフエダイやキンセンフエダイの群れや、丸々太ったツバメウオやコロダイ(西部太平洋型)、チョウチョウコショウダイの団体さんや、サンギルイシモチやクロオビアトヒキテンジクダイやアトヒキテンジクダイそれにアオウミガメなどが棲家としていましたよv(^ー^)


2本目はマブール島のボートポイント「シーベンチャー」

シパダンウォータービレッジの前方に浮かぶシーベンチャーリゾート(船の形をしたリゾート)の真下のポイントで、海の底は砂地と小ぢんまりしたサンゴ根や低い根が点在するところでありました。

ここでは、黄色いクマドリカエルアンコウや真っ黒なオオモンカエルアンコウの幼魚やハナヒゲウツボ、ゴールドスペックジョーフィッシュ、カクレクマノミ、オイランヨウジ、そしてグルクンの仲間のウメイロモドキやクマザサハナムロやタカサゴ、大口を開けてプランクトンを捕食していたグルクマの群れ、そしてヨスジフエダイやキンセンフエダイなどの群れや、バブルコーラルシュリンプやソリハシコモンエビ、アカフチリュウグウウミウシ、トサカリュウグウウミウシ、アオウミガメなど、初日から色んな海の生物の歓迎を受けたものですから長旅の疲れもいつのまにかすっかりどこかにすっ飛んでしまいました(^ー^)v

今回の参加メンバーの皆さん(^−^)


マブール島ポイントマップ




さぁ!潜るでぇ〜!
v(^−^)v


ホソスジマンジュウイシモチ。口に卵を含んでおりました(^^)
(スタッフ岩井撮影)


ツバメウオの幼魚達
(Y田さん撮影)


ヘコアユ(O橋さん撮影)


沈船に上で寛いでいた
アオウミガメ
(I百蔵さん撮影)


クマドリカエルアンコウ
(M羽さん撮影)


キンセンフエダイ
(M羽さん撮影)


アカフチリュウグウウミウシ

ポイント:11/22木
@シパダン島
 バラクーダポイント
Aシパダン島
 スタゴーンクレスト
Bシパダン島
 バラクーダポイント
Cマブール島
 パラダイス1
Dマブール島
 パラダイス1
天気: 
 晴れ時々曇り時々雨
気温: 27〜32℃
水温: 29℃ 透明度: 15〜20m 波高: 0.0m
2日目は早朝からシパダン島に繰り出しました(^^)

到着して1本目と3本目は、シパダン島「バラクーダーポイント」に潜りました。

エントリーしてみると先ずギンガメアジの大群に囲まれて感動!その感動も束の間、その大きな群れに大きなロウニンアジ達が猛烈にアタック!

相変わらず自然界の厳しいシーンに遭遇して現実の世界に戻されると、今度はポイント名のバラクーダーの大群の登場です。

我々の周りをトルネードを描いて優雅に泳ぐ様は本当に圧巻ものでした。

その後皆でドロップオフの壁沿いを気持ち良くドリフトダイビングして行くと、大きなイソマグロやグレーリーフシャークやホワイトチップやホホスジタルミの群れやアオウミガメやタイマイ(鼈甲亀)やアケボノハゼなどが次々と現れ、我々のテンションもどんどん上がってきました。

そうしているうちの前方に大きな魚影が現れました

段々近づいていくとその正体が大きなカンムリブダイの群れであることが分かりました。

我々が近づいて行っても彼らは全然逃げず、さらに近くまで寄って行けてじっくり彼らを観察することが出来ました。

その結果分かったことは、歯が鱗っていて黒っぽくなっていたのと、おでこに大きな傷があることと(これはサンゴを齧る時におでこをサンゴにぶつけてしまって出来た傷でしょうか?)、体全体がまるで鎧のように大きな鱗で覆われていたりなどが観察でき、さらに彼らに親しみが湧いて来ました(^^)

最後は棚の上をドリフトで流しながらその棚の上の美しいサンゴと色取り取りの熱帯魚達に目を奪われながら皆で余韻を楽しむように安全停止をしてメッチャご機嫌さんで浮上しましたよv(^−^)v

このダイビングでT’s AREAの女性で最高齢のN本さんがPADIドリフトSPダイバーに認定されました!

N本さん本当におめでとうございます!m(==)m
とっても上手になられましたよ〜!(^ー^)

これからは世界の色んなドリフトポイントを楽チンにそして気持ち良くドリフトダイビングを楽しんで下さいね〜!(^−^)>

それにしても我々ダイバーの憧れのシパダンで認定なんて、なんてカッコ良いんでしょう!v(^−^)v


2本目はシパダン島「スタゴーンクレスト」

ここもソフトコーラルが咲き乱れ、カラフルな熱帯魚達が乱舞する、まるで絵に描いたようなドロップオフをみんなでドリフトで流していきました。

ここでもドリフト中、アオウミガメやホワイトチップ、カラフルなアデヤッコ、アカネハナゴイ、パープルビューティ、メラネシアンアンティアス、ゴールドベリーダムゼル、ウメイロモドキやクマザサハナムロ、タカサゴなどのグルクンの仲間などが我々と一緒に流されていきました。

ドロップオフのソフトコーラルにはクダゴンベがあちこちいたりしてとっても可愛かったですし、とっても絵になりましたよ(^^)


4本目と5本目はマブール島に帰ってもう一度「パラダイス1」に潜りました(^^)

今回は砂地の沈船を棲家にしているニシキテグリに会いに行きました。

船尾に積んである椰子の木の束の隙間を探してみるといましたいました!

体の大きな雄と少し小さい雌と大分小さい雌の合計三固体確認できました。

そして彼らは大分カメラ慣れしているのか?僕らがストロボを光らせてバチバチ撮影しても、あまり気にすることもなく、我々にあのキュートな姿を交代しながら何度も惜しげもなく見せてくれました。

その椰子にはサンギルイシモチやクロオビアトヒキテンジクダイやアトヒキテンジクダイやウスモモテンジクダイなどのテンジクダイの仲間達もいっぱい群れていました。

そしてこの沈船は大きなアオウミガメも住処にしているのか?合計5匹が気持ち良さそうに昼寝をしておりました(^−^)

よっぽどこの沈船は彼らにとって居心地が良いのでしょう。

彼らを見ているとこちらまで癒されてしまいましたよ(^−^)

夜明けと共にいざ!シパダン島へ(^^)v


シパダン島に到着(^^)



どんだけおるねん!と言うくらい、いっぱいいた
ギンガメアジ
(上、M羽さん。
下、I百蔵さん撮影)


バラクーダーのトルネード
(上、M羽さん撮影
下、O橋さん撮影)


ロウニンアジ
彼はここにいたら
食いっぱぐれがないのを知っているのですね
(Y田さん撮影)



バッファローフィッシュことカンムリグダイ
(上、Y田さん撮影
下、I百蔵さん撮影)


ホホシジタルミ
(I百蔵さん撮影)


ネムリブカことホワイトチップ
(Y田さん撮影)


アケボノハゼ
(O橋さん撮影)


クダゴンベ
(M羽さん撮影)



見事なサンゴとカラフルな熱帯魚達(^^)




ニシキテグリ
めっちゃキュートでした
(上、I百蔵さん撮影、
中、岩井撮影
下、M羽撮影)


サンギルイシモチ
(岩井撮影)


ツバメウオ
(M羽さん撮影)


PADIドリフトダイバー認定本当におめでとうございます!
とってもお上手でしたよ!v(^−^)v


ポイント: 11/23金
@マブール島
 スマートハウスリーフ
Aマブール島
 パングリマリーフ
Bマブール島
 オールドハウスリーフ
天気: 晴れ時々曇り 気温: 27〜32℃
水温: 29℃ 透明度: 5〜10m 波高:  0.0m
ダイビング最終日は近場でゆっくり潜ろうと「マブール島」で3ダイブしました(^ー^)

先ず一本目は「スマートハウスリーフ」

ここはマブール島の東側にあるポイントで、ゴロタのスロープの下には細かい砂の砂地が広がる、いかにもマニアックそうなところでありました(^^)

ミズタマサンゴにバブルコーラルシュリンプやオランウータンクラブが付いていたり、岩の窪みの砂地にはオドリハゼがテッポウエビを従え自慢の踊りを披露していたり、大きなワニゴチが横たわっていたりしておりました。

そしてここはウミウシも多く、ダイアナウミウシ、カンナツノザヤウミウシ、シライトウミウシや名前の分からないウミウシなど我々にカラフルで愛らしい姿を見せてくれ、とっても癒されてしまいました(^−^)


2本目は、マブール島「パングリマリーフ」

ここはマブール島の北側にあるポイントで、ここもサンゴとゴロタと砂地のスロープが続くところでありました。

ここでもミズタマサンゴにバブルコーラルシュリンプやオランウータンクラブや、ソフトコーラルにはオルトマンワラエビ、イソギンチャクにはニセアカホシカクレエビやナデシコカクレエビや図鑑に載っていないホンカクレエビ属の一種など甲殻類が多く見られました。

岩陰を覗くと日本にいないカンムルニセスズメやゴールドベリーダムゼルやタルボットダムゼル、ローランドダムゼルなどのスズメダイの仲間や、ヒメニラミベニハゼ(シャープアイピグミーゴビー)やメガネベニハゼ(リングアイドワーフゴビー)などがあちこちで見れました。

スロープではスミレナガハナダイやクジャクベラ(ピンクフラッシャー)のハーレムがあり、両方とも雄がとっても美しい婚姻色を出して盛んに雌にアプローチをかけておりました。

岩の隙間の砂地では、ブルースポットスティングレイや大きなワニゴチがユニークな姿で昼寝をしていました。

最後は浅瀬のサンゴ礁で、アカネハナゴイやメラネシアンアンティアスやパープルビューティが乱舞していたり、ハナヒゲウツボがお約束の口をカクカクさせていたりしているのを見ていると、あまりの美しさにうっとりするやら、ひょうきんな姿に思わずにやけてしまうやらで、彼らのおかげで退屈することなく安全停止を終了して、みんなでご機嫌さんで浮上しました(^−^)


ラストダイブは我々の水上コテージから近くの「オールドハウスリーフ」

ここは1本目の「スマートハウスリーフ」の近くにあるところなので海の中の環境も良く似ていました。

エントリーしてすぐの砂地にカニハゼがいました。
ピョンピョンとジャンプしてくれてとっても可愛かったですよ(^^)v

ここはハゼの仲間が多く、サラサハゼやジュウモンジサラサハゼ、キンセンハゼ、オドリハゼ、シマオリハゼ、クロホシハゼ、シロオビハゼなどが見られました。

その他砂地ではゴールドスペックジョーフィッシュがキョロキョロしていたり、ハナイカが電光看板のように体色をピロピロ変えていたりしていましたよ(^^)

そしてここもウミウシが多く、アンナウミウシ、シンデレラウミウシ、オトヒメウミウシ、フジナミイロウミウシ、ゾウゲイロウミウシ、アコーディオンウミウシなどの可愛いどころ&美しいどころのウミウシが見られましたよ。

最後はコブシメやアオウミガメも登場してくれ、彼らもそれぞれ美しい姿や不思議な姿、ユニークでひょうきんな姿を見せてくれ、我々のラストダイブに花を添えてくれました。

浮上してみると、みんな本当に身も心もグネグネに癒されてしまいましたとさ(^^)v

そしてダイビングの後、Y田さんとI百蔵さんが水上コテージの桟橋から飛び込んでPADIダイブマスターの講習の課題のひとつの15分間立ち泳ぎをこのセレベス海で達成されました!(^−^)

お二人さん、本当にお疲れ様でした!
良く頑張りましたね!v(^−^)v


今回も相変わらず貧乏性・・いやアクティブなT’s AREAの愉快な仲間達のゴージャスな水上コテージのダイビング三昧ツアーもこのように無事そしてメチャ楽しく終了しました!

皆様本当にお疲れ様でした!
社会復帰できるかしら?(^−^)

バブルコーラルシュリンプ
(M羽さん撮影)


オランウータンクラブ
(I百蔵さん撮影)


オドリハゼとテッポウエビ
(岩井撮影)


ダイアナウミウシ
(M羽さん撮影)


カンナツノザヤウミウシ
(O橋さん撮影)


ゴールドベリーダムゼル
(I百蔵さん撮影)


ブルースポットスティングレイ
(Y田さん撮影)


シャープアイことヒメニラミベニハゼ
(岩井撮影)


口をカクカクして我々を威嚇してたハナヒゲウツボ


カニハゼ
(M羽さん撮影)

ジュウモンジサラサハゼ
(I百蔵さん撮影)


ゴールドスペックジョーフィッシュ
(M羽さん撮影)


ハナイカ
(I百蔵さん撮影)


アンナウミウシ
(I百蔵さん撮影)


ゾウゲイロウミウシ
(O橋さん撮影)


アコーディオンウミウシ
(岩井撮影)


コブシメの幼体
(Y田さん撮影)


最後はアオウミガメが我々に別れを告げに来てくれました(^−^)


PADIダイブマスターコースの課題のひとつ15分間立ち泳ぎをセレベス海で達成された、
Y田さん(左)と
I百蔵さん(^^)
本当にお疲れ様でした!
良く頑張りましたね!
(^−^)>












皆様様、本当にお疲れ様でした!!v(^^)/~