2012年 9/13木〜17月 沖縄の宮古島に行ってまいりました(^^)> |
ポイント: 9/13木 @マリンレイク AドロップNO.1 |
天気: 晴れ | 気温: 31℃ |
水温: 29℃ | 透明度: 30m | 波高: 0.5m |
宮古島に出発直前にフィリピン近海に発生した台風16号の進路を気にしつつ我々を乗せた関空発、宮古島直行便のJTA098便が定刻通り飛び立ち今年のT’s AREA宮古島ツアーがスタートしました。 と言う訳で9/13の朝、関西空港を飛び立ち、宮古空港に着いたのはお昼前の11:35でした。 宮古島に着くと本当に台風が近づいてるの?と言うくらい、メッチャええ天気で真夏そのものでした。 そんな夏の沖縄の海を前におとなしく出来るT'sのメンバーではありません。「さぁ行くで〜!」と着いて早速、水着に着替えて宮古島の海に繰り出したのは「マリンレイク」と「ドロップNO.1」でした。 さすが沖縄ですね。カーッと照りつけるお天道様と、むーっとしたあの夏の香がわれわれを迎えてくれ、テンションを上げていってくれました(^^) と言う訳で初日の「マリンレイク」から始まって今回も合計8本とよー潜ってきましたよ〜(^^)v でも前述したように出発直前に発生した台風15号のおかげでなかなか大変でした。 しかしそこは宮古島の海を知り尽くしているマールプロモーションの川本君です。 彼が出来るだけ台風の影響の少ないところを選んで我々を連れて行ってくれたおかげで、ほぼ予定通り潜れたんです。 本当に大した男です。 夜の彼からは全然想像がつきませんけどね(^^) それではここらでそろそろ苦労して大事に潜ってきた?宮古島のダイビングリポートにまいりましょうかね〜(^ー^)> 先ず1本目は「マリンレイク」 ここは下地島にある知る人ぞ知る実は宮古島を代表する地形のポイントであります。 台風って本当に来るの?って言うくらい風なし波なしの良いダイビングコンディションでした(^^)v 壁の亀裂のような穴があって、入るとトンネルになっていて、みんなで奥のほうに進んでいくと、少し広場のようなところに出てきました。そしてその広場の天井の穴から太陽の光がまっすぐ真下に差し込むスポットライトのような光のカーテンの美しいこと! そしてこの美しく妖しい光のカーテンにハタンポの群れが絡むように舞泳いだり、皆さんが交代で光のカーテンを浴びたりして、本当に妖しくそして素敵な広場でした。 そしてその後は小さな池に浮上するのですが、その池に浮上する際に水中のサーモクラインによる独特の視覚のいがみの中での浮上で、これまた何とも言えない不思議な世界を味わえました。 (魔王の宮殿とミニ通り池を足して2で割ったようなとってもお得な?ポイントでした) 「やるなぁ!宮古島!(^ー^)」 2本目は「ドロップNO.1」 ここは下地島にある名前の通り豪快なドロップオフが有名なところで、時には流れが速く大物狙いのポイントでもあります。 この時は流れがほとんど無かったのですが、それでも大物の一人?大きなロウニンアジの登場です。本当に迫力がありました! それとパラオやシパダンによく出てくるバラクーダーの群れのように、ホソカマスの大きな群れがわれわれの目の前に何度も現れてくれて彼らの銀色のボディと群青色の宮古島の美しい海の色がとってもマッチして本当に美しく、その様子を見ているといつもまにやら旅の疲れもどこかにすっ飛んでしまいました(^−^) |
![]() ![]() ![]() さぁ、今回の宮古島も楽しむでぇ〜!(^ー^)v ![]() ![]() ![]() 幻想的なスポットライトのような光(O橋さん撮影) ![]() O橋さん撮影のホソカマスの群れ ![]() ホソカマスの群れを撮影中のO橋さん |
ポイント: 9/14金 @グロートマーケット Aミニ通り池 B魔王の宮殿 |
天気: 晴れ | 気温: 29〜32℃ |
水温: 29〜30℃ | 透明度: 15〜20m | 波高: 0.5m |
台風16号はいよいよ沖縄本島目指して北上してきましたが、前日同様本当に台風か来るの?って言うくらい良いコンディションだったのでこの日も下地島方面に繰り出しました。 と言うことで1本目は「グロートマーケット」に潜りました。 ここは白い砂地にサンゴ根が点在するTHE沖縄の世界が広がる癒し系のポイントであります(^^) これらのサンゴ根はそれそれ小宇宙を形成し、小ぢんまりした独立した生態系を形成しておりました。 そのサンゴ根をお約束のキンメモドキやスカシテンジクダイの大きな群れ、カラフルなキンギョハナダイやケラマハナダイが覆い、そして彼らを狙うユカタハタやミノカサゴ達が緊張感を表現してええ感じでした。 イソギンチャクにはハマクマノミ、岩陰にはアカシマシラヒゲエビ、その周りをフタイロカエルウオ、イシガキカエルウオやカンムリベラの幼魚やソメワケヤッコやタテジマキンチャクダイの幼魚がちょろちょろしていたりで、メチャ癒されましたよ(^^) 真っ白い砂地では、イラブウミヘビがボーダーラインのボディをくねらせて泳いでいたり、真っ黒で小さなウミウシ、クロボウズやクロネズミなどが這っていたり、やはりこういう風景もやはり沖縄らしい感じでこういうところでノーンビリ潜っていると何か力が抜けると言いましょうか本当に心身ともにグネグネに癒されてしまいました。 台風は何処へって感じだったので、2本目は「ミニ通り池」 、3本目は「魔王の宮殿」に潜りましたよ〜! これらも言わずと知れた宮古島を代表する地形のポイント達です。 「ミニ通り池」 ここは「通り池」のミニチュア版で水中のトンネルを抜けると、小さい池に浮上できるところです。 トンネルの中にはハタンポやキンメモドキがいっぱい群れていて水中ライトを照らすと彼らがキラキラ光ってとってもきれいでした。 相変わらず、池に浮上するときと、トンネルから抜け出るときのブルーの穴がメチャ幻想的できれいでしたよ(^^)v 「魔王の宮殿」 壁にあいた横穴を入り、真っ暗な短いトンネルを通ると、薄暗いホールに出てきます。 そのホールには天穴が開いていてそこから太陽の光が差し込んでいます。その奥には大きな椅子に魔王が座っているような妖しい雰囲気があるのでこういう名前が付きました。 今回もこの宮殿の妖しい光のカーテンにハタンポの群れが絡むように舞泳いだり、皆さんが交代で魔王の代わりに光のカーテンを浴びたりして、本当に妖しくそして美しかったですよ。 そしてその後その天穴からみんなで宮殿から脱出したのですが、下から見上げているとブルーの穴に皆さんが次々と解けていくように消えていく様子は本当に圧巻でした(^^) |
![]() ![]() サンゴ根の上を覆うように棲み付いていたスカシテンジクダイの群れ(O橋さん撮影) ![]() ![]() 砂地を這っていた(上)クロネズミ、(下)クロボウズ(O橋さん撮影) ![]() あの岩の真下にミニ通り池が ![]() 相変わらずブルーの穴がとっても美しかったです(^^) ![]() O橋さん撮影のクレナイニセスズメ ![]() 魔王の宮殿の入り口の門番のネムリブカ(O橋さん撮影) ![]() ここから差し込む光がまた美しいんですよね〜これが!(^^) ![]() ![]() で、そこからみんなで脱出です(^^)(T渕さん撮影) |
ポイント: 9/15土 @グロートマーケット Aマンダリン畑 |
天気: 晴れ | 気温: 28〜32℃ |
水温: 29〜30℃ | 透明度: 5〜10m | 波高: 0.5m〜1.5m |
この日は、さすがに台風16号の影響が出てきてうねりが高かくなってきたのですが、マールプロモーションの川本君が何とか船を出してくれました。 と言うことで3日目の1本目に飛び込んだのは二日目と重なったのですが「グロートマーケット」 水面のうねりはマシだったのですが飛び込んでみると水中は水面に比べると結構うねっていました。(いわゆる底うねりってやつですね) いつものサンゴ根に行ってみると、いつもの面子は揃っていたのですが、彼らがサンゴ根の上を1〜2mほど水平方向に行ったり来たり移動していました。当然われわれも大きなブランコに乗ったように水平方向を移動して、これはこれで個人的にはとっても楽しかったんですけど(^^) 台風の前の海の中はこう言うものだったのかとある意味良い経験が出来たダイビングでありました(^^) 2本目は「マンダリン畑」 ここは伊良部島の防波堤で囲まれたメッチャ穏やかなところでした。 ここは透明度はいまいちですが、泥砂の海底にユビエダハマサンゴの群生が見事なところでした。 そのサンゴにはお約束のニシキテグリがあちこちで見られました。(ニシキテグリの英名マンダリンフィッシュからポイント名が付いたのがうなずけます) そして周りの砂地では、黄色いギンガハゼや茶色いギンガハゼ、シマオリハゼやクサハゼなどがあちこちいてまるで西表島の「ティーズエリア」に潜っているようでとっても楽しめましたよ〜!v(^−^)v |
![]() 昨日も同じところにいたコショウダイの仲間(T渕さん奥様撮影) ![]() これまた同じサンゴ根にいたケラマハナダイ(T渕さん奥様撮影) ![]() ユビエダハマサンゴの群生にあちこちいたニシキテグリ(^^) ![]() 黄色のボディにブルーの斑点が鮮やかなギンガハゼ ![]() O橋さん撮影のニセアカホシカクレエビ |
ポイント: 9/16日 イムギャーマリンガーデン |
天気: 曇り時々晴れ時々雨 | 気温: 28〜30℃ |
水温: 28〜29℃ | 透明度: 25〜30m | 波高:0.5m |
この日は台風16号の影響がもっとも出てきたので、船は出せませんでした。 しかしこんなことでダイビングを諦めるマールプロモーションとティーズエリアではありません! 勿論無理は禁物で、そう言うことはしませんが、どこかで潜るところはないかと川本君が島中走り回ってくれて、見つけてきてくれたのが、ビーチエントリーポイントの「イムギャーマリンガーデン」でした。 みなさん久々のビーチエントリーダイブだったのですが、いざ潜ってみると、透明度が良く、サンゴ礁ありの砂地ありのガレ場ありのとなかなかの水中景観でした。 そしてこういうところにはやはり色んな生物が棲家としています。 サンゴ礁では、淡いブルーが鮮やかなデバスズメダイや白黒のボーダーラインがお洒落なミスジリュウキュウスズメダイの群れや、ウミツキチョウチョウウオやミカドチョウチョウウオやフウライチョウチョウウオやチョウハン、トゲチョウチョウウオ、ミスジチョウチョウウオ、ゴマチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間達も多く見れました。 クマノミ城と呼べそうな広範囲のイソギンチャクの畑にはハマクマノミがいっぱいいたり、岩場やガレ場にはイロブダイの幼魚や瑠璃色が鮮やかなルリスズメダイの群れやオオゴンニジギンポやイシガキカエルウオやヒチスジギンポ、ミナミハコフグの幼魚や、ナマコにナマコマルガザミがいたりと書き出したらキリがないほどの生物達が現れてくれました。 まるでわれわれのラストダイブを知っていて名残を惜しむように。 みんな本当にありがとうね〜!!(^ー^)/ このように今回のT's AREA宮古島ツアーは台風16号のおかげで大変でしたが、マールプロモーションの川本君の気転と、そんなことでめげないアクティブなT’s AREAのメンバーの方々のおかげで宮古島らしい地形、THE沖縄の世界、素晴らしいサンゴ礁と、素晴らしくスコーンと抜けた海と、ニシキテグリなどが見れるマニアックなところや、久々のビーチエントリーポイントなどと色んなポイントにバランスよく潜れて本当に楽しくそして無事に終了しました。 勿論アフターダイブは、最近出来た三線ライブ居酒屋「うさぎ屋」でキャワモト二等兵と一緒に打ち上げで大いに盛り上がったのは言うまでもありません。 皆様!本当にお疲れ様でした!m(==)m! そして今回も本当にありがとうございました!m(==)m PS. 今回も参加者の皆様から頂いた宮古島ツアー費の一部を、東日本大震災の義援金として寄付させて頂きました。 参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!m(==)m |
![]() T渕さん撮影のミスジリュウキュウスズメダイとデバスズメダイの仲間 ![]() チョウハンのカップル(T渕さん奥様撮影) ![]() T渕さん奥様撮影のアカククリ ![]() あちこちにいっぱいいたハマクマノミ達(T渕さん撮影) ![]() 綺麗なサンゴに棲み付いていたカンザシヤドカリ(O橋さん撮影) ![]() ちょっぴりシャイだったミナミハコフグの幼魚(T渕さん奥様撮影) ![]() ![]() ![]() ![]() 三線ライブ居酒屋「うさぎ屋」で打ち上げ!皆様お疲れ様でした〜!m(==)m |