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2012年 8/12日〜16木 サイパンに行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 8/13月
@テニアン テニアングロット
Aテニアン フレミング
Bテニアン フレミング 
天気:  曇り 気温:  26℃
水温: 30℃ 透明度: 40〜50m 波高: 1.0m
今回はお盆に北マリアナ諸島のサイパンに行ってまいりました(^^)

8/12の夜の21:50に関西空港を飛び立ち、サイパン空港に着いたのは現地時間の2:20でした。

着いた日はさすがに夜中だったので、ホテルにチェックイン後明日からのダイビングの打ち合わせを少ししてからさっさとおやすみ〜!でした。

次の日の8/13は朝からチャーターボートでテニアン島に向かいました。

先ずサイパンでのファーストダイブはテニアン島の「テニアングロット」

「さぁ行くで〜!」と着いて早速、器材をセットしてドボーンと飛び込むと、スコーンと抜けた海!まるで水が無いような透明度で、メチャ気持ち良い〜!でした。

先ずリーフ沿いに潜行していくとオーバーハングの砂地に、今回のサイパンツアーのお目当ての一つのヘルフリッチ(シコンハタタテハゼ)がカップルであちこちにホバーリングしていました。
紫紺(シコン)色のボディがとても美しいハゼの仲間でした。

その他には日本ではめったに見られないニセモチノウオ属の一種などを撮影しながら、リーフ沿いに浅場に移動して、テニアングロットの名前の由来の大きなトンネルに入りました。

透明度が良いので、中に入ると3つのブルーの穴が素晴らしく綺麗でした。

トンネルの中では、ニシキヤッコやコガネヤッコの幼魚達がとっても可愛かったです。


2本目と3本目は「フレミング」

ここも透明度が良くそしてドロップオフが長〜く続くところで、暫しみんなでそのドロップオフの中層を気持ち良く遊覧飛行していると、いましたいました!今回のもう一つのお目当て!ニラミハナダイのハーレムが!

名前の通り目つきが悪いハナダイでしたが、ボディは言葉に表せないほどの美しさで、暫し言葉を失いました(ん?それくらい美しいと言うことです)

長い間彼らを見惚れたあと、少し浅いところを流していくと、今度はもう一つのお目当てのダブルバーアンティアスのハーレムに出会いました!

彼らも名前の通り、雄にはボディに2本のラインが入っておりとっても美しいハナダイの仲間でした!(^^)v

と言うことで、サイパンのレア物達が我々のサイパンお初ダイブを歓迎してくれたので、いつの間にやら旅の疲れもどこかにすっ飛んでしまいました。(^−^)




今回の参加メンバーの皆さんと、透明度抜群のテニアン島の海にGO!GO!


ヘルフリッチことシコンハタタテハゼ(F見さん撮影)


ニセモチノウオ属の一種(スタッフ岩井撮影)



ニラミハナダイの雄(上)と雌
(T先生撮影)


ダブルバーアンティアス(F見さん撮影)

ポイント: 8/14月
@ウィングビーチ
Aスポットライト
天気: 曇り時々雨 気温:  26℃
水温:  30℃ 透明度: 30m 波高: 1.0m
2日目1本目は「ウィングビーチ」に潜りました。

ここはサイパン島の北部に位置するポイントで、ここも透明度は抜群で、ブルーの海に我々ダイバーがとても美しかったです。

大きなクレバスが有名なところで、このクレバスに入っていくと、壁には色取り取りのソフトコーラル付いていて、それらにライトを照らすととても綺麗でした。 そして窪みを覗いて見ると、シリウスベニハゼなどのベニハゼの仲間達がいて、これまたとっても可愛かったですよ。

クレバスの奥にはカミソリウオのカップルがいました。
白っぽいやつと黒っぽいやつでなかなかお洒落な組み合わせでした。


2本目は「スポットライト」

ここもサイパン島北部にあるポイントで、名前の通り大きな洞窟の天井に穴が開いてありそこからお天道様の光がスポットライトのように差し込むのでこういう名前が付いたそうです。

なるほど入ってみると、宮古島の魔王の宮殿のような妖艶な雰囲気で素敵でした。 そしてそこから出て行くときの群青色の穴の綺麗なこと!いつもながらウットリでしたよ。

その後ー50m近くまで落ち込むドロップオフに大きなオーバーハングした岩などを見ながら抜群の透明度の中みんなでとっても気持ち良い浮遊感を楽しみました。

そしてここの壁でもシリウスベニハゼなどのベニハゼの仲間やアオギハゼSPなどの美しいハゼの仲間達が我々の目を楽しませてくれました。

カミソリウオのカップル
(T先生撮影)



シリウスベニハゼなどのベニハゼの仲間達
(スタッフ岩井撮影)


穴の中にいたクリアークリーナーシュリンプ
(F見さん奥様撮影)


ダイダイヤッコの幼魚
(F見さん撮影)

ポイント: 8/15火
@テニアングロット
Aダンプコーブ 
天気: 曇り時々晴れ時々雨 気温:   26℃
水温:  30℃ 透明度:  40〜50m 波高: 1.0m
3日目1本目は「テニアングロット」

この日も大型クルーザーで50分ほど掛けてテニアン島に遠征です。

今回もリーフ沿いに潜行して行くと、いましたいました!ヘルフリッチのカップル達が。

何度見ても紫紺のボディに白い背びれをピンピンさせている様がとってもキュートなハゼです。

勿論皆でパチパチ写真撮影会を行ないました。

その後は前回と同じようにリーフ沿いに浅瀬へ移動する道中にニセモチノウオ属の一種達ともパチパチしながら、テニアングロットの名物のトンネルに入って壁に付いているカラフルなソフトコーラルのライトを照らしながら、群青色の穴を見るとこれまたとっても素敵でした。

そしてこの日も同じところにニシキヤッコやコガネヤッコの幼魚がいてくれていて、これまたとっても可愛かったです。


ラストダイブは「ダンプコーブ」

ここもテニアン島にあるところで、ここは戦後戦車や装甲車やトラックなどを投げ捨てたところで、いたるところにそれらの残骸が沈んでいるところでありました。

ここも透明度が良いのでその残骸の上をダイバーが飛んでいるように見えて何か不思議な感じがしました。

そしてそれらを棲家にしている生物も多く、覗き込んでみると、シモフリタナバタウオやキリンミノ、アカククリの幼魚やシボリキンチャクフグ、ベニハゼの仲間やアオギハゼの仲間、ハダカハオコゼなど書き出したらキリがないくらいの生物達が棲み付いておりました。

周りの岩盤には、ゼブラハゼがヒレを全開にして泳いでいたり、モンツキカエルウオが穴からひょうきんな顔を出して何度もお辞儀をしてくれたり、コミカルブレニー(カエルウオの仲間)がコミカルな動きをしていたり、ブルーが鮮やかなナンヨウハギが現れたり、サンゴには日本では珍しいベニゴンベがあちこちいたりで、まるでわれわれのラストダイブに名残を惜しむように次々と挨拶をしに来てくれました(^^)
本当にありがとうね〜!!(^^)/~


このように今回のT's AREAサイパンツアーもサイパンらしい地形と素晴らしい透明度の良い海とサイパンに棲み付く色んな生物達、そして今回お世話になったマーメイドの城島さん、そして何より今回参加して下さったメンバーの皆様のおかげで本当に楽しくそして無事終了しました。

勿論アフターダイブは、みんなで焼肉屋「New Chunji」で今回お世話になったマーメイドサイパンの城島さんと一緒に打ち上げで大いに盛り上がったのは言うまでもありません。
皆様おつかれっす!(^^)>


PS.
今回も参加者の皆様から頂いたサイパンツアー費の一部を
東日本大震災の義援金として寄付させて頂きました。

参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!m(==)m

ヘルフリッチことシコンハタタテハゼ(T先生撮影)


モンツキカエルウオ
(スタッフ岩井撮影)


コミカルブレニー
(F見さん撮影)


ハダカハオコゼ
(スタッフ岩井撮影)


ベニゴンベ(T先生撮影)


ネッタイミノカサゴ
(F見さん奥様撮影)


ナンヨウハギ
(スタッフ山川撮影)




焼肉屋「New Chunji」で打ち上げ!
皆様、お疲れ様でした〜!
(^ー^)>