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2012年 7/21土〜25水 沖縄本島の本部に行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 7/21土
@瀬底島 キャメル
A瀬底島 北(ペイ) 
天気:  晴天 気温: 32℃
水温: 29〜30℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
今週末も、真夏の沖縄を楽しもうと、本島の北部、ヤンバル地方の本部に行ってまいりました(^^)>

今回の本部もお天気に恵まれ、お天道様も張り切ってええ仕事をしてくれたので真夏の沖縄を満喫して来ましたよ(^^)v

そしてヤンバルの島々の素晴らしい風景と、日本らしくない?真っ青な海を眺めているうちに「真夏の沖縄にきたぜ〜!」(もうええって?)と我々のテンションもドンドン上がっていきました。


と言うことで真夏のヤンバルでの記念すべき1本目は瀬底島の「キャメル」 ここは瀬底島の南西側にあるポイントです。

まずサンゴ礁と岩盤のスロープをみんなで下りていくと、砂地とガレ場が広がりました。

こういうところにはやはりハゼの仲間が多いですね。
砂地の上をオグロクロユリハゼのカップルがホバーリングしていてその下を見てみるといましたいました!ヤシャハゼやホタテツノハゼやハチマキダテハゼがテッポウエビと共生しておりました(^^)

浅場に帰るとサンゴ礁と穴ぼこや水路が走り回る岩盤で出来た面白そうな地形が我々を待ってます。

サンゴ礁ではアサドスズメダイやハナゴイやヒフキアイゴ、シチセンチョウチョウウオやツノダイなどのカラフルな熱帯魚達が群れ、穴ぼこではツバメタナバタウオやシモフリタナバタウオやシチセンチョウチョウウオなどが見れてそれに水路では大きなネムリブカが何度も何度も我々の前を近づいては離れを何度も繰り返してとっても迫力がありましたしカッコよかったです(^^)


2本目は瀬底島の「北(ペイ)」
島の北側にあるのでこういう名前が付いたそうです。

ここは浅い所はユビエダハマサンゴの群生があり、水深を下げていくと細かい砂地のスロープになっておりました。

ここの砂地はちょっと泥っぽいので、さっきとは違ったハゼの仲間(シマオリハゼ、クサハゼ、ヤツシハゼの仲間)に出会えました。同じ砂地なのに面白いですね。

砂地の小さな根にはユキンコボウシガニ(オガサワラカムリ)やガヤにはカゲロウカクレエビなどがひょうきんな姿を見せてくれました。

最後は浅場のユビエダハマサンゴの群生のところにあちこちいた可愛い盛りのインドカエルウオの幼魚達と一遊びしてから皆で浮上しました(^^)


さぁ!ヤンバルの海へ(^^)





今回もお世話になったファイブオーシャンと、ヤンバルの島々(上から伊江島、水納島、瀬底島)


ヤシャハゼ(K口さん撮影)


ユキンコボウシガニことオガサワラカムリ(K口さん撮影)


インドカエルウオ(O橋さん撮影)

ポイント: 7/22日
@水納島 ケーブル
A水納島 チューブ
B水納島 マーメイド
天気:  晴天 気温: 30〜33℃
水温: 29〜30℃ 透明度: 15m 波高: 0.5m
2日目の1本目は水納島の「ケーブル」

ここは真っ白い砂地にサンゴ根が点在する「THE沖縄」の癒し系のところでありました。

この日もお天気がメッチャ良かったので、海の中が明るく、砂地のところの水の色が特に美しかったです。

真っ白い砂地のすぐ上は淡いブルーで、上になるにしたがって段々濃いくなっていくブルーのグラデーションがとってもとっても素敵でした(^^)

そしてその砂地にはあちこちにヤシャハゼやヒレナガネジリンボウが真っ白い砂地とブルーのグラデーションをバックにホバーリングしていたり、今回もその様子を砂地に寝そべりながら眺めていたのですが、それが言葉に表せないくらい心底癒されて行くのが分かりました(^−^)

そうそうウミテングもこの真っ白い砂地の上に現れてくれて、そのひょうきんな姿でまたまた我々を癒してくれました。

2本目はお昼ごはんを食べた後、水納島の「チューブ」に繰り出しました。

やはりここも、水納島らしいサンゴ根ありの、砂地ありの、ガレ場ありののポイントでありました。

昼からもお天気は抜群だったので、ここも真っ白い砂地とブルーの海が本当〜に美しかったですよ!(^^)

先ず砂地に下りていくと、テンスの幼魚やヤシャハゼのカップルやガーデンイール達が目に入ってきました。

サンゴ根では、お約束のキンギョハナダイやケラマハナダイやスカシテンジクダイやヨスジフエダイやアカヒメジ、モンツキアカヒメジなどが群れていました。

前述したようにお天気が抜群で、そのために海の中が明るく、真っ白い砂地にブルーの海が特に美しく、さらに水深が変わると浅いところは淡いブルー。そして深くなるにしたがって濃いブルーになっていき、そのブルーのグラデーションに、ウメイロモドキの群れや、アマミスズメダイやキホシスズメダイの群れが溶け込むように絡むものですから、あまりの美しさに言葉を失いました。

そしてここの浅場のサンゴ礁は本当に見事でしたよ!(^^)
色んなサンゴが共存し、そこにはまた色取り取りの熱帯魚達が共存している様を見ると、やはりここでも身も心もすっかり揉み解されて、癒されて、みんなメチャ満足顔で浮上しましたよ(^^)v


3本目は水納島の「マーメイド」

ここも白い砂地にサンゴ根が点在する「THE沖縄」の世界が広がりました(^^)

今回は先ずこの白い砂地でハゼ探しです。するといましたいました!ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウがあちこちでテッポウエビと共生していて、みなさんご自分でマイヤシャハゼなどを探してはジックリ観察&撮影を繰り返し、あっという間に時間が経って行きました。本当にユニークで可愛いッ姿でした。

そして小ぢんまりしたサンゴ根では、ハナゴイやキンギョハナダイやケラマハナダイ、カシワハナダイ、フタイロハナゴイなどの色鮮やかなハナダイの仲間が乱舞していました。

そしてスカシテンジクダイが根の上を覆う彼らをユカタハタやハナミノカサゴが狙っていると言う沖縄ではお約束の風景が見られここでもええ心持で浮上しました(^^)



さぁ!今日も潜るデ〜!とブルーで無重力の世界に繰り出しました。


ヤシャハゼ(O橋さん撮影)


ヒレナガネジリンボウ(Y田さん撮影)


クビアカハゼ(M本さん撮影)


ウミテング(K口さん撮影)


キンギョハナダイの群れ(K口さん撮影)



ここのサンゴ礁は本当に見事でした!(山川撮影)



ブルーのグラデーションに魚達!「THE沖縄」の世界が広がりました。(山川撮影)


ケラマハナダイなどのカラフルな熱帯魚達(O橋さん撮影)

ポイント: 7/23月
@水納島 ワサワサ
A瀬底島 トールマイ(唐泊)
B瀬底島 ラビリンス
天気:   晴天 気温: 28〜33℃
水温: 23〜24℃ 透明度: 25〜30m 波高: 0.5m
3日目1本目は水納島の「ワサワサ」
ここは色んな魚がワサワサいるのでこういう名前が付いたそうです。

名前の通り色んな生物に出会えましたよ。
砂地ではガーデンイールやテンスの幼魚やカミソリウオそしてスミゾメキヌハダウミウシやカラスキセワタガイなどが、小さなサンゴ根ではキホシスズメダイやミツボシクロスズメダイやアヤドスズメダイ、スカシテンジクダイにそれらを狙うハナミノカサゴや白いハダカハオコゼなどが見られました。

そしてここの白い砂地にある名物の枝振りの良いテーブルサンゴにも勿論寄って来ましたよ。
相変わらず雰囲気のあるテーブルサンゴでした(^^)


2本目は瀬底島の「トールマイ(唐泊)」
昔ここに中国の唐の国の船が泊まったことからそう言う名前が付いたそうです。

ここは水深は10mちょっとの砂地に沈船と漁礁と岩礁が点在する、マニアックな匂いがプンプンのところでありました。

今回も砂地にはヒレナガネジリンボウやハチマキダテハゼ、オニハゼ、ホタテツノハゼSP、オニハゼSPなどがテッポウエビと共生していました。

イボハタゴイソギンチャクには、只今トウアカクマノミのカップルがせっせと卵の世話をしてました。でもこの時期のクマノミはちょっと凶暴ですよね。

沈船の破片には、ホヤをかぶったユキンコボウシガニことオガサワラカモリやサンゴにはアシビロサンゴヤドリガニがひそんでいていてとっても可愛かったです(ユキンコはM本さんが見つけてくれました。すごいすごい!)

最後に漁礁にはタイワンカマスの群れやツバメウオの群れが我々と一緒に遊んでくれ、このダイビングも癒されまくりで皆で浮上しましたよ〜(^ー^)


3本目は瀬底島の南側の「ラビリンス」

ここは「キャメル」のすぐ隣のポイントで、同じようにサンゴ根と岩盤のリーフが入り組んでいてあちこちに穴ぼこやトンネル、水路などが走り回ると言った地形が面白く、そしてとっても幻想的なところでした。

トンネルには、毎度お馴染みのアカマツカサやリュウキュウハタンポなどが群れていました。

トンネルの壁をライトで照らし出しますと、大きなゴシキエビがいたり、ツバメタナバタウオやシモフリタナバタウオなどが照らし出されてとってもきれいでした。

もう一つのトンネルの入り口のイソギンチャクにはカクレクマノミがいてとっても可愛かったです。そのカクレクマノミと遊んでいると、ガイドさんの橋本さんが激しく我々を呼ぶので、トンネルを覗き込んでみると、ここでも大きなネムリブカが我々に近寄っては離れたりを何度も繰り返してくれていました。

迫力満点でとってもカッコよかったですよ!

カミソリウオ(Y田さん撮影)


白いハダカハオコゼ(M本さん撮影)


真っ白い砂地にポツンと枝振りの良いテーブルサンゴが(^^)
(M本さん撮影)


ユキンコボウシガニことオガサワラカムリ(K口さん撮影)


アシビロサンゴヤドリガニ(O橋さん撮影)


タイワンカマスの群れ(Y田さん撮影)



「ラビリンス」名前の通り幻想的な「迷宮」でした。(M本さん撮影)
キンチャクガニ(K口さん撮影)


カクレクマノミ(M本さん撮影)

ポイント: 7/24火
@瀬底島 太陽の砂
A本島 塩川
天気:  晴天 気温: 30〜33℃
水温: 29〜30℃ 透明度:  20m 波高: 1.0m
ラストダイブは、瀬底島の「太陽の砂」と沖縄本島の「塩川」の2ダイブでした(^^)

「太陽の砂」ここは瀬底島の北側に面するところに位置し、砂地ありの、サンゴ礁や岩礁ありの、ガレ場ありのポイントで色んな生物に出会うことが出来ました(^^)

ここの砂地にはたくさん生息していました。
あるジョーフィッシュは穴に織り込んだ小さなホヤをまるでバレーボールのセッターのようにポーンと真上にトスを上げてくれたり、ある子は自分で貝殻で穴にフタをしたり、ある子は穴の渕を指でトントン叩くと全身を出して立ち泳ぎしてくれたりしてくれたので、これらジョーフィッシュ達とずいぶん長い間遊んでいましたよ(^^)

その後小ぢんまりしたサンゴ根に移動して、マダラタルミの幼魚やソメワケヤッコ、イソギンチャクモドキカクレエビなどと遊んでからみんなでご機嫌さんで浮上しました(^^)


ラストダイブは沖縄本島の「塩川」
ここは陸上には塩川と言う川の底から塩分が染み出てくる、世界でここを含め2箇所しかないと言う不思議な川が流れ込んでいるところなのでそう言う名前が付きました。

海の中は、サンゴのリーフが広範囲に生息し、色んな生物がそこを棲家にしておりました。

サンゴ礁ではアケボノチョウチョウウオやミスジチョウチョウウオやミゾレチョウチョウウオ、アサドスズメダイやルリホシスズメダイやメガネスズメダイやタテジマキンチャクダイやサザナミヤッコなど、イソギンチャクにはハナビラクマノミやハマクマノミなどが見られました。

ソフトコーラルにはアカスジモエビ、ミズタマサンゴにはバブルコーラルシュリンプ、ガレ場にはミヤケテグリやキンチャクガニなどが我々のラストダイブに見送りに来てくれて、本部の海の余韻に浸らせてくれました。

みなさん、やっぱり海ってええですね!(^^)v


そして今回も昼からタクシーをチャーターして「今帰仁城跡」と、備瀬の「福木並木」の本部観光に繰り出しました。

どちらも今流行のパワースポットで、我々もいっぱいパワーと癒しを頂きました。


その夜は、琉球居酒屋「海」で打ち上げです。

ここは海鮮料理が安くて美味しいので有名な地元でも人気の海鮮居酒屋さんであります。

もちろん美味しいお寿司やグルクンのカラアゲなどとオリオンビールと泡盛と、皆さんとの海での楽しかった思い出話で大いに盛り上がったのは言うまでもありません。

と言うわけで今回の本島本部ツアーも無事、そしてメチャ楽しく終了しました!


次回のビッグツアーは、8/12〜8/16のサイパンツアー、それに9/13〜9/17の宮古島ツアーです。

次回もぜひご一緒させてくださいませね〜!!(^^)>

きっと素晴らしい海の思い出が出来ますよ!(^^)v


PS.
今回も参加者の皆様から頂いた本部ツアー費の一部を
東日本大震災の義援金として寄付させて頂きました。

参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!m(==)m

ジョーフィッシュ(M本さん撮影)


マダラタルミの幼魚(K口さん撮影)


ソメワケヤッコ(K口さん撮影)


イソギンチャクモドキカクレエビ(M本さん撮影)


アケボノチョウチョウオ(O橋さん撮影)


ミゾレチョウチョウウオ(Y田さん撮影)


バブルコーラルシュリンプ(K口さん撮影)


キンチャクガニ(Y田さん撮影)





今帰仁城跡



備瀬の福木並木


海鮮居酒屋「海」にて!
皆様!お疲れ様でした〜!!
v(^^)v