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2012年 5/1火〜5/5土 沖縄の西表島に行ってまいりました(^^)> 

5/1火
@ミッドフィールド
天気: 曇り時々晴れ 気温:  28℃
水温:   25℃ 透明度: 20〜25m 波高:  0.5m
毎年恒例の西表島ツアー。今年も去年同様ゴールデンウィークに行って参りました!(^ー^)>

時は5/1火、我々を乗せたJTA83便が関西空港を定刻の8:00に飛び立って今年のティーズエリア西表島ツアーも始まりました。

この飛行機は石垣直行便だったので、楽チンでした(^^)v

石垣空港に到着してからタクシーで石垣港に移動して高速艇に乗ったら12:00前には西表島の土を踏んでおりました。

西表島に到着後は、のんびりお昼ご飯を食べ、ダイビングの用意をしてから、午後2:00頃から西表島の海に繰り出しました。

ファストダイブの「ミッドフィールド」を皮切りに今回も合計10本と、よー潜りましたよ〜!(^^)v


と言うことでこの日は「ミッドフィールド」一本勝負です。

どぼん!と飛び込むと船の下は見事なサンゴ礁が広がり、みんなで一年振りの西表の海の感触?を確認するように楽しみましたよ(^^)

見事なサンゴ礁には、やはり色取り取りの熱帯魚がつきものです。ハナゴイやテングカワハギやフウライチョウチョウウオ、セグロチョウチョウウオ、シチセンチョウチョウウオ、ミスジチョウチョウウオやデバスズメダイやアサドスズメダイ、ルリホシスズメダイ、ナミスズメダイ、ネッタイスズメダイやヒフキアイゴ、モンガラカワハギなど書き出したらきりがないほどの色んな熱帯魚達が我々のファーストダイブを歓迎してくれました。

そしてこのポイントには水路やガレ場もあり、こういうところはやはり色んな生物が棲みかとしています。

水路の窪みにはツバメタナバタウオやクレナイニセスズメやシマクダリボウズギスモドキなど。 ガレ場のガレの下にはキンチャクガニやホウズキフシエラガイ(ウミウシ)などが棲み付いていたり潜んでいたりして、ふとダイブコンピューターをみるともう一時間近くたっていました。楽しいことをしていると時間はあっという間ですね(^^)

一粒で何度も美味しいファーストダイブでしたが、今日はこれ位にしといたろ!とみんなでご機嫌さんで浮上しました(^^)v

I百蔵さん撮影の見事なサンゴ礁



K口さん撮影のテングカワハギ(上)とシチセンチョウチョウウオ


M羽さん撮影のキンチャクガニ


O橋さん撮影のホウズキフシエラガイ


N前さん撮影のヤシャベラ

5/2水
@バラス西
Aトカキン曽根
Bバラス東
天気: 曇り時々晴れ 気温: 26〜29℃
水温: 25℃ 透明度: @AB25m 波高: 0.5m

2日目は西表島の北側の「バラス西」「トカキン曽根」そして「バラス東」の3ポイントに潜りました。(^^)

前方には里親制度で有名な鳩間島、その鳩間島と西表島の真ん中にすぐ横には真っ白いサンゴのガレ(死骸)で出来たバラス島があり、一本目はその西側の「バラス西」に潜りました(^^)v

どぼん!と飛び込むとここも船の下は見事なサンゴ礁が広がりました(^^)

見事なサンゴ礁には、ここもやはり色取り取りの熱帯魚がつきものです。

ハクテンカタギやシチセンチョウチョウウオ、イッテンチョウチョウウオ、ミゾレチョウチョウウオ、ヤリカタギ、アミメチョウチョウウオ、カスミチョウチョウウオ等のチョウチョウウオの仲間、アサドスズメダイやシコクスズメダイ、ヒメスズメダイ、ナミスズメダイなどのスズメダイの仲間、ハナゴイやアカネハナゴイ、キンギョハナダイなどのハナダイの仲間、ウメイロモドキやクマザサハナムロやタカサゴなどのグルクンの仲間達、ニシキヤッコやシテンヤッコ、サザナミヤッコなどのキンチャクダイの仲間などなど書き出したらきりがないほどの色んな熱帯魚達が登場してくれて本当にウットリするような水中景観でとっても目の保養になりました。


2本目は「トカキン曽根」

トカキンとは沖縄の方言でイソマグロのこと。
名前の通り、大物狙いのポイントなのでサンゴと岩盤のリーフ沿いにみんなで流していきました。

ここは潮通しも良いので、色んな魚が集まっておりまして、こういうところにはお約束のカスミチョウチョウウオやウメイロモドキやタカサゴ、クマザサハナムロなどのグルクンの仲間達がいつの間にか我々を取り囲むように現れてくれました。

なんか出そうやなと予感がしていたら、でたー!水中ガイドの梅ちゃんの指差す方向にイソマグロの編隊(10匹くらい)の登場です。

みんな興奮しつつも冷静に慎重に寄って行ったつもりだったのですがトカキンの編隊はこの時は残念ながら我々からゆっくり離れていってしまいました。

でも彼らのジェット機のような素晴らしくカッコいいプロポーションのボディはしっかり目に焼き付けることが出来ましたよ(^^)

そしてこのダイビングでO橋さんが400本を達成されました!

O橋さん、本当におめでとうございます!!
これからも感動と癒しを求めて素晴らしいダイビングを重ねましょうね〜!v(^^)v

「バラス東」

ここは大きな大きなウミウチワが有名なポイントです。

この名物の大きな大きなウミウチワの下から見上げると上にいるダイバーが網に掛かっている大きな魚のようで変な感じがしました。

それと一緒に太陽なんか絡めるとええ感じの広角の写真になるんですよね〜(^^)

その後はみんなで浅場のサンゴのリーフに移動して、癒されタイムです。

浅場のサンゴ礁にはアカネハナゴイやハナゴイやアサドスズメダイやフタスジリュウキュウスズメダイやミスジリュウキュウスズメダイやデバスズメダイなどの色鮮やかな熱帯魚達に囲まれて本当に幸せでした。

そしてサンゴの間の岩盤には、生クリームにイチゴをちりばめたメチャ可愛くて美味しそうなマンゴプリンのようなアカテンイロウミウシが付いていました。

心の底から癒された気分になりました(^ー^)

K口さん撮影のハクテンカタギのカップル


O橋さん撮影のミゾレチョウチョウウオ


ブルーと黄色のボディが鮮やかなウメイロモドキの群れ(M羽さん撮影


N前さん撮影のイソマグロの編隊


このダイビングでO橋さんが見事通算400本を達成しました!

本当におめでとうございます!!v(^−^)v!

これからも感動と癒しを求めて色んな海にご一緒させて下さいね〜!(^−^)>


バラス東の名物の大きなウミウチワ(山川撮影)


I百蔵さん撮影のアカネハナゴイの群れ


とっても美味しそうな?アカテンイロウミウシ(スタッフ岩井撮影)

5/3木
@鹿ノ川リトルインディ
A鹿ノ川 中の瀬
B網取浅場
天気: 曇り時々晴れ 気温: 26〜29℃
水温: 25℃ 透明度:@A30mB20〜25m 波高: 0.5m

3日目は西表島の南側の「鹿ノ川リトルインディ」「鹿ノ川 中の瀬」そして西側の「網取浅場」の3ポイントに潜りました(^^)

この島の南側に行くまでのクルージング中のロケーションがこれまた良いのです(^^)v

鮮やかなブルーの大海原に浮かぶ、大自然がいっぱい残る西表島を眺めながらのクルージングは、いつもながらトロピカルで、まるでパラオやモルディブなどの南方のダイビングリゾートに来ているような錯覚さえ起こします。

その気持ち良いクルージング後、最初のダイビングは南側の代表的なポイント「鹿ノ川」「リトルインディ」に潜りました。

ドボーンと飛び込んだ瞬間、スコーンと青く抜けた海に先ずビックリ!そして砂地の海底に静かに横たわる大きな沈船に少しドッキリ!そしてその沈船は今では素晴らしく見事なサンゴ礁になっていました。

その上をみんなで遊覧飛行したのですが、透明度が良いのでとっても気持ちの良いこと!空を飛ぶってこんな感じなのかなぁ?と思わず両手を翼のように広げてしまいました。

こう言う時ですよね!ダイバーになって良かった!と思える瞬間はv(^^)v

そしてここは地形も面白くあちこちにチャネル(水路)やトンネルがまるで迷路のように走り、その中から天井を見上げると天穴から光のカーテンがサーッと差込み我々を照らし出す様はいつもながら幻想的でうっとりする風景でしたよ(^^)


2本目は「鹿ノ川」「中の瀬」

ここは、「西表島のマンタスクランブル」と言われているところで、ずばりマンタ狙いで入りました。

エントリーしていきなりマンタ登場です!

この日は機嫌が良かったのか?シッポのあるやつとないやつが交互にゆっくりと我々の目の前まで(手を伸ばせば触れそうなくらい)近づいてきてくれました。

やっぱりマンタはカッコいいですね!暫しその雄姿を見入ってしまいました。

そしてここは石垣島のマンタスクランブル同様小高いサンゴ根が広範囲に密集していて、マンタの雄姿を堪能した後は、その見事なサンゴ礁とそこを住処とするいっぱいのトロピカルな生物達に癒されタイムです。

見事なサンゴ礁にウットリしていると前方に巨大な白い山のようなサンゴが見えてきました。それは世界最大のアザミサンゴ(全周24m)と水中で教えてもらい、改めて西表島の豊かな海に感嘆しました。


3本目は西表島の西海岸に移動しての「網取浅場」

ここはまっ白い砂地に、小さなサンゴ根が点在すると言うTHE沖縄の世界が広がりました。

こう言う真っ白い砂地には、お約束のガーデンイールがいっぱい。

うつ伏せになって目線を下げて彼らを見ると、真っ白い砂地と彼らのグレーのボディとバックのブルーの水が本当に美しかったです。

見る角度によって背景のブルーの色が薄かったり濃かったりしてこれがまたええ感じなんですよね(^^)

その後小さなサンゴ根に行って見ると、ここもお約束のスカシテンジクダイやキンメモドキやケラマハナダイやカシワハナダイやキンギョハナダイの綺麗どころが乱舞していて再び我々を癒してくれました。

そのサンゴ根の中で塔のように突っ立ったサンゴの先端に全体の様子を窺っているようにチョコンと乗っかっていたハダカハオコゼが妙に印象的で可愛かったですよ(^^)

西表島の南側の鹿ノ川は人が住んでいないのでロケーションと海の色は抜群にGOOD!です!


砂地の海底に横たわっていた沈船(スタッフ岩井撮影)



トンネルの天井の穴やツマグロマツカサの群れ(上はO橋さん、下はI百蔵さん撮影)


砂地を這っていたキヌハダウミウシ(N前さん撮影)


I百蔵さん撮影のマンタ!


世界最大のアザミサンゴ(山川撮影)


白い砂地に小さなサンゴ根!
THE沖縄の世界が広がりました。(M羽さん撮影)



その小さなサンゴ根に群れていたケラマハナダイ(K口さん撮影)


その小さなサンゴ根の小高いサンゴに乗っかっていたハダカハオコゼ(K口さん撮影)


サンゴ根の下の穴にいたアカズジシラヒゲエビ(M羽さん撮影)

5/4金
@ハリケーン
A崎山 沖の根
B船浮 ティーズエリア
天気:曇り時々晴れ時々雨 気温: 25〜27℃
水温:   25℃ 透明度:@A30mB3〜5m 波高: 0.5m

最終日の1本目は島の西側の「ハリケーン」

この日も鮮やかなブルーの大海原に浮かぶ西表島を眺めながらの気持ちの良いクルージング後、最初のダイビングは西側の代表的なポイント「ハリケーン」に潜りました。

ここもドボーンと飛び込んだ瞬間、スコーンと青く抜けた海に素晴らしく見事なサンゴ礁が目に飛び込んできました!

その見事なサンゴ礁の上を今回もみんなで遊覧飛行したのですが、この日の飛行も本当に気持ちの良いこと!
まるでダイビング雑誌の写真のひとコマのようでとってもええ感じでしたよ(^^)v

この日もダイバーになって良かった〜!と思える瞬間でありましたv(^^)v

特にここは琉球菊花サンゴ(菊の花と言うよりキャベツのようなサンゴ)の群落が広範囲で生息していて見事でした。
日本では珍しい風景です。

そしてここは地形も面白くあちこちにチャネル(水路)やトンネルがまるで迷路のように走っています。そして天穴から光のカーテンがサーッと差込みその中を通り抜ける我々を照らし出す様子はいつもながら幻想的でうっとりする風景でしたよ(^^)


ここは潮通しも良いので、リーフのエッジには流れてくるプランクトンを捕食するカスミチョウチョウウオやハナゴイの群れが西表の鮮やかなブルーの海に桜の花びらが舞うように乱舞し息を呑むような美しさでした。


2本目は「崎山 沖の根

ここは潮通しが良くサンゴ礁も見事なので、色んな魚が集まっておりました。

ここでもこういうところにはつきもののウメイロモドキやタカサゴ、クマザサハナムロなどのグルクンの仲間達がいつの間にか我々を取り囲むように現れてくれました。

その他にはイッテンチョウチョウウオやシチセンチョウチョウウオ、スミツキトノサマダイ、セグロチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間やサザナミヤッコやタテジマキンチャクダイ、シテンヤッコ、ロクセンヤッコ、ヘラルドコガネヤッコどのキンチャクダイの仲間やサンゴを住処にするパンダダルマハゼやダンゴオコゼなどのカラフルでユニークな熱帯魚達がとっかえひっかえ現れてとっても艶やかでした(^−^)

なんか出そうやなと思っていたら、出ましたよー!10時の方向にイソマグロの大きな群れ(30匹はいました)の登場です。

みんなで冷静に慎重に寄っていくと結構近くまで寄る事が出来、彼らは銀色に輝く美しいボディを惜しげもなく披露してくれました。


ラストダイブはやはり我らが「ティーズエリア」ですがな。

やっぱりここは面白いですね(^^)

ユビエダハマサンゴの群落は格好の小魚の棲家になっておりまして、ネオンテンジクダイ、スカシテンジクダイ、クロオビアトヒキテンジクダイ、イトヒキテンジクダイ、マンジュウイシモチなどのとっても可愛いテンジクダイの仲間達がいっぱいでしたよ

そしてこれらテンジクダイの仲間達は只今口いっぱいに卵を頬張っている♂がいっぱいました。
「テンジクダイの父ちゃん達、頑張ってね!」って思わず水中で声をかけてしまいました(^^)

すぐ隣のナガレハナサンゴには、心の清い人にしか見えないニセアカホシカクレエビがいたり、砂地にはグレーや黄色のギンガハゼがあちこちいたり、小さなエダサンゴにはアカメハゼやアカネダルマハゼやキイロサンゴハゼの幼魚がチョコンと乗っかっていたり今回も本当に楽しませてくれました。

あまり楽しいので今年も水中ガイドの梅ちゃんと目を合わさない様にしていたのですが、ついに目が合ってしまって無常の浮上のサイン(^^)を出されて、後ろ髪を引かれる思いでみんなで浮上しました(^ー^)>


皆様、本当に本当にお疲れ様でした〜!!v(^ー^)v


そして最後の夜は、恒例の和風居酒屋「初枝」で打ち上げです。

オリオンビールと島酒を片手に美味しいお寿司と創作料理と、素晴らしい西表島の海と、そして皆さんとの楽しい会話で盛り上がったのは言うまでもありません(^−^)

と言う訳で、今回の西表島ツアーも無事そしてメッチャ楽しく幕となりました。

みなさん海って本当にええですね!

またぜひ近々色んな海に感動と癒しを求めてご一緒させて下さいね〜!(^^)>

今回も本当にありがとうございました!m(==)m



今回も参加者の皆様から頂いた西表島ツアー費の一部を、東日本大震災の義援金として寄付させて頂きました。

参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!m(==)m


気持ちよく抜けた海に素晴らしいサンゴ礁と仲間達!癒されない訳がありません(^^)(山川撮影)


英名はキャベッジコーラル(キャベツサンゴ)、和名は琉球菊花サンゴ、キャベツか?菊の花か?どちらに見えます?(^^)
(I百蔵さん撮影)


その琉球菊花サンゴの群生の真ん中にポツンとイソギンチャクが生息していてそこにハマクマノミが棲んでいました。
最後はイソギンチャクとクマノミは琉球菊花サンゴに占領されるのかな?いやさにあらず!
イソギンチャクも負けじと刺胞を振りかざしてけっして生存競争に負けず、ずっと同じ場所に居座って頑張っているそうですよ
(^^)
(スタッフ岩井撮影)



天穴からの幻想的な光のカーテン(上、スタッフ岩井撮影。
下、O橋さん撮影)


K口さん撮影のセグロチョウチョウウオ


I百蔵さん撮影のパンダダルマハゼ


スタッフ岩井撮影のダンゴオコゼ


イソマグロの編隊(スタッフ岩井撮影)


I百蔵さん撮影のイトヒキテンジクダイ


O橋さん撮影のマンジュウイシモチ

N前さん撮影のヤライイシモチ


M羽さん撮影のネオンテンジクダイ


「初江」にて恒例の楽しい打ち上げです!(^^)v

下は、「初枝」で頂いた料理の一部です。今年もメッチャ美味しかったなぁ(^−^)







最後はホットマングローブのクラブハウスで二次会!(^−^)

素晴らしい西表の海の話で盛り上がったのは言うまでもありません!v(^ー^)v