ログブック

2011年 3/19土〜24木 パプアニューギニアに行ってまいりました。 

ポイント: 3/20日
@ライオンアイランドマックダイブ
Aロロアタアイランド桟橋
天気:  晴れ 気温: 31〜33℃
水温:  30〜31℃ 透明度: 5〜15m 波高:  0.5m
今年最初の海外ツアーは、秘境パプアニューギニアに行ってまいりました。

正直このツアーに行くことについて色々と悩みました。
その結果、やはり私にはダイビングで被災された方々のお役にたつことしかないと考え行くことを決断しました。
そしてパプアニューギニアツアー費の一部を義援金としてPADIジャパンと日本赤十字社を通じ寄付させて頂きました。


3/19土参加メンバーの皆様と大阪伊丹空港に集合して羽田空港に飛び、リムジンバスで成田空港に移動してから、夜の9:05に我々を乗せたPX055便が定刻通り飛び立ち、パプアニューギニアのポートモレスビー空港に着いて、車と船で今回の目的地ロロアタアイランドリゾートに着いたのは3/20の朝の8:00過ぎでした。

着いてすぐにリゾートにチェックインしてから美味しい朝食を頂き、各部屋に分かれてお昼まで寝た後、お昼ご飯を食べて、PM2:00からいよいよパプアニューギニアでの初ダイブに繰り出しました。


と言うことで記念すべきパプアニューギニアでの初ダイブは「ライオンアイランドマックダイブ」

ここは砂地のスロープが続くちょっとマニアックなポイントでした。

この砂地を進んでいくとガザミが共生していたサカサクラゲ、黄色が鮮やかなギンガハゼ、あちこちにイボハタゴイソギンチャクにトウアカクマノミのカップルが、アマモの林には長い背びれが自慢のイッポンテグリが我々の初ダイブを歓迎してくれました。


2本目は「ロロアタアイランド桟橋」

桟橋の下は砂地が広がり、沖の方に少し進むと小ぢんまりしたサンゴ根が点在しておりました。

サンゴ根にはアトヒキテンジクダイやイトヒキテンジクダイなどのテンジクダイの仲間達やハシナガチョウチョウウオやヤスジチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間達やシチセンスズメダイやダンダラスズメダイやカクレクマノミなどのスズメダイの仲間達、砂地にはシマオリハゼ、ヤツシハゼやサラサハゼの仲間達、桟橋の下にはマンジュウイシモチの仲間やパンダダルマハゼが登場してくれ、とってもお得なビーチダイブとなりました。

今回の参加メンバーの方々


ライオンアイランド


M本さん撮影のギンガハゼ


Y田さん撮影のイッポンテグリ


M本さん撮影のハシナガチョウチョウウオ


M本さん撮影のホソズジマンジュウイシモチ


M本さん撮影のパンダダルマハゼ

ポイント: 3/21月
@バルドウィンズボミー
Aダイナースディライト
BパイU
天気:  晴れ 気温:  30〜33℃
水温: 30〜31℃ 透明度: 10〜20m 波高:   0.5m
2日目1本目は「バルドウィンズボミー」というところに潜りました。

ここにはパプア名物ボロカサゴがいると言うことで、早速みんなで張り切って行って見ると、いました!いました!根の上のサンゴの上にグリーンぽい柄のボロカサゴが!勿論言うまでもなく皆さんと色んなアングルからデジカメでパチパチしまくりました。

大きな根の壁の窪みにはニチリンダテハゼが自慢の背びれをヒレヒレしていたり、ソフトコーラルにはクダゴンベが、壁にはハナゴンベやスミレナガハナダイやパープルビュティーなどのハナダイの綺麗どころ達がとっても可愛く美しかったです。

そして名前の如く、ニューギニアベラ(日本ではかなりレア)があちこちにいて本当にビックリしました。さすが名前の由来の地ですよね(^^)


2本目は「ダイナースディライト」

ここはパプアのもう一つの名物、ピグミーシーホースに会いに行きました。

長い根の中層のウミウチワをよく見るといましたよ〜!

メッチャ小さなタツノオトシゴのピグミーシーホースがカップルで住み着いていました。いつ見ても本当に擬態の名人であります。とっても可愛かったですよ。

そしてここは時には潮の流れが強くなるところで、その証拠に根の壁にはとても巨大なシーファン(ウミウチワ)が折り重なるようにいっぱい付いていてメッチャ迫力がありました。


3本目は沈船「パイU」

1982年に我々ダイバーのために沈められた全長25mのエビ捕り漁船の「パイU」。

沈められてもう29年になるので、今ではこの沈船はサンゴのオブジェのようになっておりました。

このオブジェは色んな海の生物の棲家になっており、パープルビューティやキンギョハナダイやスジハナダイ、キンメモドキの大群やら、ウメイロモドキやユメウメイロ、タカサゴ、クマザサハナムロなどグルクンの仲間達の大群がとっかえひっかえ現れてとっても賑やかでした。

沈船の周りはゴロタと砂地の海底が広がり、砂地にはネジリンボウやダンダラダテハゼが、ゴロタに付いていたウミウチワにはここにもピグミーシーホースが棲み付いていて、ここでも色んな生物にめぐり合えました。

O橋さん撮影のボロカサゴ


O橋さん撮影のスミレナガハナダイ

Y田さん撮影のパープルビューティの群れ


Y田さん撮影のピグミーシーホース


沈船にいたキンメモドキの群れ
(M本さん撮影)


M本さん撮影のピグミーシーホース

3/22火
@スージーズボミー
Aエンドボミー
天気:   晴れ 気温:  31〜33℃
水温:  30℃   透明度:  15〜20m  波高:   0.5m 
3日目の1本目は、「スージーズボミー」

ここは、浅いリーフから少し沖に泳ぐと大きな根(ボミー)が現れました。これが「スージーズボミー」です。

この根の壁を見てみると、ビックリ!なんとアケボノハゼがあちこちいるのです。それも5〜6匹の群れで!ハタタテハゼも少しですが混じっていました。いつもと逆ですよね。

その後、根(ボミー)の壁沿いを進んでいくと、パープルビューティやキンギョハナダイやスミレナガハナダイが乱舞しとても美しかったです。

根の上では、名物のアヤコショウダイやニジコショウダイやチョウチョウコショウダイやユメウメイロの混合の大編隊のお出迎えです。この大編隊は本当に見応えがありました。

その後は根の周りでハダカハオコゼやイナズマヤッコ、アオマスク、ネムリブカなどと遊んだ後、皆さんとご機嫌さんで浮上しました。


そしてこのダイビングで、M本さんが見事400ダイブを達成されました!!

いっぱいの海の生物や皆さんに囲まれて本当に幸せな素晴らしい400回目のダイビングになりましたね!v(^^)v

これからも素敵なダイビングを重ねて下さいね〜!(^^)>


2本目、ラストダイブは「エンドボミー」

ここはドロップオフが長く続くところで、こういうところは色んな生物が生息しています。

窪みの砂地にはニチリンダテハゼ、壁にはアケボノハゼやハナゴンベやスミレナガハナダイが、そしてここでもどこからともなくタカサゴやクマザサハナムロやユメウメイロやウメイロモドキなどのグルクンの仲間が大きな群れで現れて我々のパプアニューギニアでのラストダイブに花を添えてくれるようでした。

最後は、根の上のハマクマノミの団地で癒されながら皆さんと長めの安全停止をしてから名残を惜しみながら浮上しました
(^^)


アフターダイビングは、いつものように海辺の風通しのよいレストランのテーブルに座ってパプアのビールを片手に、パプアの海の話しを肴にマッタリした時間を過ごし本当に幸せでした。

そして夜は、ビュッフェスタイルの美味しい夕食と皆さんとの楽しい会話で盛り上がったのは言うまでもありません。


4日目は朝食を頂いた後、リゾートのすぐ上にある展望台に皆さんと散歩がてらに登ってみると、青い海に浮かぶライオンアイランド(初日潜った島)や周りの島々やパプアニューギニア本島がパノラマで楽しめ、メッチャ絶景でした!そして何か元気が湧き出てきました。


と言うことで今回のパプアニューギニアツアーも無事そして楽しく終了しました。

今回はこの元気を日本に持ち帰って少しでも分かち合えたらなぁと思いながら、今回の参加して頂いたメンバーの方々と元気に日本へ帰ってまいりました(^^)>

Y田さん撮影のアケボノハゼの群れ?


O橋さん撮影のアヤコショウダイやユメウメイロ達の大群


上記の大群を下から撮影(M本さん撮影)


上記のユメウメイロの群れ(Y田さん撮影)



見事400本達成のM本さん!
本当におめでとうございます!
v(^−^)v
これからも感動と癒しのダイビングを重ねて下さいね!(^^)v


Y田さん撮影のニチリンダテハゼ


M本さん撮影のハナゴンベ


O橋さん撮影のアケボノハゼ


O橋さん撮影のハマクマノミ



マッタリしたアフターダイビング





毎日とっても美味しかったですし、楽しかったビュッフェタイプの夕食(^^)




朝の散歩で皆さんと展望台に。
メチャ気持ちよかったです(^^)






快適だったロロアタアイランドリゾート(^−^)v