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2010年 11/19金〜24水 フィリピンのモアルボアルに行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 11/20土
@ドルフィンハウス
Aカサイウォール
Bトンゴサンクチュアリー
天気: 晴れ時々曇り 気温:  26〜32℃
水温:  30℃ 透明度:  20m 波高:   0.5m
今回は、フイリピンのセブ島の西端にあるモアルボアルと言うところに行ってまいりました(^^)


11/19金。関西空港にAm7:55に集合してさぁ行くぞ!とみんなで日本を出発して、マニラで乗り換えてセブマクタン空港に着いて、セブ島の陸路をひたすら西に移動して、今回の目的地モアルボアルのカバナビーチリゾートに着いたのはPM8:00過ぎでした。

リゾートに着くと、今回のお世話になるダイビングショップ「エメラルドグリーン」のスタッフが出迎えてくれ、ホテルと明日からのダイビングの説明を受けてから、チェックインしました。

「お腹が空いたね」ということで、早速みんなでホテルのレストランに繰り出しました。

ここはパスタが美味しいと聞いたので、ぺペロンチーノと野菜サラダを注文しました。
そしてフィリピンと言えばサンミゲルビールで乾杯です(^^)

とっても美味しいぺペロンチーノを食べながら、サンミゲルビールを飲みながら、そしてみんなで明日からのフィリピンの海の話に一花咲かせてから、この日は早めに休みました。

次の日起きてみるとコテージの前には芝生に椰子の木、バナナの木、パパイヤの木、ハイビスカスにブーゲンビリアの花々達が南国の雰囲気を醸し出し、プール付きのオープンカフェのようなレストランのテーブルは朝日が満遍なく優しく照らしてくれていてとってもすがすがしい朝とお洒落な朝食を迎えることが出来ました。

その素晴らしい南方のロケーションと雰囲気と香りに、いつもながら、「南の海に来たぞ〜!」とテンションが上がってきたのは私だけでしようか?(^^)


と言う訳で今回も合計12ダイブとよー潜ってきましたよ〜!


まず記念すべきフィリピンでの初日の1本目は「ドルフィンハウス」、2本目は「カサイウォール」、3本目は「トンゴサンクチュアリー」というところに潜りました。

上記3ポイントはモアルボアルのビーチ沿いにある近場のポイントです。

3ポイント共に浅いサンゴのリーフからストーンと落ち込むショートドロップオフが続くポイントでした。

浅場のリーフでは色んなサンゴと色取り取りの熱帯魚が乱舞していて、メチャ癒されました。
(紫と黄色の美しいボディのパープルビユーティ、グリーンぽい色のメラネシアンアンティアスなどのハナダイの仲間達や、黄色が鮮やかなアミメチョウチョウウオや口の尖がったハシナガチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間達が美しかったです)

ドロップオフの壁はカラフルなソフトコーラルが咲き乱れ、それらにも色取り取りの熱帯魚が絡みメチャ癒されました(^^)
(ヤマブキスズメダイやナミスズメダイ、マルスズメダイ、カザリスズメダイ、ローランドダムゼル、タルボットダムゼル、スプリンガーズダムゼルなどのスズメダイの仲間達やどこからともなく美しい群れで現れたタカサゴやウメイロモドキなどのグルクンの仲間達がええ感じでした)

その他には、「ドルフィンハウス」では、日輪模様の背びれが自慢のニチリンダテハゼ、紅白のキャンディのようなキャンディケインドワーフゴビー、白黒のヒラヒラのホホスジタルミの幼魚、パンダ目のクラカケチョウチョウウオ、ミズタマサンゴに棲むバブルコーラルシュリンプやナポレオン、アオウミガメなどに出会えました。

「カサイウォール」では、パジャマフィッシュと言われるマンジュウイシモチ、目の周りにリングがあるリングアイブレニー、黄金色のコガネアジ、白黒のゴンズイのようなコンビクトブレニー、そしてここでもナポレオン、アオウミガメなどに出会えました

「トンゴサンクチュアリー」では、大きなオニザヨリ、ひょうきんな姿のコクテンフグ、目にリング模様のリングアイドワーフゴビー、ピクタスブレニー、ツースポットブレニー、フィリピンブレニーの南方系のカエルウオの仲間やアオウミガメに出会いました。

さすが黒潮の発祥の地です。初日からいっぱいの海のアイドル達に会えてとっても幸せでした(^^)




お洒落なカバナビーチリゾート



さぁ!潜り倒すでぇ〜!(^^)


Y田さん撮影の見事なサンゴ礁といっぱいの熱帯魚達


M本さん撮影のホホスジタルミの幼魚


O橋さん撮影のニチリンダテハゼ


K口さん撮影のハシナガチョウチョウウオ

ポイント: 11/21日
@ペスカドール島
       カテドラルケーブ
Aペスカドール島
       サンクチュアリー
Bモアルボアル
       トンゴベイ
       
天気:  晴れ々曇り 気温:  26〜32℃
水温: 30℃ 透明度:  20m 波高:   0.5m
2日目はセブ島西部のダイバー憧れのペスカドール島に遠征しました。

ここは、見事なサンゴのリーフとドロップオフが続くダイナミックな無人島であります。

こういうダイナミックなポイントにはやはり回遊魚が集まってきます。
少し前にはジンベイザメが3匹も居ついていたそうです。

「カテドラルケーブ」

只今この無人島西側にはマイワシの超大群が居座っていて彼らに我々ダイバーが近づくと自由自在に姿を変える様子はまるで巨大な軟体動物のようでメチャ迫力がありました。

ここのドロップオフには洞窟があり、中に入ってみると結構大きな穴で、横穴や天井に穴があいてあり、横穴の鮮やかな群青色の美しさに息を呑み、天井の穴からはお天道様の光が差し込み、その天穴から抜けて出していくときの皆さんとエアーのシルエットが何とも感動的でした。


2本目は「サンクチュアリー」

今度は島の東側をドリフトダイビングで楽しみました。

こちらもドロップオフの壁面は色取り取りのソフトコーラルが咲き乱れ、彼らにはお約束のパープルビューティやメラネシアンアンティアスなどの美しいハナダイの群れや、ヤマブキスズメダイやナミスズメダイやマルスズメダイ、タイワンスズメダイやら色んなスズメダイの仲間達が絡んでとっても美しかったです。

そうそうその中のグレーのソフトコーラルにグレーのオオモンカエルアンコウの幼魚がひそんでいました。
相変わらず見事な擬態でした。

上記2ポイント共にサンゴのリーフの上で安全停止したのですが、それがまたあんた見事なサンゴ礁でした。

いろんな種類のサンゴが群生していて、その上にはここでもパープルビューティーやメラネシアンアンティアスやデバスズメやミスジリュウキュウスズメダイなどの美しい熱帯魚達が乱舞していて安全停止中メチャ癒されました。


3本目はモアルボアルに帰って「トンゴベイ」

ここは砂地に小ぢんまりしたサンゴ根や根やガレ場が点在するところでこういうところはやはり色んな生物が棲み着いておりました。

砂地では、ギンガハゼ、カニハゼ、サラサハゼ、ミナミホタテウミヘビ、ガレ場ではゴールドスペックジョーフィッシュ、リングアイジョーフィッシュ、サンゴ根や根ではストライプドヘッドドワーフゴビー(ベニハゼの仲間)、スノーフレークブレニー(ギンポの仲間)、サザナミヤッコの幼魚、ベンテンコモンエビなどが見られましたよ(^^)


クマノミの仲間も多く、ハナビラクマノミ、セジロクマノミ、カクレクマノミ、ハマクマノミ、クマノミ、トウアカクマノミと日本で見れる全6種類と、日本にはいないスパインチークアネモネフィッシュなどがとっても可愛かったです(^^)

あれに見えるはペスカドール島


巨大な軟体動物のようなマイワシの超大群(O橋さん撮影)


天井の穴から皆で脱出作戦


Y田さん撮影の浅場のハンパないサンゴと熱帯魚達


K口さん撮影のカニハゼ


M本さん撮影のゴールドスペックジョーフィッシュ


O橋さん撮影のストライプドヘッドドワーフゴビー


Y田さん撮影のスパインチークアネモネフィッシュ

ポイント: 11/22月
@マリンサンクチュアリー
Aエアープレーンレック
Bシークレットベイ
天気: 晴れ時々曇り 気温:  26〜32℃
水温: 30℃  透明度:  20m  波高:   0.5m
3日目は、モアルボアルの北側のスポットに行ってきました
(^^)

北側のスポットは、砂地やゴロタやサンゴ根の緩やかなスロープが続くポイントが多かったです。


先ず1本目は「マリンサンクチュアリー」

上記のスロープを皆でドリフトで流していくと、シーファン(ウミウチワ)にネオンテンジクダイの群れ、サンゴ根にはヒメフウライチョウチョウウオやアミメチョウチョウウオやチョウチョウコショウダイの幼魚、イソギンチャクにはカクレクマノミやスパインチークアネモネフィッシュやナデシコカクレエビ、パラオクサビライシにはコロールアネモネシュリンプなどが、順番に我々の前に登場してくれました。


2本目は「エアープレーンレック」

ここは名前の通り砂地にセスナ(飛行機)が沈んでいるポイントです。

運転席に入ることが出来たのでみんなで順番にパイロットになった気分を楽しみました。

セスナの中にはソリハシコモンエビやスザクサラサエビがびっしり棲んでいました。

その後は気持ち良くドリフトダイビングです(^^)

流されながら見つけた生物は、シテンヤッコ、タテジマヤッコの幼魚、イソギンチャクにはスパインチークアネモネフィッシュやナデシコカクレエビ、サンゴ根にスポットテールバタフライフィッシュ(日本のアケボノチョウチョウウオみたいな魚)やアミメチョウチョウウオが、そしてソフトコーラルには小さなハギの仲間にリトルファイルフィッシュやラジアルファイルフィッシュなど色んな生物に出会えました。


3本目は「シークレットベイ」

ここもサンゴ根やガレ場、砂地など色んな環境が揃っているので色んな生物に会えました。

チドリミドリガイやタスジミドリガイなどのウミウシの仲間やオイランヨウジ、モンガラカワハギの幼魚、小ぢんまりしたサンゴには淡いブルーのデバスズメダイの群れにブルーと黄色が鮮やかなナンヨウハギの幼魚が、岩盤ではセグメントブレニーやフィリピンブレニーやツースポットブレニー(ギンポの仲間)などが美しいそしてユニークな姿を見せてくれました。

この日はモアルボアルの北側のスポットに繰り出しました


M本さん撮影のコロールアネモネフィッシュ


海底に静かに横たわっていたセスナ


O橋さん撮影のラジアルファイルフィッシュ


K口さん撮影のオイランヨウジ


Y田さん撮影のツースポットブレニー
ポイント: 11/23火
@ボゴパライソ
Aボゴパライソ北
Bタリサイウォール
天気: 晴れ時々曇り 気温:  26〜32℃
水温:  30℃ 透明度:  20m 波高:   0.5m
4日目は、モアルボアルの南のスポットに潜りました(^^)

「ボゴパライソ」「ボゴパライソ北」共に砂地の面白いポイントで特に「ボゴパライソ」は泥っぽい海底なので泥ハゼの仲間が多かったです。

日本で言うタンザクハゼの仲間のブルーバードリボンゴビーやスパイングルドシュリンプゴビーやニュウドウダテハゼやムーンスポットシュリンプゴビーなどの日本では見れない又は珍しいハゼの仲間があちこちで見れました。

浅場に帰ってくると、カニハゼやオバケインコハゼ、ヒレナガネジリンボウやイッポンテグリ、リングアイジョーフィッシュやサラサハタの幼魚、トウアカクマノミなどメッチャマクロ天国のポイントでしたよ。


「ボゴパライソ北」はモエギハゼがいると言うことだったので行ってみたのですが、この日は残念ながら巣穴に引っ込んで出てきてくれませんでした。

でもその代わりにと言っては何ですが、ヒレナガネジリンボウやフタホシタカノハハゼやヒノマルハゼやカニハゼなどに出会えました。

深場の小さなサンゴ根ではベニハゼの仲間のレッドスポットドワーフゴビーやスキンスポットドワーフゴビーが、浅場のサンゴ根にはニンギョウベニハゼやヤスジチョウチョウウオやテールスポットブレニー(ギンポの仲間)やツリディラリネオラータ(ウミウシの仲間)などに出会いました。


ラストダイブはモアルボアルに帰って「タリサイウォール」

ここもカラフルなソフトコーラルが咲き乱れる見事なドロップオフが続くポイントで、皆でフィリピンで最後のドリフトダイビングを楽しみました。

我々のラストダイブを知ってか知らずか、パープルビューティーやメラネシアンアンティアスの群れ、スプリンガーダムゼル、タルボットダムゼル、ローランドダムゼルやヤマブキスズメダイやカザリスズメダイ、マルスズメダイなどスズメダイの仲間達やカクレクマノミやスパインチークアネモネフィッシュやハナビラクマノミ、セジロクマノミなどのクマノミの仲間達や、ナンヨウカイワリやタイワンカマスやタカサゴの群れやアオウミガメ、ナポレオンなどが順番に我々を見送りに来てくれました

ここの砂地にも、フィリピンでは普通種?ニチリンダテハゼやヒレフリサンカクハゼが多く、我々に「またおいで!」と自慢の背びれをフリフリしてくれてました(^^)v


前述したように、今回のお宿カバナビーチリゾートは、ロケーションも雰囲気もええ感じで、食事の方も朝はホテルのレストランのセットメニューの中から各自選んで美味しく頂きました。

お昼はショップの近くの日本料理屋の「おいしい亭」のおいしい日替わりランチを毎日いただき、夜は治安が良いので皆で小ぢんまりしたストリートに繰り出し、フィリピンレストランやイタリアンレストラン、そして日本料理の「おいしい亭」などで毎晩美味しい夕食を食べ歩き、とっても楽しかったですし、水陸共にそして心身も共にすっかり癒されてしまいました。

と言う訳で、今回の「T's AREAフィリピン、モアルボアルツアー」も無事そしてとっても楽しく、そしてとってもノンビリとご機嫌さんで終了しました!本当にお疲れ様でした!
v(^ー^)v

みなさん、海ってやっぱりええですね!
またぜひ近々色んな海にご一緒させて下さいね〜!v(^^)/~

O橋さん撮影のブルーバードリボンゴビー


M本さん撮影のスパイングルドシュリンプゴビー


K口さん撮影のレッドスポットドワーフゴビー


Y田さん撮影の見事なサンゴ礁と熱帯魚達


O橋さん撮影のリゾートからの夕日




最後の夜は「おいしい亭」で打ち上げです(^^)

皆様!お疲れ様でした〜!!
(^−^)>