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2010年 11/13土  南紀南部に行ってまいりました(^^)> 

ポイント:
@ショウガセ Aハナレ 
天気:  曇り時々晴れ 気温: 22〜24℃
水温:   24℃ 透明度:  15〜20m 波高:  0.0m
今週も、日帰りで南紀南部にファンダイブツアーに行ってまいりました(^^)>

この日の南部は、お天気はまあまあでしたが、海の中のコンディションは最高で、まだまだ夏の雰囲気を残す海をめちゃ快適に楽しんでまいりましたよ〜!(*^^*)


と言うわけで今回は、1本目は「ショウガセ」、2本目は「ハナレ」を楽しんできました。

両ポイント共にボートの上から水面を見てみると、ブルーのええ色をしていたので、「今日の海はよさそうやね!」とみんなで飛び込むと、案の定ええ感じでスコーンとブルーに抜け、根全体が見渡せるほどでした。

そんな訳でこの南部ブルーの海に2本とも気持ちよく吸い込まれて行きました。


「ショウガセ」では、ちょっと底までと名物のオオカワリイソギンチャクのところに行ってきました。

今回はそれらの周りにキンギョハナダイの群れに紛れてアカボシハナゴイいました。

彼らがオオカワリイソギンチャクの妖しいライム色に絡んでよけいに美しく感じました。

その後メインの根に帰ると壁には前回と違うクマドリカエルアンコウが、赤いソフトコーラルに隠れていました。

紅白のクマドリちゃんのボディと赤いソフトコーラルがメチャ綺麗でお洒落な組み合わせでしたよ(^^)

アンカーの近くの根の上にはシテンヤッコの幼魚が美しい黄色のボディを見せてくれました。
まるでチョウチョウウオのようでした。(トノサマダイかイッテンチョウチョウウオに擬態しているのでしょうか?)

その下のムチカラマツには今度はビシャモンエビが上手に擬態していました。
相変わらず見事な擬態でした。(目が横に張り出していてユニークな奴です)

そして根のトップでは、相変わらずイソギンチャク畑の周りにはミツボシクロスズメダイやクマノミ、ソラスズメダイやキンギョハナダイやカシワハナダイやコガシラベラなどがいっぱい群れていて今回の「ショウガセ」も最後まで我々を癒してくれました。

勿論フトスジイレズミハゼのカップルも元気いっぱいでしたよ
(^^)v


2本目の「ハナレ」は、小ぢんまりした根があり、その周りには砂地、岩盤など色んな環境が揃っているので、いろんな生物が生息しています。

今回は、砂地を南東に移動してハナレのハナレた(離れた)根に行ってみました。

その根に付いている大きなリュウキュウイソバナには、南紀では珍しいフタスジリュウキュウスズメダイの幼魚が棲み付いていました。

真っ赤なイソバナに彼の白黒のボディがとっても美しかったです。

このイソバナには甲殻類も多く、イソバナガニやコシオリエビの仲間やアカスジモエビなどが棲家にしておりました。

帰りの砂地には、ネジリンボウ、ヒレナガネジリンボウ、ホタテツノハゼSP1-3、オニハゼ、オグロクロユリハゼやハナハゼのカップルなどが見れました。

メインの岩盤には、フィリピンスズメダイがチョロチョロ泳いでいました。(僕は南紀では初めてみました)

岩盤の隙間を見るとクリアークリーナーシュリンプがカサゴをクリーニングしていました。

メインの根の上では、お約束のマツバギンポやスジタテガミカエルウオ、カラフルなソフトコーラルにキンギョハナダイやソラスズメダイ、ツマグロタンポ等の群れや、ツノダシやゴマチョウチョウウオ、ミゾレチョウチョウウオのカップルが絡んでとっても沖縄チックで美しかったです。

そして最後は今回は根の上でとっても可愛いミヤケテグリの幼魚と安全停止して、みんなでご機嫌さんで浮上しましたよ
(^^)v

アカボシハナゴイと言い、フィリピンスズメダイと言い、温暖化の影響でしょうが、本当にすごいですね(^^)

今回も南部の底力と言うか、豊かさを感じました。


と言うわけで今回もトロピカルな雰囲気とその仲間達のおかげで、身心共にグネグネに癒されて帰ってまいりましたよ〜
(^−^)/

今回ご参加のK池さん(左側)とスタッフのI井(^^)


アカボシハナゴイ(K池さん撮影)


クマドリカエルアンコウ(K池さん撮影)


シテンヤッコの幼魚(K池さん撮影)


ビシャモンエビ(K池さん撮影)


フトスジイレズミハゼのカップル(K池さん撮影)


イソギンチャク畑の周りの熱帯魚達


イソバナガニ(K池さん撮影)


ネジリンボウ(K池さん撮影)


ヒレナガネジリンボウ(スタッフI
井撮影)


ホタテツノハゼSP1-3


フィリピンスズメダイ(K池さん撮影)


クリアークリーナーシュリンプ
(K池さん撮影)


ミヤケテグリの幼魚(K池さん撮影)