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2010年 7/15木〜19月 沖縄の宮古島に行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 7/15木
   サシバスクエア 
天気:  晴れ 気温: 33℃
水温: 30℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
毎年宮古島ツアーは、9月に行っていたのですが、今年は宮古島のダイビングサービスの『マールプロモーション』の川本君が「7月は太陽が真上に来るので穴からの光の差し込み方がメッチャええんですよ!」と言うので今年は7月に宮古島に行くことにしました(^^)


と言う訳で7/15のAM10:35に神戸空港を飛び立ち、那覇空港を経て宮古島空港に着いたのは、PM2:20でした。

神戸はまだ梅雨が明けていませんでしたが、宮古島はもうすでに梅雨明けしており、夏真っ盛りでした。

やはり沖縄ですね。空港から出た瞬間あの南方独特のむ〜っとした暑さと香りに包まれ、「夏の沖縄に来たぞ〜!」と我々のテンションはドンドン上がって行きました。

そんな夏の沖縄の海を目の前におとなしく出来るT'sのメンバーではありません。

「さぁ行くで〜!」と、ちゃっちゃと水着に着替えて宮古島の海に繰り出したのは「サシバスクエア」でした。

港に着くと、カーッと照りつけるお天道様と、真っ青な沖縄の海がわれわれを迎えてくれ、またまたテンションが上がって行きました(^^)

と言う訳で初日の「サシバスクエア」から始まって今回も合計10本とよー潜ってきましたよ〜(^^)


それではここらでそろそろ宮古島でのダイビングのリポートにまいりましょうかね(^^)>


先ず1本目は「サシバスクエア」

伊良部島にあるサンゴ礁がメチャ綺麗な癒し系のポイントで、その周りには色取り取りの熱帯魚達が群れていました。

夕方の4時過ぎのエントリーにもかかわらず、やはり7月の宮古島です。お昼間のような強烈なお天道様が差し込んで、そこに棲むサンゴや熱帯魚達を満遍なく照らしているものですから、一段と躍動感あふれる水中世界が広がりました。

そうしているうちにどこからともなくイソマグロの群れが現れ、ブルーの海に彼らのシルバーのボディがとっても美しかったですよ(^^)

そして浅場ではロクセンスズメダイの大群が我々を「ようこそ宮古島へ!」と言わんばかりに取り囲んでくれて、何かメチャ幸せな気分になり、今回も沖縄に来たんやなぁ〜!と感じる瞬間でありました(^^)v

天然記念物の鳥、サシバの像
(Y田さん撮影)


見事なサンゴ礁(M羽さん撮影)


イソマグロの軍団(M羽さん撮影))


ヨコシマクロダイの群れ(I藤さん撮影)


オヤビッチャやロクセンスズメダイの群れ(I藤さん撮影)


ノコギリダイの群れ(Y田さん撮影)

ポイント: 7/16金
@L字アーチ
Aクロスホール
Bガケ下
天気:  晴れ 気温: 30〜33℃
水温:  29℃ 透明度: 20〜30m 波高: 0.5m
2日目1本目は「L字アーチ」に潜りました。

ここは名前の通りL字型の曲がった大きなアーチが特徴のポイントです。

大きな火山の火口のような穴からアーチを抜けて行ったのですが、透明度が良かったので、まるで映画スターウォーズの惑星での空中シーンを見ているようで何とも言えない迫力を感じました。

まるで宇宙飛行士のように無重力を楽しみながら遊泳してきましたよ(^^)

これも我々ダイバーの特権ですよね(^^)v

そうそうL字アーチの中に大きなロウニンアジが門番のように悠然と泳いでいてそれがまた何ともかっこ良かったです(^^)


2本目は「クロスホール」

ここも宮古島を代表する穴ポイントです。

アカヒメジやノコギリダイの大きな群れがクロスホールの入り口を教えてくれました。

ありがとう!と中に入っていくと今度はアカマツカサ、クロオビマツカサの群れのお出迎えです。

その群れを掻き分けて進んでいくと向こうにポッカリとブルーの出口穴が、そして上を見上げると天穴から光のカーテンがメチャ美しかったですよ!


3本目は「ガケ下」

ここは、コンパクトなドロップオフが続く地形が楽しいポイントでした(^^)

みんなでエントリーすると5、6匹のツバメウオが中層にホバーリングしていました。あまりに可愛かったし逃げなかったので色んなアングルから何枚も写真を撮ってしまいました。

ドロップオフの壁や棚には、カラフルなウチワやトサカなどのソフトコーラルやテーブルサンゴやエダサンゴなどのハードコーラルなど色んなサンゴが群生し、それらの上にはハナゴイやアカネハナゴイの大群が乱舞し、そして彼らをお天道様が満遍なく照らしてメチャ華麗で美しい風景が広がり、本当にうっとりでした。

最後は、浅場でイシガキカエルウオやゴイシギンポやモンツキカエルウオなどのカエルウオの仲間達と遊んだ後、みんなで浮上しました(^^)

心身共にメチャ癒されてしまいました(^^)

門番のロウニンアジ(M羽さん撮影)


入り口に屯していたアカヒメジ達(T渕さん奥様撮影)

入り口に屯していたノコギリダイ達(I藤さん撮影)


アカマツカサ(T渕さん撮影)


天井のブルーの穴(Y田さん撮影)



優雅に泳いでいたツバメウオ達(T渕さん撮影)


ひょうきんな顔のモンツキカエルウオ(T渕さん奥様撮影)

ポイント: 7/17土
@通り池
A魔王の宮殿
BWアーチ 
天気:   晴れ 気温: 30〜33℃
水温: 29〜31℃ 透明度:  25m 波高: 0.5m
3日目1本目は「通り池」

ここはご存知大きな水中トンネルを通ると大きな池に浮上できる世界的にも有名な地形のポイントであります。

この日は、何故か潮の流れが強かったので、通り池の入り口まではみんなで「ほふく前進」です。

でも入り口の大きな穴に入ってしまうと流れはなく、その大きな妖しげなブルーの穴にみんな吸い込まれていきました。

その後大きな池に浮上したのですが、浮上していくと水の色がブルーからグリーン、そしてオレンジがかったような色に変わっていくんです。

その不思議な水の中にみんなが溶けていくように一人一人消えていきました。

何回経験しても不可思議で感動的な全員浮上です(^^)

その後はみんなで池に浮いて周りの陸上の景色を眺めたり、記念撮影をしてから、今度はさっき入ってきた群青色の大きな穴と余韻を楽しみながらゆーっくり通って帰ってまいりました。(帰りの穴のブルーが、またメッチャ美しいんですよね!これが!)


2本目は「魔王の宮殿」

ここも宮古島を代表する地形ポイントの一つです。

壁にあいた横穴を入り、真っ暗な短いトンネルを通ると、薄暗いホールに出てきます。

そのホールには天穴が開いておりそこから太陽の光が差し込んでいます。

その奥の大きな椅子に魔王が座っているような妖しい雰囲気があるのでこういう名前が付きました。

今回もこの宮殿の妖しい光のカーテンにハタンポの群れが絡むように舞泳いだり、皆さんが交代で魔王の代わりに光のカーテンを浴びたりして、本当に妖しくそして美しかったですよ。

これだけでも感動なのに今年は大サービス?
メインのホールの奥にさらに小ぢんまりしたホールがありそこにも入らせて頂きました。

ここの天穴からの光のカーテンも幻想的で素敵でした(^^)

ひとしきりこの二つのホールを楽しんだ後、みんなでメインのホールの天穴から脱出です。

ここでも一人一人消えていきました。


3本目は「Wアーチ」

ここは名前の通り、2つの大きなアーチとL字に曲がったトンネルが有名なポイントです。

先ず一つ目のアーチを抜けた後、L字のトンネルに入りました

トンネルの中には、お約束のアカマツカサやハタンポ、光る貝ウコンハネガイやノコギリガニ、カノコイセエビ、キミオコゼなどが見られました。

トンネルを出たところの小岩には、コールマンピグミーシーホースが小さな尻尾を海藻に巻きつけてユラユラしていました。すごく可愛かったですよ!(^^)v

その後は2つ目のアーチをくぐって地形を楽しんでから、みんなでご機嫌さんで浮上しました(^^)



通り池(上からT渕さん、I藤さん、チャヤちゃん撮影)


魔王の宮殿からの脱出(Y田さん撮影)


Wアーチ(T渕さん奥様撮影)


トンネルの中にいたカノコイセエビ(M羽さん撮影)


コールマンピグミーシーホース(M羽さん撮影)

ポイント: 7/18日
@ドロップNO.1
A一ノ瀬ホール
Bグロートマーケット
天気: 曇り時々晴れ 気温: 28〜30℃
水温: 28〜29℃ 透明度:  30m 波高: 1.5m
最終日の1本目は「ドロップNO.1」

ここは名前の通り豪快なドロップオフと、迷路のような水路と、大きなロウニンアジで有名なポイントであります。

水路の入り口に入ると、程なくお約束?のロウニンアジの登場です。

1.5m位のジュラルミンのような彼らのボディは、本当にかっこよくそして迫力満点でしたよ(^^)v

根の上では、オキナワスズメダイの大群やブルーが鮮やかなナンヨウハギ達が光り輝いて見えました。

小物も良く見れば多く、イソギンチャクにはナデシコカクレエビやアカホシカクレエビ、ミズタマサンゴにはオランウータンクラブ、そしてここでも海藻に尻尾を巻きつけたコールマンピグミーシーホースなどがわれわれのマクロ撮影会に参加してくれました(^^)


2本目は「一ノ瀬ホール」です。

ここも宮古島を代表する地形ポイントの一つです。
(個人的に僕はここが一番好きなポイントです。)

小さな穴から中に入ると、天井が大きく開いた明るいホールに出てきました。

この時期はお天道様が真上にあるので、ホールの中層に浮かんでる皆さんが光のカーテンを受けてとっても素敵でした。

これだけでも感動ものなのに、本番はこれからでした。

下方の穴からいよいよ一ノ瀬のメインホールに入っていきました。

最初は真っ暗でしたが、前方に群青色の大きな台形の穴が妖しく輝いておりました。

その大きな群青色に、我々ダイバーがシルエットとして浮き上がります。

あまりの美しさと静寂さに本当に鳥肌が立つほど感動しました!!v(*~ー~*)v


今回のツアーの締めくくりは「グロートマーケット」

ここは白い砂地にサンゴ根が点在するTHE沖縄の世界が広がるポイントでした。

これらのサンゴ根は小宇宙を形成し、それぞれ小ぢんまりした独立した生態系を形成しておりました。

サンゴ根にはお約束のキンメモドキやスカシテンジクダイの大きな群れ、カラフルなキンギョハナダイやケラマハナダイ、カシワハナダイ、フタイロハナゴイそして彼らを狙うユカタハタやミノカサゴやオニダルマオコゼ達がいて、ええ感じでした。(しかし厳しい自然界の現実でもあります)

白い砂地にはひょうきんな顔のモンダルマガレイが、イソギンチャクにはハマクマノミが、岩陰にはアカシマシラヒゲエビが、その周りをフタイロカエルウオ、イシガキカエルウオやツユベラ、カンムリベラの幼魚やタテジマキンチャクダイの幼魚がちょろちょろしていたりで、メチャ癒されました(^^)

そして何より真っ白い砂地にさんさんとお天道様の光が差し込むものですから、本当に気持ちよいラストダイブが出来ましたよv(^^)v


このように今回のT's AREA宮古島ツアーも宮古島らしい地形、THE沖縄の世界、素晴らしいサンゴ礁と、色んなポイントにバランスよく潜れて本当に楽しくそして無事終了しました。

勿論アフターダイブは、お気に入りの居酒屋「でいりぐち」でキャワモト二等兵と一緒に打ち上げで大いに盛り上がったのは言うまでもありません。皆様おつかれっす!(^^)>


ロウニンアジ(上からM羽さん、T渕さん奥様撮影)


ナデシコカクレエビ(O橋さん撮影)


コールマンピグミーシーホース(K口さん撮影)




幻想的だった一ノ瀬ホール
(上からI藤さん、T渕さん、Y田さん撮影)



THE沖縄の世界でした(^v^)
(上からO橋さん、T渕さん奥様撮影)


モンダルマがレイ(I藤さん撮影)


とってもシャイなハマクマノミの幼魚(O橋さん撮影)


フタイロハナゴイ(K口さん撮影)



今回の参加して下さったT's AREAのメンバーの方々です。

今回もよく潜りりーの、よく食べーの、よく飲みーの、よく眠りーののメッチャ幸せなツアーでした!v(^^)v

皆様、本当にお疲れ様でした!(~-~)/