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2010年 4/29木〜5/3月 沖縄の慶良間諸島、阿嘉島に行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 4/29木  前浜  天気:  曇り 気温: 26℃
水温: 23℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
今年のゴールデンウィークは、久々慶良間諸島に繰り出してきました(^^)

慶良間諸島は那覇の西約40Kmに浮かぶ大小30ほどの島々の総称で、今回はその中の阿嘉島に行ってまいりました。

大小30余りの島々に囲まれた慶良間の海は、サンゴ礁、砂地、穴、ドロップオフなどがコンパクトにまとまった箱庭のような海(ポイントまで5〜20分程度)
喰っちゃあ潜り、潜っちゃあ飲んで寝えのでまさにダイバーズヘブン(天国)の慶良間の海を満喫してきましたよ〜!(^^)

と言う訳で4/29の朝、神戸空港を飛び立ち、那覇空港から泊港に移動して、高速艇クイーンざまみに乗って阿嘉島に着いたのはお昼の14:00頃でした。

着いた日の阿嘉島はお天気はええ天気で真夏そのものでした!と言いたいところでしたが、生憎曇り空でした。

しかし!そんなんでめげるT'sのメンバーではありません!

「さぁ行くで〜!」と着いてさっさと水着に着替えて慶良間の海に繰り出し、最初に飛び込んだのは阿嘉島の「前浜」でした


と言う訳で初日の「前浜」から始まって今回も合計10本とよー潜ってきましたよ〜(^^)

それでは前置きはこのくらいにしてぼちぼちここいらで慶良間ダイビングリポートにまいりましょうかね(^^)>


先ず慶良間でのファーストダイブは「前浜」

白い砂地に大小の根が点在する沖縄らしいところで、大きなアオウミガメの遭遇率が高いポイントです。

今回残念ながらウミガメはお留守だったのですが、根の上や周りには、スカシテンジクダイやキンメモドキの大群、色鮮やかなヨスジフエダイの群れやスズメダイ、チョウチョウウオの仲間達。どこからともなく現れたグルクン(クマザサハナムロ)の大群。そして彼らを狙う大きなカスミアジの小編隊が現れたりしました。

そう言う彼らとこのロケーションに「今回も沖縄に来たぞ〜!」と言う気持ちが沸々と湧いてきました。

と同時に、いつもの沖縄の仲間達が我々の慶良間お初ダイブを歓迎してくれたので、いつの間にやら長旅の疲れもどこかにすっ飛んでしまいました。(^−^)

ダイブゴビーズのボス鴨谷さん(左)とスタッフのミナミちゃん


今回のT’sAREAの愉快な仲間達(^^)v


I藤さん撮影のヨスジフエダイ


T渕さん撮影のスカシテンジクダイの大群


T渕さん奥様撮影のカスミアジ
T渕さん奥様撮影のグルクン(クマザサハナムロ)の大群

ポイント: 4/30金
@奥武島NO.2
Aガヒ海底砂漠
B復活ヘの道
天気:  曇り 気温: 25〜27℃
水温: 23〜24℃ 透明度: 25m 波高: 0.5m
2日目1本目は「奥武島NO.2」に潜りました。

阿嘉島の南側の無人島奥武島にあるポイントでした。

ここはカラフルなソフトコーラルが見事なところで、その上をキホシスズメダイやコガネスズメダイ、アサドスズメダイ、ナミスズメダイなどのスズメダイの仲間や、イッテンチョウチョウウオやヤリカタギ、ハナグロチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間やヒフキアイゴやツノダシなどカラフルな熱帯魚達が乱舞するメッチャ癒し系のポイントでありました。

ハナダイの仲間も多く、特にびっくりしたのは、カシワハナダイの大きな群れがいて、♂達のメチャ綺麗な婚姻色には本当にうっとりでしたよ(^^)


2本目は「ガヒ海底砂漠」

ここは名前の通り無機質な砂漠のような真っ白い砂地が広がるところです。

ブルーの海と真っ白い砂地のコントラストに不思議な世界に迷い込んだような錯覚を覚えます。

ここは不思議な世界だけではなく、少し浅場に移動すると、砂地には、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ヒメダテハゼ、ミナミダテハゼ、オニハゼ、ハチマキダテハゼなどなどハゼ天国でした。

ウミウシ仲間も多く、ユキヤマウミウシ、モンジャウミウシ、シモフリカメサンウミウシ、ミドリリュウグウウミウシ、マダライロウミウシ、シロボンボンウミウシなどに出会えましたよ(^^)


3本目は「復活への道」

ここは、サンゴ礁ありの、トンネルなどの地形ありの、砂溜まりやガレ場ありのでバラエティに富んだところでありました。

ここのサンゴ礁もいろんな種類のサンゴが群生していて、その見事なサンゴ礁には、毎度お馴染みのカラフルな熱帯魚達が乱舞してとってもうっとりでした。

ガレ場には、モンガラカワハギの幼魚がいました。水玉模様がとっても可愛かったですよ(^^)

短いトンネルの壁の亀裂には、ヤミスズキがこちらの様子を窺っていました。こちらもひょうきんでとっても可愛かったですよ(^^)

ソフトコーラル畑


Y田さん撮影のカシワハナダイ


K池さん撮影のヤシャハゼ

K池さん撮影のヒレナガネジリンボウ

K池さん撮影のシモフリカメサンウミウシ


K口さん撮影のシロボンボンウミウシ


I藤さん撮影の見事なサンゴ礁


Y田さん撮影のモンガラカワハギの幼魚


スタッフのI井撮影のヤミスズキ

ポイント: 5/1土
@西浜
A男岩
Bヤカビ島キャベツ村
Cガヒ・ブツブツサンゴ 
天気:  晴れ時々曇り 気温: 26〜30℃
水温: 23〜24℃ 透明度:@BC25〜30m
      A 30〜50m
波高: 0.5m
3日目1本目は「西浜」

阿嘉島の東側にあるのに西浜とはこれいかに!・・・
(すみません)

西浜で最も有名な「アザハタの根コース」を楽しんできました。

真っ白い砂地をゆっくり下っていくと、アザハタが仕切っている小ぢんまりした「アザハタの根」が見えてきました。

この根には色んな生物が棲んでいました。

スカシテンジクダイやキンメモドキの大群やウメイロモドキやクマザサハナムロの幼魚、ケラマハナダイ、カシワハナダイ、フタイロハナゴイ、キンギョハナダイ、アカスジモエビ、ホワイトソックスなどが共存していました。

真っ白い砂漠のような砂地の中にオアシスのように生物達にとって安らげる根。我々ダイバーもメチャ安らげましたよ(^^)


2本目は「男岩」

座間味島の北側の沖合いにそそり立つ高さ70mの断崖絶壁の巨岩が「男岩」

そのままー30mまで落ち込むドロップオフは迫力満点でした。

潮通しが良いので、イソバナなどのソフトコーラルが壁面に咲き乱れ、キンギョハナダイやカスミチョウチョウウオの群れが、抜群の透明度の良い海をバックに乱舞するものですから、爽快でエキサイティングなダイビングを楽しめました(^^)


3本目は「ヤカビ島キャベツ村」

名前の由来の「キャベツサンゴ(キッカサンゴ)」の見事なポイントでありました。

「キャベツサンゴ」の他にも色んなサンゴが群生していて、その上や周りにはお約束のカラフルな熱帯魚達が乱舞している様を見ると、いつもながら本当に癒されてしまいました。

クマノミの仲間も多く、ハナビラクマノミやハマクマノミ、カクレクマノミやクマノミが可愛かったですよ。

クマノミは卵を守っていたのですが、良く見るとハッチアウト間近なのか卵一個一個に目玉が出来ていました(^^)


4本目は「ガヒ・ブツブツサンゴ」

その見た目から「ブツブツサンゴ」とも呼ばれるコモンシコロサンゴの群生が見事なポイントです。

ここも「ブツブツサンゴ」だけでなく、色んなサンゴが生息していますし、砂地やガレ場もあり、こんなところはやはり色んな生物が生息していますよね(^^)

サンゴ礁にはシチセンチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間、ミスジリュウキュウスズメダイやデバスズメダイなどのスズメダイの仲間、ロクセンヤッコなどのキンチャクダイの仲間や、砂地にはハタタテシノビハゼなどのハゼの仲間やゾウゲイロウミウシやシラナミイロウミウシなどのウミウシの仲間などなど書き出したらきりがないほどいっぱいの生物に会えましたよ(^^)

Y田さん撮影のアザハタ

I藤さん撮影のアザハタ

K口さん撮影のアザハタ


T渕さん撮影のカシワハナダイ



I藤さん撮影の男岩


キャベツみたいなキッカサンゴ





O橋さん撮影の(上から)ハマクマノミ、クマノミ、カクレクマノミ、目が見えるクマノミの卵


Y田さん撮影のハタタテシノビハゼ


K口さん撮影のシテンヤッコ


T渕さん奥様撮影のシラナミイロウミウシ

ポイント: 5/2日
@アゲナシク アダン下
A阿真ビーチ前
天気: 曇り後晴れ 気温: 26〜30℃
水温: 23〜24℃ 透明度: 20〜30m 波高: 1.0m
最終日の1本目は「アゲナシク アダン下」

ここは、小ぢんまりしたサンゴ礁の点在する砂地のスロープを下っていくと、真っ白い砂地に小さな根が現れてきました。

その根には、いーっぱいのスカシテンジクダイやキンメモドキの大群が小さな根を覆うように付いており、この根も「西浜」と同じくアザハタが仕切っておりました。

その他にはケラマハナダイやカシワハナダイ、キンギョハナダイなどのハナダイの仲間やウメイロモドキやクマザサハナムロなどのグルクンの仲間などいっぱいの生物が共存していてやはり「西浜」と同じく慶良間らしい癒し系のポイントでありました


ラストダイブは座間味島の南側の「阿真ビーチ前」です。

ここは慶良間では珍しくやや泥系の砂地のスロープが広がるところでありました。

こういうところはやはりハゼの仲間が多いですね。

ミナミダテハゼやヒメダテハゼ、オニハゼ、ハチマキダテハゼ、クサハゼ、シマオリハゼなどに出会えました。

その後みんなで浅場に戻ると、そこは白い砂地にサンゴ根が点在し、そのサンゴ根の上にはフタスジやミスジリュウキュウスズメダイやブルーが鮮やかなデバスズメダイやアオバスズメダイやハナゴイなどが乱舞すると言うTHE慶良間の海が広がりました。

最後は、この慶良間らしい海に時間をかけて癒されながら名残を惜しみつつフェードアウトするように一人一人浮上していきました(^^)


このように今回のT's AREA慶良間ツアーも慶良間らしいTHE沖縄の癒し系のポイント、素晴らしいサンゴ礁の広がるポイント、男岩のような豪快でダイナミックなポイントにと、色んなスポットにバランスよく潜れて本当に楽しくそして無事終了しました。

今回も阿嘉島のダイビングサービス「ダイブゴビーズ」の皆さんをはじめ、今回のお宿「ペンションくば」の皆さん、そして何より参加して下さったT’sのメンバーの皆様のおかげでとっても楽しいツアーになりました。

本当にありがとうございましたm(==)m

皆様、海ってホンマにええですね!(^^)♪

ぜひまた近々、近場、遠方を問わず色んな海に感動の瞬間を求めてお供させて下さいね〜!v(^^)v

T渕さん奥様撮影のアザハタ


K口さん撮影のケラマハナダイ


K口さん撮影のヒメダテハゼ


K池さん撮影のオニハゼ


O橋さん撮影のサンゴ礁と熱帯魚達


Y田さん撮影のサンゴ礁とデバスズメダイとアオバスズメダイ



T渕さん撮影のデバスズメダイ





ダイブゴビーズのクラブハウス





ペンションくば



阿嘉島港クイーンざまみ桟橋

マリリンの彼氏シロ


那覇のアグー豚焼肉店「玄」で打ち上げパーティ! メッチャ美味しかった〜!v(^^)v