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2009年 9/19土〜23水 沖縄の宮古島に行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 9/19土
   グロートマーケット 
天気:  晴れ 気温: 31℃
水温: 29℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
最初、超大型台風14号が沖縄方面直撃のコースをとっていたので危ないかな?と思いきや急反転して、紀伊半島の南を関東の方に抜けていくコースをとったので、今回の宮古島ツアーも無事決行することが出来ました(^^)>

と言う訳で9/19のAM11:30に神戸空港を飛び立ち、那覇空港を経て宮古島空港に着いたのは、お昼過ぎの3:00過ぎでした。

宮古島はやはり沖縄ですね。夕方近かったのにもかかわらず、ええ天気で真夏そのものでした。

そんな夏の沖縄の海を目の前におとなしく出来るT'sのメンバーではありません。

「さぁ行くで〜!」と着いて早速、水着に着替えて宮古島の海に繰り出したのは「グロートマーケット」でした。

さすが宮古島。カーッと照りつけるお天道様と、むーっとしたあの夏の香がわれわれを迎えてくれ、テンションを上げていってくれました(^^)

と言う訳で初日の「グロートマーケット」から始まって今回も合計10本とよー潜ってきましたよ〜(^^)


それではここらでそろそろダイビングのリポートにまいりましょうかね(^^)>


先ず1本目は「グロートマーケット」
伊良部島にある砂地にサンゴ根が点在する癒し系のポイントであります。

スカシテンジクダイやキンメモドキの大群がその上をおおい、彼らをサラサハタやハナミノカサゴが狙っていると言ったいつものサンゴ根を見ると、今回も沖縄に来たんやなぁ〜!と感じる瞬間でありました。

サンセット(夕方)ダイビングになったせいか、いつもサンゴ根は上にいるスカシテンジクダイが砂地の上にいっぱい降りて来ていました。

彼らは、夕方になるとプランクトンなどの餌を食べに、こうして砂地に降りてくるんですね。

こういうポイントはいつもお昼間に潜るので、いつもと違った生態が見れてなかなか面白かったですよ(^^)

そしてみんなでエキジットして、船が走り出した頃には真っ赤な夕日が、伊良部島に沈んで行きました。
とっても素敵でしたよ(^^)

今回のT’s軍団


サンゴ根にキンメモドキの群れ


サンゴ根にスカシテンジクダイの群れ


クロホシハゼ


砂地で捕食中のスカシテンジクダイ


伊良部島に落ちる夕日

ポイント: 9/20日
@ウォールケーブ
Aミニ通り池
Bもりもりサンゴ
天気:  晴れ 気温: 30〜32℃
水温:  29℃ 透明度: 20〜30m 波高: 0.5m
2日目1本目は「ウォールケーブ」に潜りました。

ここは名前の通りドロップオフの壁(ウォール)とケーブ(トンネル)があるところです。

壁沿いの中層をみんなで気持ちよく遊覧飛行してきました。

飛行中、イソマグロやグルクン(クマザサハナムロ)の群れがブルーの海をバックにええ感じで現れてくれました。

その後小ぢんまりした水路に入り根の上に出たのですが、水路ではキャラメルウミウシ、ミミイカの卵、イラブウミヘビ、オキナワベニハゼなどのベニハゼの仲間達と、根の上では、カゲロウカクレエビ、オランウータンクラブ、カルイシガニなどの甲殻類達がわれわれのデジカメ撮影会に参加してくれました。

最後は、ゼブラハゼやコガシラベラなどと安全停止をしてみんなで浮上しましたよ(^^)


2本目は「ミニ通り池」

ここは「通り池」のミニチュア版で水中のトンネルを抜けると、小さい池に浮上できるところです。

トンネルの中にはハタンポやキンメモドキがいっぱい群れていて水中ライトを照らすと彼らがキラキラ光ってとってもきれいでした。

相変わらず、池に浮上するときと、トンネルから抜け出るときのブルーの穴がメチャ幻想的できれいでしたよ(^^)v


3本目は「もりもりサンゴ」

ここは、浅くてサンゴが見事なポイントでした。

テーブルサンゴやエダサンゴなどの色んなサンゴが群生し、それらの上には、淡いブルーのデバスズメダイやロクセンスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイやミスジリュウキュウスズメダイ、ノコギリダイやアカヒメジ、ヨスジフエダイなどがこれまた絵になるんだなぁ!

心身共にメチャ癒されてしまいました(^^)

グルクン(クマザサハナムロ)


オランウータンクラブ


カルイシガニ






ミニ通り池




「もりもりサンゴ」の元気いっぱいのサンゴ礁

ポイント: 9/21月
@ドロップNO.1
A魔王の宮殿
B一ノ瀬ドロップ 
天気:   晴れ 気温: 30〜32℃
水温: 29〜31℃ 透明度: 20〜50m 波高: 0.5m
3日目1本目は「ドロップNO.1」

ドロップオフと、水路と、ロウニンアジのポイントであります。

中層をみんなで流していくと、程なくお約束?のロウニンアジの登場です。

1.5m位のジュラルミンのような彼らのボディは、本当にかっこよくそして迫力満点でしたよ(^^)v

オーバーハングには、ノコギリダイやアカヒメジの群れがいたり、壁のイソギンチャクには、イソギンチャクエビやイソギンチャクモエビがいたり、ミカドウミウシの幼体やクロシジリュウグウウミウシ、ムカデミノウミウシ、ミゾレウミウシなどのウミウシの仲間もいっぱい見れました。


2本目は「魔王の宮殿」

ここも宮古島を代表する地形ポイントの一つです。

小さな穴から中に入ると、天井が大きく開いた明るいホールに出てきました。この日は透明度が抜群で、ホールの中層に浮かんでる皆さんがお天道様の光を受けてとってもええ感じでした。

これだけでも感動なのに本番はこれからです。
下方の穴からいよいよ一ノ瀬のメインホールに入っていきました。最初は真っ暗でしたが、すぐに前方に群青色の大きな穴が輝いておりました。
その大きな群青色にみなさんがシルエットとして浮き上がりました。
あまりの美しさと静寂さに本当に鳥肌が立つほど感動しました(*^^*)ここは宮古島を代表する地形のポイントの一つです。

壁にあいた横穴を入り、真っ暗な短いトンネルを通ると、薄暗いホールに出てきます。

そのホールには天穴が開いていてそこから太陽の光が差し込んでいます。
その奥には大きな椅子に魔王が座っているような妖しい雰囲気があるのでこういう名前が付きました。

今回もこの宮殿の妖しい光のカーテンにハタンポの群れが絡むように舞泳いだり、皆さんが交代で魔王の代わりに光のカーテンを浴びたりして、本当に妖しくそして美しかったですよ。

そしてその後その天穴からみんなで宮殿から脱出です。
下から見ているとブルーの穴に皆さんが次々と解けていくように消えていく様子は本当に圧巻でした(^^)

そして、この宮古島を代表するポイントで、今回の参加メンバーのT渕さんが、見事100ダイブを達成されました!
宮古島を代表するポイントで100ダイブ達成されるとは、この幸せ者〜!(^^)
本当におめでとうございました!m(==)m
これからも一緒にお茶目なダイビングを重ねましょうね〜!!
v(^^)v


3本目は「一ノ瀬ドロップ」

ここは名前の通り、豪快なドロップオフと、沖にある大きな巨岩がめちゃダイナミックなポイントです。

ドロップオフに出て沖の根に移動すると、お約束のカスミチョウチョウウオの群れやグルクン(クマザサハナムロ)、キンギョハナダイ、スミレナガハナダイの群れが迎えてくれました。彼らとここの豪快な水中風景に本当に合うんだなぁ!これが(^^)

その後転々と沖の巨岩をまるで宇宙飛行士のように無重力を楽しみながら遊泳してきましたよ(^^)

これも我々ダイバーの特権ですよね(^^)v

ロウニンアジ


ミカドウミウシの幼体


クロスジリュウグウウミウシ




魔王の宮殿の天井



T渕さん、100本達成!本当におめでとうございました!(^^)


ドロップオフに乱舞するカスミチョウチョウウオ


ドロップオフの壁のヤギにぶら下がっていたイトカケダイ

ポイント: 9/22月
@通り池
A一ノ瀬ホール
Bビッグハマサンゴ
天気: 曇り時々晴れ 気温: 28〜30℃
水温: 28〜29℃ 透明度: 15〜25m 波高: 1.5m
最終日の1本目は「通り池」

大きな水中トンネルを通ると大きな池に浮上できる世界的にも有名な地形のポイントであります。

この日の通り池は、透明度が抜群で、50mは優に見えていたと思います。
そうなると当然水中トンネルのブルーも美しく、その大きな妖しげなブルーの穴にみんな吸い込まれていきました。

その後大きな池に浮上したのですが、浮上していくと水の色がブルーからグリーン、そしてオレンジがかったような色に変わっていくんです。

その不思議な水の中にみんなが溶けていくように消えていきました。

「やるなぁ!通り池!」感動的な全員浮上でした(^^)

その後はみんなで池に浮いて周りの陸上の景色を眺めたり、記念撮影をしてから、今度はさっき入ってきた群青色の大きな穴と余韻を楽しみながらゆーっくり通って帰ってまいりました。(帰りの穴のブルー方が、またとっても美しかったです!)


2本目は「一ノ瀬ホール」です。

ここも宮古島を代表する地形ポイントの一つです。
(個人的に僕はここが一番好きなポイントです。)

小さな穴から中に入ると、天井が大きく開いた明るいホールに出てきました。
この日は透明度が抜群で、ホールの中層に浮かんでる皆さんがお天道様の光のカーテンを受けてとっても素敵でした。

これだけでも感動ものなのに、本番はこれからでした。

下方の穴からいよいよ一ノ瀬のメインホールに入っていきました。
最初は真っ暗でしたが、すぐに前方に群青色の大きな台形の穴が輝いておりました。

その大きな群青色に、キンメモドキのメチャ大きな大群が、メチャ大きな軟体動物のように色んな形に変えてシルエットとして浮き上がりました。

あまりの美しさと静寂さに本当に鳥肌が立つほど感動しました!!v(*~ー~*)v


ラストダイブは宮古島本島に戻って「ビッグハマサンゴ」

1&2本目共に深かったので3本目はこの浅いポイントにしました(^^)

名前の通りシンボルの大きなハマサンゴの根が存在感があるポイントで、その周りには真っ白い砂地と小ぢんまりしたサンゴ根が点在する「THE沖縄」の癒しポイントでありました。

そして透明度も良く、お天道様もええ仕事をしてくれたので、本当に気持ちよいダイビングが出来ました。

こういうところは色んな環境が揃っているので、いろんな生物が住み着いています。

砂地には、ミナミホタテウミヘビやブッシュドノエルウミウシ、イボハタゴイソギンチャクにはトウアカクマノミのカップルが、

サンゴの上には淡いブルーが美しいデバスズメダイや白黒のストライプがとっても素敵なフタスジリュウキュウスズメダイやミスジリュウキュウスズメダイなどのスズメダイの仲間や、フウライチョウチョウウオ、ニセフライチョウチョウウオ、ミスジチョウチョウウオやチョウハンなどのチョウチョウウオの仲間が、

サンゴの間には、アカネダルマハゼやダルマハゼやコバンハゼが、

そしてサンゴの窪みや周りには、ウケクチイットウダイやノコギリダイやヨスジフエダイやグルクン(タカサゴやクマザサハナムロ)の群れや、イソギンチャクにカクレクマノミのカップルが、

砂地には、ミナミホタテウミヘビやブッシュドノエルウミウシ、イボハタゴイソギンチャクにはトウアカクマノミのカップルなどが、
次々に現れてくれました。

まるでわれわれのラストダイブに名残を惜しむように(^^)
本当にありがとうね〜!!


このように今回のT's AREA宮古島ツアーも宮古島らしい地形、THE沖縄の世界、素晴らしいサンゴ礁と、色んなポイントにバランスよく潜れて本当に楽しくそして無事終了しました。

勿論アフターダイブは、お気に入りの居酒屋「和心」でキャワモト二等兵と一緒に打ち上げで大いに盛り上がったのは言うまでもありません。皆様おつかれっす!(^^)>

通り池ヘ突入!


通り池の天井にいたミナミハタ


みんなで通り池から脱出


一ノ瀬ホールの入り口にて記念撮影


一ノ瀬ホールと軟体動物のように見えたキンメモドキの大群


一ノ瀬ホールとダイバー


サンゴにミスジリュウキュウスズメダイ


サンゴにデバスズメダイ


ランドマークのビッグハマサンゴにニセフウライチョウチョウウオ達


トウアカクマノミ


ブッシュドノエルウミウシ


居酒屋「和こごろ」にてみんなで打ち上げ!(^^)
本当にお疲れ様でした〜!
v(*~-~*)/