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2009年 7/16木〜20月 沖縄の西表島に行ってまいりました(^^)> 

7/16木 ミッドフィールド 天気:   晴れ 気温: 33℃
水温:    30℃ 透明度:  20m 波高: 0.5m

去年は毎年恒例にしていた西表島ツアーが残念ながら台風で中止になったのですが、今年は行ってまいりましたよ〜!
(^^)>

時は7/16、我々を乗せたANA431便が神戸空港を定刻の7:30に飛び立って今年のティーズエリア西表島ツアーも始まりました。

ところが何てことでしょう!この日フィリピンの北側に台風が発生してしまいました。

しかしこんなことでめげるT's AREAのメンバーではありません。

西表島に到着後早速皆でダイビングの用意をして、ファストダイブの「ミッドフィールド」を皮切りに合計10本と今回もよー潜りましたよ(^^)

と言うことでこの日は「ミッドフィールド」の一本勝負でした。

どぼん!と飛び込むと船の下は見事なサンゴ礁が広がり、みんなで久々西表の海の感触?を確認するように楽しみましたよ(^^)

見事なサンゴ礁には、やはり色取り取りの熱帯魚がつきものです。テングカワハギやフウライチョウチョウウオ、セグロチョウチョウウオ、シチセンスズメダイ、ミスジチョウチョウウオやアサドスズメダイ、ルリホシスズメダイ、ナミスズメダイ、ネッタイスズメダイやヒフキアイゴなど書き出したらきりがないほどの熱帯魚達が我々のファーストダイブを歓迎してくれました。


ここは地形も面白く、このサンゴ礁にはいたるところに水路があり、入ってみると、今度は鮮やかなブルーの水路に両脇にはサンゴ礁と息を呑むような美しさでした。

ブルーの水路を抜けると砂地とサンゴのガレ場の広場に出てきて、今度はキンチャクガニなどの甲殻類探しでひと遊びです。

ふとダイブコンピューターをみるともう一時間近くたっていました。楽しいことをしていると時間はあっという間ですね(^^)

一粒で何度も美味しいファーストダイブでしたが、今日はこれ位にしといたろ!とみんなでご機嫌さんで浮上しました(^^)v

M本さん撮影の見事なサンゴ礁


I百蔵さん撮影の見事なサンゴ礁


K口さん撮影のテングカワハギ


O橋さん撮影のハタタテハゼのカップル


Y田さん撮影のメガネスズメダイの幼魚

7/17金
@バラス北
Aイソロク
Bキントキ 
天気:   晴れ 気温: 30〜34℃
水温:   30℃ 透明度: 20〜25m 波高: 0.5m

2日目、やはり台風のうねりが南から入ってきましたが、さすが西表島。どこかで潜れます。
と言うことでこの日我々は西表島の北側の波の穏やかなポイントに潜りました。


先ずは「バラス北」です。
ここは真っ白いサンゴの死骸が積み重なって出来た島「バラス島」のすぐ北にあるポイントで、サンゴ礁、砂溜まり、ガレ場と色んな水中環境が揃っているので、やはり生物が多かったです。

サンゴ礁では、シチセンチョウチョウウオ、イッテンチョウチョウウオ、それにレア物のオオフエヤッコのカップル、アサドスズメダイやネッタイスズメダイなどのスズメダイの仲間、
砂溜まりやガレ場ではハタタテハゼやクロユリハゼ、アカハチハゼなどが可愛らしい姿を見せてくれました。

最後はサンゴ礁に戻って安全停止をしていると、アカネハナゴイが乱舞していたり、クマザサハナムロやウメイロモドキの団体さんのお通りがあったりでメチャお得なダイビングでした
(^^)


2本目は「イソロク」

ここは、真っ白い砂地にサンゴ根が点在する「THE沖縄」のポイントでありました。

そのうちの一つの小ぢんまりしたサンゴ根には、根が見えないくらい、いーっぱいのキンメモドキやスカシテンジクダイ、ミナミハタンポが大きな群れをつくっていました。

他のサンゴ根に比べて、その根には特別いーっぱい魚達が付いていました。

ガイドのホットマングローブの梅ちゃんも「昔からこの根にだけなぜかいーっぱい付くんです」って言っていました(^^)
不思議ですね。でも何か魚達にとって理由があるんでしょうね(^^)

3本目は「キントキ」

砂地とガレ場のスロープにポツンと一つ小ぢんまりした根があり、その根にはホウセキキントキがいつも群れているので、この名前が付いたそうです。

ホウセキキントキだけではなく、ヨスジフエダイやキンメモドキやスカシテンジクダイやキンギョハナダイやケラマハナダイ、カシワハナダイなどが群れていて、メチャ賑やかな根でした。

根の隙間や下には、オイランヨウジやヒレフリサンカクハゼ、ベンテンコモンエビ、ミカズキコモンエビなどがユニークな姿を見せてくれました。

浅場に移動すると、ここも美しいサンゴが点在し、そこには黄色いインドカエルウオの幼魚やキイロサンゴハゼ、アカメハゼが、岩の穴にはイシガキカエルウオやヒトスジギンポなどがチョロチョロしていてとっても可愛かったですよ(^^)

レア物のオオフエヤッコ
(K口さん撮影)


アカハチハゼのカップル
(I百蔵さん撮影)


根にいっぱい付いていた魚達
(O橋さん撮影)


ヨスジフエダイの群れ
(Y田さん撮影)


とっても可愛いアカメハゼ
(M本さん撮影)

7/18土
@バラス東
Aバラス西
B天竺
天気:  晴れ 気温: 30〜34℃
水温: 29〜30℃ 透明度: 2〜25m 波高: 0.5m

3日目は「バラス東」「バラス西」そして「天竺」の3ダイブでした
(^^)

真っ白いサンゴの死骸でできたバラス島の1本目は「東」2本目は「西」に潜りました。

両ポイント共に長いサンゴ根が点在する、ダイナミックなポイントでした。

「東」ではドロップオフには名物の大きなリュウキュウイソバナがあちこちに付いており、それらと魚達やダイバーを絡めて見てみると雑誌に出てくるようなええ感じの風景だったので、思わずみんなで交代でいっぱいパチパチ撮影してしまいました。


「西」では、見事なサンゴ根に、沢山のウミシダが付いており、それらを棲家にしている、コマチコシオリエビやバサラカクレエビやウミシダヤドリエビやウミシダウバウオなどガイドの梅ちゃんがいっぱい見せてくれました(^^)


そして両ポイント共に根についているサンゴ達が本当に美しく、それらの上にはお約束の色取り取りの熱帯魚達が絡まり、我々も絡まって、その溶け込んだ感覚がメチャ気持ちよかったですよ(^^)



3本目は「天竺」に潜りました。

ここは内湾のポイントで、透明度は2〜5m。さっきの「バラス」とは別世界です。何が面白いねん!と思われるでしょうけど、これはこれでめちゃ面白いのです。

砂地には、黄色のギンガハゼがあちこちいたり、名前の通りテンジクダイの仲間も多く、アトヒキテンジクダイ、イトヒキテンジクダイ、クロオビアトヒキテンジクダイ、サンギルイシモチ、ミヤコイシモチなどの美しいどころも揃っていて、本当に退屈させないめちゃ楽しいポイントでありました。

結局1時間近くも彼らと遊んでしまいました(^^)これもダイバーの特権であります。

リュウキュウイソバナとアカネハナゴイ(O橋さん撮影)


リュウキュウイソバナとハナミノカサゴ(K田さん撮影)


リュウキュウイソバナとダイバー(Y田さん撮影)


ウミシダを棲家にしているウミシダウバウオ(M本さん撮影)


黄色いギンガハゼ
(I百蔵さん撮影)


イトヒキテンジクダイ
(K口さん撮影)

7/19日
@Gスポット
A網取浅場
Bティーズエリア
天気:   晴れ 気温: 30〜34℃
水温:   30℃ 透明度: 15〜30m 波高: 0.5m

最終日は台風も大陸に抜けていったのでうねりも治まり、西表島の西側の代表的なポイント「Gスポット」「網取浅場」そして我らが「ティーズエリア」に潜りました。


西表島の西側のポイントはこの時期西表島の中でも最も透明度が良くサンゴのリーフが素晴らしいポイントが点在します。

「Gスポット」「網取」共に、めーっちゃサンゴがきれい!こんな生き生きした見事なサンゴ礁は久々見ました!
またそのきれいなサンゴの上に乱舞するアカネハナゴイやデバスズメの美しいこと!この世のものとは思えないほどの美しさに心底癒されてしまいました。

あえて多くを語りますまい。と言うより当てはまる適当な言葉が見当たらないほど美しかったです!感動した〜!(古い?)



ラストダイブはやはり我らが「ティーズエリア」ですがな。

やっぱりここは面白いですね(^^)

ユビエダハマサンゴの群落は格好の小魚の棲家になっておりまして、ネオンテンジクダイ、スカシテンジクダイ、アトヒキテンジクダイ、イトヒキテンジクダイ、マンジュイシモチなどのとっても可愛いテンジクダイの仲間がいっぱいでしたよ。

これらテンジクダイの仲間達は口いっぱいに卵を頬張っている♂がいっぱいました。「テンジクダイのとうちゃん達、頑張ってね!」って思わず水中で声をかけてしまいました(^^)

隣のナガレハナサンゴには、心の美しい人しか見えないニセアカホシカクレエビがいたり、シライトウミウシやコナユキツバメガイが砂地を這っていたり、浅瀬の砂地には、グレーや黄色のギンガハゼがあちこちいたり、もっと浅瀬の海草アマモの林には、マンジュウイシモチの超幼魚(尾びれ近くの斑点がまだない)がいっぱいいたり今回も本当に楽しませてくれました。

あまり楽しいので今年も水中ガイドの梅ちゃんと目を合わさない様にしていたのですが、ついに目が合ってしまって無常の浮上のサイン?を出されて、後ろ髪を引かれながらみんなで浮上しましたv(^^)v


皆様、本当にお疲れ様でした〜!!v(^^)v

Y本さん撮影の見事なサンゴ礁と熱帯魚達


O橋さん撮影の美しいデバスズメダイ


T's AREAのテンジクダイの仲間達(スタッフのI井撮影)


ニセアカホシカクレエビですけど見えます?(I百蔵さん撮影)


口内保育中のクロオビアトヒキテンジクダイのとうちゃん!
(K口さん撮影)


Y田さん撮影のマンジュウイシモチの正面顔


M本さん撮影の海ショウブに住むマンジュウイシモチの幼魚達