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2007年 9/21金〜25火 沖縄の宮古島に行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 9/21金
   中ノ島チャネル
天気: 晴れ時々曇り 気温: 28℃
水温: 27℃ 透明度: 20m 波高: 1.0m
行く前に発生した台風12号も中国大陸の方に抜け、「ええ感じやないの」と今年も、もうひと夏楽しもう!と沖縄の宮古島に行ってまいりました(^^)>

朝、神戸空港を飛び立ち、那覇空港を経て宮古島空港に着いたのはPM2:10でした。
しかしここは貧乏性、いやアクティブなT'sのメンバーです。「さぁ行くで」と着いて早速、水着に着替えて宮古島の海に繰り出したのは「中ノ島チャネル」でした。

でもさすが沖縄ですね。もう夕方だと言うのにカーッと照りつけるお天道様と、むーっとしたあの夏の香がわれわれを迎えてくれ、テンションを上げてくれました(^^)

と言う訳で初日の「中ノ島チャネル」から始まって今回も合計10本とよー潜ってきましたわ(^^)
それではここらでそろそろダイビングのリポートにまいりましょうかね(^^)>


先ず1本目は「中ノ島チャネル」
下地島にある水路(チャネル)が走り回っているポイントで、昔からその水路にはレア物の幼魚、幼体達が育っていく保育園のようなところです。

相変わらず幼魚、レア物が多く、水路にはイロブダイの幼魚、ツユベラやトカラベラの幼魚、ミヤケテグリ、キンチャクガニ、ウコンハネガイ、ボウズギスモドキなどが見られました。

僕も久々ここに潜ることができて、本当に懐かしかったですし、楽しく潜らせてもらったので、長旅の疲れもどこかにすっ飛んでしまいました。(^−^)

イロブダイの幼魚


ミヤケテグリの幼魚


キンチャクガニ


OYさん撮影のウコンハネガイ。
光っているところが写っていますよ!すごいですね!!

ポイント: 9/22土
@NO.15Aつなみ石B狩俣下
天気: 晴れ時々曇り 気温: 28℃
水温: 27℃ 透明度: 20〜30m 波高: 1.0m
2日目1本目は「NO.15」というところに潜りました。

ここは長ーいサンゴ根があって、端っこの大きくオーバーハング(抉れている)しているところに、大きなシンデレラウミウシが壁面に黄色い卵を産卵していました。

その後みんなでサンゴ根の上に移動するとアカネハナゴイの大きな群れが我々を迎えてくれました。本当に美しいハナダイです。彼らを見ると沖縄に来た〜!って感じがします。

そのアカネハナゴイの群れている下のサンゴにはハダカハオコゼが瞳をキラリンと輝かせておりました。

このダイビングでMYさんが100ダイブを達成されました!本当におめでとうございます!!v(^^)vこれからも感動に瞬間を求めて一緒に色んな海に繰り出しましょうね(^^)


2本目は「つなみ石」

ここは下地島にある、地形ポイントで、「アントニオガウディ」のミニチュア版のようなホールがありブルーの穴がとっても幻想的なポイントでありました。

ホールの中ではアカマツカサ、ハタンポの仲間、うちのメンバーの方々がブルーの穴にシルエットで見えとてもええ感じでしたよ。


美味しいランチを港に戻って食べた後3本目は宮古島本島にある「狩俣下」に潜りました。

ここは砂地に小ぢんまりしたサンゴ根が点在する、THE沖縄の世界です。
これらのサンゴ根は小宇宙を形成し、それぞれ小ぢんまりした独立した生態系を形成しておりました。

ここでは、イソギンチャクにニセアカホシカクレエビ、ナデシコカクレエビにカクレクマノミ、ムチカラマツにムチカラマツエビやウミウシではクロスジリュウグウウミウシ、モザイクウミウシ、カエルウオではイシガキカエルウオ、ヒトスジギンポなどが我々のデジカメの撮影会に参加してくれました(^^)

TMさん撮影のシンデレラウミウシとその卵


TMさん撮影のアカネハナゴイのハーレム


NYさん、100本達成本当におめでとうございました!!
これからもお茶目なダイビングを一緒に続けましょうね(^^)


ムチカラマツエビ


OYさん撮影のクロスジリュウグウウミウシ

ポイント: 9/23日
@アントニオガウディ
AWアーチB魔王の宮殿 
天気:   晴れ 気温: 28〜32℃
水温: 27℃ 透明度: 20〜30m 波高: 1.5m
3日目1本目は「アントニオガウディ」

ここは下地島の地形のポイントで、天井や壁にあちこち穴があいている大きな水中ホールが有名なところです。

中に入ってみると幻想的で芸術的な感じがするので、こういう名前が付きました。
特にホールの下から天井の方を見るとブルーの穴がとってもええ感じでしたよ。


2本目は「Wアーチ」

ここは伊良部島の地形のポイントで、水深も浅くアーチやトンネルがいっぱいあるところです。

中にはアカククリの幼魚や、ゴシキエビ、オオカイカムリやアカマツカサ、ハタンポの群れが屯していました。

そしてトンネルから出て行くときの出口のブルーの穴がとってもきれいでしたよ(^^)


3本目は「魔王の宮殿」

下地島の代表的な地形ポイントです。人が並んで2人位入れるほどの横穴に入って、真っ暗なトンネルを進んでいくと天井からさーっと光のカーテンがかかっているホールに出てきます。

その光のカーテンにハタンポやキンメモドキの群れがゆっくり回転しながら絡んでくるものですから、本当にそのあと魔王が登場しそうな雰囲気でした。

みんなで魔王役を交代して撮影会をした後は、天井の穴から脱出です。その時のブルーの天穴に消えていく皆さんの姿がこれまたとっても美しかったですよ(^^)

アントニオガウディ


Wアーチ


Wアーチ


OYさん撮影のオオカイカムリ


魔王の宮殿からの脱出




ポイント: 9/24月
@ドロップオフNO.1
Aハタンポの根
Bエンドレスコーラルウェイ
天気: 晴れ時々曇り 気温: 28〜32℃
水温: 27℃ 透明度: 15〜30m 波高: 1.5m
今日の1本目は大物狙いで下地島の「ドロップNO.1」

名前の通り群青色のドロップオフが続くダイナミックなポイントでした。その群青色に銀色の大きな2匹のロウニンアジが颯爽と登場です。とってもかっこよかったですよ。

彼らの雄姿を見送った後は、今度は地形を楽しもうとドロップオフの亀裂から迷路のような細い水路に進入し、いつの間にやらまた元のドロップオフに戻ってくるというコース取りでとってもエキサイティングでええ感じでした。

帰ってきたドロップの壁には、スミレナガハナダイのハーレムがあり相変わらず♂の婚姻色が美しかったです。

その後みんなで浅い棚の上に上って安全停止しながら小魚とサンゴを眺めてリラックスしていると、最後に大きなナポレオンが我々を見送ってくれました(^^)


2本目は池間島の「ハタンポの根」です。

ここは、さっきとは一転して砂地とサンゴ根のTHE沖縄の世界です。
砂地ではガーデンイールがユーラユラ、小さなサンゴ根にはデバスズメダイやフタホシリュウキュウスズメダイの群れ。

大き目のサンゴ根にはこれまたお約束のスカシテンジクダイの群れ、それを狙うユカタハタやハナミニカサゴ。中層を舞うハナダイやスズメダイの仲間とお約束の彼らを見て身も心も本当に癒されてしまいました。波も流れもうねりもなくみんなでノーンビリ楽しめました。


ラストダイブは「エンドレス・コーラルウェイ」
地形を楽しみ、砂地とサンゴ根を楽しみ、今度はサンゴ礁を楽しもうとここに潜りました。名前の通りサンゴ礁が本当に見事なポイントで、いろんな種類のサンゴが生息していました。

元気なサンゴ礁にはやはり元気な多種多様な生物が生息します。アサドスズメダイなどのスズメダイの仲間、フウライチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間、コガシラベラなどのベラの仲間、テングカワハギのカップル、ウミウサギガイ、ナデシコカクレエビなどの住人にお目にかかりました。

そうしているうちにキビナゴの大群が銀色のボディをキラキラ光らせてやってきたかと思うと、その大群にカツオの編隊が突っ込んでいきました。

いつもながら海の中の豊かさ、そして厳しさを見たような気がしました。

このように今回のT's AREA宮古島ツアーも地形、THE沖縄の世界、素晴らしいサンゴ礁と色んなポイントにバランスよく潜れて本当に楽しくそして無事終了しました。

勿論アフターダイブは、お気に入りの居酒屋「わん」でキャワモト君も一緒に打ち上げで大いに盛り上がったのは言うまでもありません。皆様おつかれっす!(^^)>

ロウニンアジ


OYさん撮影のスミレナガハナダイ


ガーデンイール


デバスズメダイ


見事なサンゴ礁


TNさんとサンゴ礁


皆様!お疲れ様でした〜!!
v(^^)v


ポイント: 9/25火
観光で東平安名崎展望台へ
天気: 晴れ時々曇り 気温: 32℃
水温:  透明度:  波高: 
最終日は、レンタカーを借りてみんなで東平安名崎観光に繰り出しました。

国の史跡名勝天然記念物に指定されているここ東平安名崎は、宮古島の最東端に位置し、紺碧の海に2kmにわたって突き出したとっても美しい岬です。

先端には灯台があり東側は太平洋、西側には東シナ海を望むことができる壮大な景観を楽しめましたよ。海の中同様とっても雰囲気のあるところでした。

その後はイムギャーマリンガーデン、ドイツ文化村に寄って、ゆっくりお昼ご飯を食べてから宮古島空港に向かい、みんなで帰路に着きました(^^)