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2007年 7/20金〜24火 沖縄の西表島に行ってまいりました(^^)> 

7/20金 天気:   晴れ 気温: 34℃
水温:    31℃ 透明度:  10m 波高: 0.5m

今年も夏の沖縄を楽しもう!と毎年恒例、八重山諸島の西表島に行ってまいりました(^^)>

時は7/20、我々を乗せたANA431便が神戸空港を定刻を少し遅れて飛び立って今年のティーズエリア西表島ツアーも始まりました。

那覇で乗り換えて石垣空港に着いたのは9:50でした。それから皆でタクシーで石垣港に移動して今度は高速艇に乗り換えて西表島に着いたのは14:00過ぎでした。
到着後早速皆でダイビングの用意をして、西表島でのファーストダイブを皮切りに合計10本と今回もよー潜りましたよ(^^)

と言うことでこの日は「ヒナイビーチ」の一本勝負でした。

どぼん!と飛び込むと船の下は浅いサンゴのバラス&ガレ場にサンゴ根が点在するところで、水慣らしダイビングには持って来いのポイントでした。みんなで久々西表の海の感触を確認?するように楽しみましたよ(^^)

まずこの浅場からスロープを下っていくと細かい砂地になり、そこのイボハタゴイソギンチャクにはトウアカクマノミが大小いっぱい棲み付いておりました。

すぐ横の砂地では、シマオリハゼ、クサハゼ、クロオビハゼ等の美しい泥ハゼ達があちこちでテッポウエビと共生しておりました。

その後浅いところのメインのサンゴ根に帰ってみると、今度はスカシテンジクダイの群れにキンギョハナダイやケラマハナダイの群れ、それを狙うユカタハタやアザハタといつもの沖縄の海が広がりました。

この根には小さな生物も多く、フタイロカエルウオ、ヒトスジギンポ、イシガキカエルウオ、オイランヨウジ、ミカヅキコモンエビなどが我々を出迎えてくれて、いきなりとっても得した気分のファーストダイブでしたv(^^)v

神戸空港、行ってきまーす!


トウアカクマノミ


クロオビハゼ


ミカズキコモンネビ

7/21土  天気:   晴れ 気温: 30〜34℃
水温:   29〜31℃ 透明度: 20〜30m 波高: 0.5m

2日目は「仲ノ御神島 東の根」「仲ノ御神島 く・ヒルギ」「バラス北」というところに潜りました。

この日は海のコンディションが良かったので久々「仲ノ御神島」に行くことができました。
ここはお天気や海のコンディションは勿論、潮、流れ、そしてダイバーのレベル等色んな条件が揃わないとなかなか行けない我々ダイバーにとって秘境的な憧れのポイントであります。


先ずは「東の根」です。
ここは大きなビルのような巨岩がそそり立ち、ダイバーがしがみ付いて回遊魚待ちしている写真をよく雑誌の写真で紹介されているところで、我々もこの写真のように、巨岩の周りを遊覧飛行したり、巨岩のトップにしがみ付いて、その前を悠々と泳ぐ、イソマグロやテングハギモドキ、ギンガメアジ、カスミアジ等を眺めておりました。

それがあんた、また透明度がめちゃ良かったので本当に気持ちよかったこと!
最後はこの群青色の中層を銀色の回遊魚達と少しの間編隊に混ぜてもらって一緒に飛行してから、皆で浮上していきました。


2本目は「く・ヒルギ」
ここは仲ノ御神島の西側のポイントで地形がとっても面白いポイントでありました。

あちこちに迷路のようなトンネルやホールがあり、それらの天井の穴から差し込む光のカーテンがとっても幻想的で美しかったですよ。

たっぷり幻想的な穴を楽しんだ後は、目の前に広がる真っ白い砂地やサンゴのリーフ礁の上に色取り取りの熱帯魚が舞う、これぞ沖縄!の世界を満喫してみんなで気持ちよ〜く癒されてしまいました。


3本目は「バラス北」
サンゴの白い死骸でできたバラス島の北側にあるポイントで、
水中はガレ場や砂地ありの、サンゴ礁ありので色んな環境が揃っているので色んな生物が棲んでいます。

サンゴ礁では、アカネハナゴイ等のハナダイの仲間やカスミチョウチョウウオ等のチョウチョウウオの仲間やタカサゴやウメイロモドキ等のグルクンの仲間達が群れ、サンゴ礁に付く色取り取りのウミシダには色取り取りのバサラカクレエビが潜んでいたり、ガレをめくると、ツマジロオコゼが出てきたりで色んな生物に会えてとってもお得なダイビングでした(^^)v

仲ノ御神島


仲ノ御神島


仲ノ御神島


イソマグロ


く・ヒルギの洞窟


く・ヒルギの洞窟


ツマジロオコゼ

7/22日 天気:  晴れ 気温: 30〜34℃
水温: 29〜31℃ 透明度: 2〜40m 波高: 0.5m

3日目は「サンドガーデン」「アザミの根」「テンジク」


この日は海のコンディションが最高で波照間島の「サンドガーデン」に行くことができました。
船の上から見る水の色も最高でこの世のものとは思えないほど美しいブルーでした。
みんなでわくわくしながら飛び込むと、海の中も本当に美しくまるで水がないような錯覚を起こすほどでした。

真っ白い砂地に着底して海底から水面上を見上げてみると、水の色が淡いブルーからディープブルーに変化していき、目まいがするほど美しかったですよ。
その美しいブルーに我々ダイバーが溶け込み、皆さん本当に絵になっていましたよ。


2本目も波照間の「アザミの根」
ここの景観も同じく素晴らしいブルーの水と白い砂地とサンゴ根がめちゃ美しいところですが、サンドガーデンに比べると浅いので、みんなで時間をかけてこのブルーとゆっくり楽しむことが出来ました。

あまりにも抜けるような美しい水と、細かい真っ白な砂地だったので、これは泳ぐにはもったいないと?みんなでブーツとフィンを脱いで、ジャンプをしたり宙返りをしたリ、駆けっこをしたりしました。これも我々ダイバーの特権ですよね。
皆さんそれぞれの無重力のグランブルーの世界を堪能していましたよ(^^)


3本目は西表島に帰って「テンジク」に潜りました。
ここは内湾のポイントで、透明度は2〜5m。波照間とは別世界です。何が面白いねん!と思われるでしょうけど、これはこれでめちゃ面白いのです。

砂地には、黄色のギンガハゼがあちこちいたり、ユビエダハマサンゴの群落には我々ダイバーのアイドル、ニシキテグリがいっぱいいるのです。
それぞれマイニシキテグリを見つけてじーっくりその愛くるしい姿と動きを観察したり、デジカメで撮影したりするのは本当に楽しいですね。

名前の通りテンジクダイの仲間も多く、アトヒキテンジクダイ、イトヒキテンジクダイ、クロオビアトヒキテンジクダイ、サンギルイシモチなどの美しいどころも揃っていて、本当に退屈させないめちゃ楽しいポイントでありました。
結局1時間近くも彼らと遊んでしまいました(^^)これもダイバーの特権であります。

波照間の水中から見る太陽


波照間で裸足のIYさん


サンギルイシマチ


イチモンジコバンハゼの幼魚

7/23月 天気:   晴れ 気温: 30〜34℃
水温: 28〜31℃ 透明度: 15〜30m 波高: 0.5m

最終日は「ノースコーナー」「ハリケーン」「ティーズエリア」に潜りました。


西表島の西側のここ「ノースコーナー」はこの時期西表島の中でも最も透明度が良くサンゴのリーフが素晴らしいポイントであります。

この気持ちよいリーフの上をみんなで滑るように下りていくと、-30m近くのオーバーハングしているところには僕の大好きなハナゴンベがあちこちで美しいボディを惜しげもなく見せてくれました。本当に美しいハナダイです。

ひとしきり見とれてからみんなで浅瀬に移動すると、色取り取りの熱帯魚の乱舞です。今度はレア物のオオフエヤッコのカップルがヒラリヒラリと現れました。

そうしているうちにどこからともなくブルーと黄色が鮮やかなウメイロモドキの大群が現れて、彼らのこれでもかの「THE沖縄」の演出に身も心もすっかり癒されてしまいました。


2本目は「ハリケーン」ここもサンゴ礁が本当に素晴らしく、僕はここが西表島で一番サンゴが見事ではないかと思います。

キャベツのような形のリュウキュウキッカサンゴの大群生や色んなテーブルサンゴやエダサンゴ、ヤサイサンゴの仲間が本当に見事に調和して共存している様は見事の一語に尽きます。
その上をノコギリダイが優雅に群れていたり、色んなチョウチョウウオの仲間がサンゴをつついていたり、サンゴの間のイソギンチャクの上にはお約束のハマクマノミやカクレクマノミがいたり「ノースコーナー」に続き西表島を代表する癒しのスポットにここでもやはりお約束で身も心もグネグネに癒されてしまいました。
おまけにここは地形も面白くトンネルやホールがいたるところにあり後半はこのブルーのホール達に脳みそを真っ白に洗われました。

そしてこのダイビングで、IKさんが見事200本を達成されました!本当におめでとうございます!!
これからも色んな海で一緒にお茶目なダイビングを続けましょうね!!v(^^)v


ラストダイブはやはり我らが「ティーズエリア」です。

やはりここは面白いですね。
ユビエダハマサンゴの群落は格好の小魚の棲家になっており、ネオンテンジクダイ、スカシテンジクダイ、アトヒキテンジクダイ、イトヒキテンジクダイ、マンジュイシモチなどのとっても可愛いテンジクダイの仲間がいっぱいでした。

周りの砂地には、グレーや黄色のギンガハゼがあちこちいたり、ウミテングがのそのそ這っていたり、浅瀬の海草アマモにはこれまたレア物のフチドリハワハギが上手に擬態していたり、マンジュウイシモチの超幼魚(尾びれ近くの斑点がまだない)がいたり今回も本当に楽しませてくれました。

あまり楽しいので水中ガイドの梅ちゃんと目を合わさない様にしていたのですが、ついに目が合ってしまって無常の浮上のサイン?を出されて、後ろ髪を引かれながらみんなで浮上しましたv(^^)v

勿論、この日は最終日だったので、アフターダイブは、毎度お馴染み、「初枝」と「ホットマングローブクラブハウス」で大いに盛り上がったのは、言うまでもありませんよね。

皆様、本当にお疲れ様でした〜!!v(^^)v

ハナゴンベ


オオフエヤッコ


ノコギリダイの群れ


IKさん、200本、本当におめでとうございます!!v(^^)v


マンジュウイシモチ


ギンガハゼ


「初枝」にて打ち上げ(^^)


「ホットマングローブ」にて打ち上げ(^^)