2006年 3/25日 四国の牟岐に行ってまいりました(^^)> |
ポイント: 内湾 | 天気: 曇り時々晴れ | 気温: 13℃ |
水温: 18℃ | 透明度: 15m | 波高: 0.5m |
今回は四国徳島県の牟岐に行ってまいりました(^^)> この日の牟岐は、土曜日に低気圧の前線が通過したため前日の牟岐の海は大荒れだったみたいですが、日曜日はお天気はじょじょに回復しお昼前にはええ天気になり、海のコンディションもそれがあんた予想を外して最高でめちゃ快適に楽しんでまいりました(^^) 1本目は牟岐大島の南側の湾内のポイントで、名前もそのまんまの「大島内湾」。 ここには大きなフカアナハマサンゴ(高さも直径も約10m近くある三角錐型)が有名なところであります。 この大きなサンゴの周りは砂地ありの岩礁ありのサンゴ礁ありのと色んな環境がそろっているのでそれらを住処にする生物はとっても多いんですよ。 只今クロホシイシモチの大群がこの名物サンゴを覆うように群れていました。砂地ではネジリンボウやヒレナガネジリンボウやホタテSPなどがいるのですが、今回は前日海が荒れたせいか残念ながら彼らに会うことは出来ませんでした。その代わりに大きなクロイトハゼのペアーがしきりに砂を頬張っていました。 サンゴ礁では、温暖化の影響で水温が高いので、ソラスズメダイやクマノミ、ミツボシクロスズメダイなどのスズメダイの仲間やヤリカタギ、スミツキトノサマダイ、トノサマダイなどのチョウチョウウオの仲間達やツノダシなどの熱帯魚達も越冬して元気いっぱいでした。 岩盤やサンゴの隙間にはオキナワベニハゼ、イチモンジハゼ、アオイソハゼ、ベンケイハゼなどが、まるで和洋折衷のように温帯の生物と熱帯の生物が共に棲んでいました。その辺が偉大な黒潮の恩恵を受ける日本の太平洋側の海の素晴らしいところで、世界屈指の生物層を誇るんですよね。 そして今回もウミウシや甲殻類の仲間達も多くとっても得した気分のダイビングでした(^^)v |
![]() いざ牟岐大島へ! ![]() フカアナハマサンゴにクロホシイシモチ ![]() クロイトハゼ ![]() オキナワベニハゼ ![]() アカホシカクレエビ |
ポイント: ビシャゴ | 天気: 曇り時々晴れ | 気温: 21℃ |
水温: 17〜18℃ | 透明度: 20m | 波高: 0.5m |
2本目は「ビシャゴ」に潜りました。 ここは1本目の「大島内湾」の向い側にあるポイントで、いろんな種類のサンゴが群生するスロープがとっても沖縄ぽくって個人的に僕のお気に入りのポイントであります。 この沖縄っぽいサンゴのスロープを下りていくと本州固有のサクラダイのハーレムやハナゴンベのカップルなどハナダイの仲間やコガネスズメダイ、マツバスズメダイの群れやイサキの大群が我々を迎えてくれました。 そして透明度も沖縄みたいに良かったのでとってもええ感じで中層を遊覧飛行して来ました。 相変わらずサンゴやソフトコーラルが美しく、それらにタキゲンロクダイ、ミスジチョウチョウウオ、アケボノチョウチョウウオ、ヤリカタギ、レンテンヤッコ、キンチャクダイ、イトヒキベラ、クロヘリイトヒキベラ、クロユリハゼ、ソラスズメダイやキンギョハナダイの群れ、ホウセキキントキやツマグロハタンポ、カゴカキダイの群れが、とっかえひっかえと登場しては絡むものですから本当にう〜っとり&リラーックスダイビングで、なんか沖縄で潜っているような錯覚を起こしてしまいましたよ(^^)v そしてここもウミウシの仲間もまだまだ多く、カンナツノザヤウミウシやシライトウミウシなどが美しくそして可愛かったですよ(^^) このように水温も18〜20℃と暖かいですし、サンゴや熱帯魚達も生き生きしてとっても活気に溢れています。 ぜひこれからのこの活気溢れる春の海に一緒に繰り出しましょうね! (^^)v こういう海に潜っていると我々ダイバーもついついつられてメチャ元気になれるんですよね。これが!(^^) 今回の帰りには、インド料理屋さんでおいしいカレーとナンとタンドリーチキンを食べてめちゃご機嫌さんで帰ってまいりましたv(^^)v |
![]() ハナゴンベ ![]() イサキの大群 ![]() カンナツノザヤウミウシ ![]() シライトウミウシ |